介護の勉強

[必見]2024年までに介護事業者はBCP策定を義務化

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

タイムリーな内容を送りたいと思います。

今回は、2024年度から全介護事業者にはBCP(業務継続計画)策定を義務化と厚労省から発表されました!

(2021年2月17日衆院予算委員会にて)

BCP?

何だそりゃ?

って感じですよね。

最近、と言うか近年「災害や感染症」と言う被害が、各地で頻繁に起きています。

そんな危機管理リスクについて、介護事業所でもしっかりとした「マニュアルを策定しましょう」と言う方針です!

新型コロナ対策や、地震・台風・豪雨等による災害に備えましょう!

と言うものです。

実は、2021年度介護保険大改正の時点から「義務化」となっておりますが、現時点では2024年までの3年間は経過措置としています。

何故、ここまで厚労省も考えたのか?

それは、あらゆる感染症の流行や災害が起きようとも「介護保険サービスを必要とする高齢者」は多く居ると言う事から、BCP策定が義務化されると言う事になりました。

いきなり、こんな大まかに言われても「どうBCP策定したらいいんだよ!」

となりますよね。

そこで、行政とも協議しながらBCP策定を早い内から考えておく事が大切だと思いますよ。

そんなBCP策定に関して、現段階で出来る事について考えていきたいと思います!

それでは、今回もよろしくお願い致します!

災害が起きた時に対応出来る介護事業所が評価されるでしょう!

例えばの例をあげますね!

そもそも、去年の熊本県での大豪雨によると、とある特別養護老人ホームで多くの入所者が亡くなり介護士にも命の危険がありました。

しかも、コロナ禍の状態ですよ。

そう言う時に、出来る限り「高齢者の命を守れる災害・感染対策」が出来る様にしておかなくてはいけません。

さすがに100%守る事は物理的にもマンパワー的にも難しいとは思います。

しかし、そんな災害・感染症と言う脅威から最小限に抑えられる様にしっかりとBCPの策定をしましょう!

と言う事です。

但しですよ!

もしも災害が夜間帯に介護保険施設で起きてしまったら?

間違いなく、被害は最小限には押さえ込まれません。

日中における介護保険サービス事業者は介護士・介護福祉士・看護師と言うマンパワーが揃っています。

勿論、介護保険施設もです。

しかし、そんな中でも夜間に出来るBCPを策定する事は出来ます!

それが出来る介護事業者は相当に評価されるでしょう!

これを打破するには、設備だけの対策では限界があります。

どんなに資金を捻出してもです。

そこで、マンパワーで被害の最小限には近づけると思います!

そんな場合の対策とは何でしょう?

夜間の災害時へのBCP策定は必須です

ある程度のBCPの策定は簡単に出来ると思います。

しかも、夜間帯での災害です。

そんな方法は、介護保険施設や有料老人ホーム等でも可能です。

そこで、夜間帯での人員配置を多くしましょう!

と、言っても毎日出来る事ではありません。

そこで、出来る事があります。

今の災害予報は昔よりも先を読める状態です。

(但し、地震は難しいです)

台風や大雪による災害への対策(BCP)は出来ます!

とは言っても、それだけマンパワーだけは前情報で対策可能ですよね!

しかし、そう言う事態へはどこの介護施設は対応出来ているんですね。

それをBCP策定へ準拠すれば良いです。

ですが、BCPに準拠するとなれば簡単にはいきません。

例えば、夜間帯の災害では夜勤職員だけでは無理があります。

相当な無理です。

そこで、私が考えるに「災害が起きる可能性がある場合は、管理職をメインに介護施設へ泊まりましょう」

管理職は責任者ですから。

これしか無いです。

とは言っても、それだけでもマンパワーが足りません。

そこで、日頃から民生委員や1番は「地域の消防団」の皆さんとの連絡体制をとって起きましょう!

これは、日中の介護保険サービス事業者の方々もです。

何が言いたいかと言うと地域の方々と協力体制を日頃から取っておくことの重要性です。

あまり考えていなかったかもしれない、「インフォーマルサービス」の方々と結束を深めておきましょう!

と言う事ですね。

多くの介護事業者は、「自分達で何とかする」

としか考えない事が多いんですね!

そんな古い考え方は捨てましょう。

特に地域密着型の介護事業者は積極的なインフォーマルサービスへのアプローチが必須なんです!

そう言う考え方こそが、BCP策定には必須となるでしょう。

感染症対策のBCPも日頃からの感染リスクマネジメント更新が生きる

災害だけでは無く、感染症対策へのBCP策定も必須です。

そこは、毎月必ず「感染リスクマネジメント対策」について深く考えましょう!

毎月、これを行う事で「BCP対策が必須」と勝手に構築されていく訳です。

書面上だけでBCPについて考えるよりも、余程効率的であり策定は簡単に出来るはずです。

そう言う感染リスクマネジメント対策を、日々考えながら行っていく事でBCPへ対応出来るんですね!

そんな、更新が今まで以上に大切です。

そして、BCP対策が生きるんですよね!

あたふたして、適当なBCP対策は意味がありませんよ。

日頃からの感染症対策についてのBCP対策を考えましょう!

ここまでのまとめ・・

介護事業所は、BCP対策を2024迄に策定しなければいけません。

それだけ、介護という役割には大きな意味がこれから進展していくという事です。

今まで行ってきた介護支援と、それ以上に災害や感染症への対策が確実に行われているのか?

と言う事です。

BCPに関してのマニュアル作成は、今から日頃からの「災害・感染症」への対策を今まで以上に行っていく事で文章では簡単に出来ます。

それだけ、日頃からの対策が生きて来るんです!

しかし、文章では無く実践が大切ですね。

ここが、「良い介護事業者とブラックな介護事業者」の違いです。

こんな感じで、管理職が急な急ぎ足でBCPの対策を定時するまでも無いんです。

今からの介護業界は、今回のBCPの件がある様に今まで以上にしっかりと対応していきましょう!

それで、BCP策定についての義務化には簡単についていけるでしょう!

日頃からの、感染・災害対策を頭の片隅に置いておく事が重要です。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも様々な情報を掲載しておりますので、読んで頂けると嬉しいです。

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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