こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は介護士の転職する理由について紹介していきます。
採用の受け皿が多い介護士・介護福祉士という職種ですが、すぐに転職する方が多いのも現状です。
介護職として良い転職が出来れば御の字なんですけどね。
特に、初めて介護業界へ転職された方にとっては「就職先」が重要になってきます!
この様に、転職する人が多いと言われる介護業界ですが、その理由とは何でしょうか?
本日もよろしくお願いいたします。
介護士が転職する理由
介護士が主に転職する理由をご紹介していきたいと思います。
介護福祉士にも同じことが言えますので、「あー!それが悩ましい」となる方も多いのではないでしょうか?
それでは、さっそく!
人間関係が理由?
介護士・介護福祉士が転職する理由で一番多いのがやはり人間関係です。
他の福祉職・ナースでも多いですね。
同僚との人間関係では、仕事のストレスから同僚への思いやりが欠如して陰口や悪口が横行していることもあります。
先輩との人間関係では先輩だけが自分に厳しいことや、毎日怒鳴られることがきつい仕事と相まって転職を決める理由になるようです。(統計上)
また、人間関係は仕事仲間だけでなく利用者様との人間関係も転職の理由であります。
ただでさえ介護職は忙しい
ただでさえ介護職の仕事が大変できついのに、わがままばかり言ってくる利用者様や認知症状でのケアについてのストレスが溜まってしまったり、やたら高圧的な態度で接してくる方にまいってしまうことが転職につながる理由でもあります。
そう言う、介護職場をかき乱す職員が必ず1人はいますよね。
俗に言う、「裏リーダー」ですよ。
人間関係が悪くなると、介護支援や業務自体にも大きな影響を与えてしまいます。
仕事業務が原因?
業務内容も転職の理由に関係していることが多くあります。
初めたばかりの新人の方は業務の忙しさに理想の仕事とのギャップを感じしまうことが多いです。
また人手不足が深刻な現場では忙しすぎて、自分の体を壊しそうになる方もいます。
自分の体のことを考えて苦渋の決断として転職を考えることになってしまうそうです。
家庭・生活との両立が難しい?
介護職では、自分の生活や家庭との両立ができずに転職を考えることがあります。
自宅で家事や子育てをしながら、夜勤をして寝る時間も削って自分の体に負担をかけてどっちも集中できずに理想のケアができないことなどの悩みを聞きます。
これは特に女性介護士・介護福祉士の方々に多く見られ、私の妻も介護福祉士と家事・育児でてんやわんやなので、私も出来る限りの家事をします。
しまいには給料も業務のわりには低いと感じる方が多いので、そのことも転職の原因になります。
介護士の仕事で一番大変なことは?
介護士・介護福祉士の大変さは、率直に言うと勤務時間が不規則且つ一番はそのきつさや精神的苦痛による多大なストレスにより「同僚に対してのストレス発散」です。
所謂、イジメや自分が上に立ちストレスの発散としている方が多いと言う事です。
特に中年層の女性に多いです。(経験上)
そして、どうしようもなくメンタルが崩壊しそうになり、精神科薬(特に抗不安薬)を常用する介護職が多いです。
こんな私も、薬で気持ちを楽にする以外考えられないくらいのストレスでした。
最初は肉体的にきつくなり、次に精神的に辛くなるのです。
それでも仕事に対して精神的苦痛が大きくなると離職していきます。
しかも低賃金です。
こんな負のスパイラルのおかげで、介護・看護は転職が多い理由はこう言う事です。
もっと言えば、一番上に立てた人間だけが生き残れる世界です。
そこで、このページの一番下のリンク転職サイトは、そこまでをリサーチしてくれるのサイトです。
リスクを減らすためにも必ず、下記の転職サイトはチェックしておいてください。
そして最後に・・・
どんな仕事でもそうだと思いますが、介護職でも悩みは絶えないと思います。
その悩みを解決する方法についても他の記事で書いているので、介護の仕事で悩みのある方はご覧ください。
→【今日で悩みが解決】相談しづらい介護職の悩みとその対処法とは?
転職を考えることは悪いことではありません。
今の仕事が辛くなったのならば転職してもいいのです。
しかし、転職する前にまずは同僚や先輩などに相談してみるといいかもしれません。
もしかしたら、転職以外の解決策を見つけることができるかもしれません。
1人で悩まず、必ずだれか近くの人に相談してから決めてくださいね。
いじめが原因で介護士を辞めていく方々を多数観てきましたから。
悲しいものですよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります!