ケアマネージャー 介護の現場

高齢者を災害から守るケアマネの知恵

こんにちは!前田裕です。

今回は、高齢者を災害から守るケアマネの知恵

について考えていきたいと思います!

2011年の3月11日に起きた東日本大震災で亡くられた方の約7割が60歳以上とまで言われています。

介護保険制度により、介護が必要になった高齢者は必要な介護支援が受けられますが、いざ洪水や地震により被災した場合は急な事もあります。

そんな時にやはり必要なのは、インフォーマルサービスの活用が大きな役割を担います。

在宅介護支援でいうところで1番必須なんです。

居宅ケアマネがどれだけインフォーマルサービスを活用しているかで大きく変わっていく話です。

介護保険サービスだけで囲い込みに徹しているケアマネは、災害時に痛い目に合うと言っても過言では有りません。

ケアマネの中にも、どうやってインフォーマルサービスを上手い事日頃から活用出来るかが肝です。

介護士として介護支援をしてきた知恵もフル活用していきましょう。

介護士・介護福祉士時代は現場介護だけに特化しているかもしませんが、日頃から災害対策にも力を入れている介護事業者も増えました。

これは、東日本大震災の影響が大きいと言えます。

又、地域密着型の介護事業者や介護保険施設では以前にも増して、防災訓練を行っています。

それでは、今回も深掘りしていきたいと思います!

よろしくお願いいたします!

災害は今の時代いつ起こるかわからない

今の日本において災害が各地で毎年のように多発しています。

昔の様に、シトシトと緩い雨が降るのが「梅雨」という概念がぶっ壊れていますよね。

まさに、今の日本は亜熱帯地域では?と思います。

毎年の様に梅雨の時期は、大雨による災害がクローズアップされています。

特に、大規模河川がある土地柄の地域は急な豪雨が来ると一気に氾濫を起こしかねません。

これを、いつも関わっている介護保険事業者とケアマネだけでなんとか出来る問題では無いですよね。

勿論、私も解っています。

ケアマネや介護保険事業者だけで災害から高齢者を完璧に守る事は無理です。

しかし、少しでもインフォーマルサービスを日頃から活用する事と、そんな方々との意見交換が出来ている事で守れる命や被害は軽減されると言う事です。

災害はいつ起きるかわからないですよね。

今の時代、いつ災害が起きてもおかしくない位の事が日本では起きているんです。

ケアマネがインフォーマルサービスを活用

ケアマネがインフォーマルサービスを活用する事自体は日頃から勉強されていると思います。

研修でもインフォーマルサービスをひたすら学んでいるでしょう。

しかし、いざケアマネとして介護支援をする際に自ら「こんなインフォーマルサービスをケアプランへ反映させよう!」

と真っ先に考える事って有りますか?

恐らく、殆どのケアマネは先ず介護保険サービスを考えてケアプランを作成すると言う逆の作業をする方が多いでしょう。

それは、介護保険法上確かに間違いです。

しかし、ケアマネは時間に追われている状況なので、なかなか教科書通りにケアプランを作成する事すら難しいのが現状ですよね。

その中でも、災害だけに注目していくと必要なインフォーマルサービスを活用しなければいけない高齢者の優越判断が出来ると思います。

いざ、特別災害警報が出ると、命の危険が最優先になりますよね。

そんな方へアプローチ出来る、自治会の方や地域包括支援センター・友人・近隣の方と仲良くしていると早急に避難出来ると言うわけです。

特に在宅生活をしている認知症高齢者にとってはそんな方々は、大きな存在になるんです。

それだけ、インフォーマルサービスを活用する事は大切であり、災害時には命を守れる事も大いにあると言う事ですね!

知恵を絞って、ケアマネとして高齢者を守れる体制の構築はしておきましょう!

ケアマネが高齢者の命を救う事もあるんです

ケアマネジャーとして、介護支援の担い手として頑張っている方も多いですがもっと先を観て、災害対策もこれからの日本では必要になって来ています。

日本は地震大国であり、大雨や台風による災害が毎年猛威を振るっています。

しかも、年々ひどくなって来ています。

これは、地球温暖化のせいもあるとは思いますが、これからのケアマネに求められる資質としてと言うか「知恵」と言う部分も直感的に必要に対処していかなくてはならないと考えます。

例えば、「この辺りの住まいは大雨が続けば土砂災害の危険が考えられるな」とかです。

今の時代、ハザードマップと言って災害の危険性が解るんです。

国土交通省が公開しているので、参考までに下記にご紹介して起きます。

ハザードマップポータルサイト

国土交通省より引用

いかがでしたでしょうか?

今の日本は、気候が明らかに昔とは大きく変化しています。

ケアマネもその辺りも考えて、今まで以上に自治会や近隣の方、配食サービス事業者も上手く活用する事で利用者さんの命を守れるケアマネへ慣れると思います。

そう言う積み重ねが、地域包括ケアシステムに繋がっていく訳です。

ケアマネも日頃から大変ではありますが、少しづつでも出来る事をしながら「地域から信頼されるケアマネジャー」となっていけるといいですね!

それではここまで読んで頂きありがとうございました!

ケアマネさんは、本来相当な知恵や介護支援に特化した業種だと思います!

これからの介護支援についても以下にご紹介していますので、読んでいただけると嬉しいです!

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前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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