こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
社会福祉法人に勤務している介護職員や他の医療職種の方々の人事異動って、超憂鬱になりませんか?
「ハローワークの求人情報には、異動なしと書いていたのに」
みたいな事ってよくありますよね!
社会福祉法人は、特別養護老人ホームだけの運営では無く、結構幅広く介護事業を幅広く展開している所が多いと思います。
今では、障害福祉や児童福祉へも手広く運営してきていますね!
そんな社会福祉法人へ介護士として就職・転職する事で、良い介護経験になったり賞与が良いと言う所に魅力を感じる方も多いはずです。
そこが、正社員だといきなり人事異動は最低でも1年に1回は有りますよね。
「正社員だし、文句は言えないな」
と、泣き寝入りパターンが社会福祉法人での人事異動あるあるなんですよね。
派遣社員についても考えています。以下の記事も参照までにどうぞ!
人事異動ともなると、新しい介護職員や何より「利用者さん・入所者さんを新たに覚えていかないといけない」ですね。
これって、新人介護士さん並みに大変なこと何ですよ!
出来れば、同じ部署で働いていたいのが普通かと思います。
それが普通だと、私も思いますよ。
しかし、様々な部署で働く事で、教育に繋がるからと言う正論な場合も有りますが、実は・・・
みたいな事が、大概の人事異動の理由である場合の方が断然多いです!
表向き、「スキルアップの為の人事異動」
みたいに、やたらと人事異動が多い社会福祉法人は、ブラックな法人である事が多いです。
裏の人事異動とでも呼びましょうか?
そんなブラックな人事異動について考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
人事異動が多い社会福祉法人で働くデメリット3選!
社会福祉法人では、大人数の介護職員や医療スタッフが働いています。
それだけの大所帯ともなれば、働く職員の出入りも多くなる訳です。
そこで、人事異動が多い社会福祉法人が一概に悪いと言う訳では無いのですが、そんな所はほぼブラック認定な事実を以下にご紹介していきますね!
・人事異動が多い社会福祉法人のデメリット3選!
- 離職率があまりにも多すぎる
- 加算が取れる介護職員が居たら即異動
- 変に教育熱心な古い体質
この3つの内、1つでも当てはまったら私の中では「あまり介護職員を大切にはしてないな」
と言うデメリットです。
特に1と2においては、介護職員が直ぐに辞めていく傾向があると言う事と、何かしらお金になる資格や研修を受講済みの介護職員を介護保険の改正の度に、異動させて資金を少しでも稼ぐと言う手法です。
勿論、そうしないと社会福祉法人としての運営自体が厳しくなるのは理解出来ますが、そもそも介護職員を金づるの様に扱うのは、ちょっと許せませんね!
そう言う人事異動だと、しっかり説明した上で手当や役職を付ける等のプラスの要素を含んだ人事異動にしましょう!
そもそもが有能な介護職員を何回も人事異動させるのは、そんな社会福祉法人にとってもダメージが後からきます。
それが、有能な介護職員が退職していくと言う事です。
せっかく有能な介護職員を異動させるのですから、本人にとって良い意味での待遇や昇給等は提示しなければいけません。
介護士は道具では有りません。立派な専門職です!
3については、昔の介護業界の教育体制の生き残りの方々の方針です。
介護の世界に「働き方改革」は無し!福祉の精神でおもてなし!
みたいな感じです。
時代遅れな介護を学ぶより、今の時代の介護支援を学べる職場を探した方が何より大切だと私は思います。
そんな、良い教育を学べる介護職員として働けるべく[かいご畑]で無料で相談してみるのも良い手法です!
人事異動が多い社会福祉法人で働くメリットは1つだけ!
どうしても、大きな母体である社会福祉法人で働くにはデメリットとして人事異動が大きな足枷になってしまうのが現状です。
しかし、そんなデメリットをプラスに考えられる介護職員であれば話は別です。
それでは、社会福祉法人で人事異動が多いメリットについて考えてみましょう!
タイトル通りでは有りますが、メリットはあえて言うならば1つだけです!
・人事異動が多い社会福祉法人で働くメリットは1つだけ!
①その後の転職に有利である
この1つに尽きますね!
しかし、条件が有ります。
現役介護施設長としての私見と経験からのリアルな素性です!
人事異動が多い社会福祉法人において、10年は勤めておく事と、それなりの資格(介護支援専門員・認知症介護リーダー研修修了・社会福祉士等)を有し、管理職経験がある介護職員に限られます!
これだけの資格と経験を10年以上も続けていたら、勝手にお誘いの声が掛かるか[マイナビ介護職]等の転職エージェントを有効活用して「良い待遇での転職]が可能性特大になります。
そこまで、忍耐強い精神力と勉強熱心である事は「大きな財産」となるんですね!
相当な、修羅場を潜ってきた猛者である介護職員にならばメリットだと言う事です。
この辺りは、自分自身の心に手をあててみてから、考えてみて下さい。
ここまでのまとめ・・
介護士・介護福祉士、介護支援専門員の人事移動は、大きな社会福祉法人では当たり前に行われます。
そこで、自分のやりがいを見出せるかが「大きなターニングポイント」となります。
勿論、やたらと転職回数が多いとハローワークからの就職や転職は相当厳しいものとなります!
そこで、介護職である自分への「妥協点を作る」と言う事から初めてみましょう。
例えば、「3年間はこの社会福祉法人で頑張る」
と言う様な事ですね!
(例えばの考え方です)
人それぞれ、介護職に従事されている方々にも未来像があると思います。
その未来を、少しでも早く成功と導いていけるのは己のみぞ知ると言う事なので、今の介護職としての在り方を今一度考えてみましょう!
何よりも自分に合った、介護職場に出会える事が1番だと思いますよ。
待遇と介護現場でのやりがいが、介護士として働く事への「楽しさ」として、毎日痛感出来る事が何よりも幸せだと感じます!
以下の記事も参考になると思いますよ!
介護職って、本当に大変です。
自分がしたい介護支援を発揮出来る場所探しは、長い道のりかも知れません。
しかし、本当に良い介護現場へ出会う事って実は簡単なんです。
今、もしもブラックな社会福祉法人へ勤務しているのであれば、そんなブラックと言われても何とか頑張り抜くと言う考え方も有りかもしれません。
しかし、もっと最短ルートが有りますよと私はお伝えしたいですね!
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので、読んで頂けると嬉しいです。