こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は老人デイサービスセンターについて紹介します。
特に老人デイサービスセンターの目的について深堀していきます。
その目的は、利用者様だけではなく家族の方のためでもあるんです。
他の利用者様(高齢者)との交流や、レクリエーション等色々とサービス内容がありますので、ご紹介致しますね!
又は、就職先や転職先として考えていらっしゃる方にも参考になればと思います。
老人デイサービス(通所介護)とは?
まずは基本から!
通所介護支援事業所は、介護保険上要支援認定(総合事業になります)・要介護認定を受けられた、65歳以上の方で身体上または精神上の障害があるため、日常生活を営むのに支障がある方やその養護者を日常通わせて、入浴や食事、機能訓練、介護方法の指導などを提供することを目的とする通い専門の事業所です。
その他健康チェック、日常生活動作訓練、生活指導などのサービスを行います。
食事に関しても、地元の食材を使用しこだわりの昼食を提供するデイサービスもありますね。
又、午前中までのデイサービスの利用を希望される方も利用可能です。
昔は、意地でも7〜8時間を提案するのが普通でしたが今は違います!
利用者さんのアセスメントやデイサービスセンターの利用目的をしっかりと鑑みることが大切ですね。
老人デイサービスセンターの目的
上記に記しましたが、簡単に言うと利用者様の心身機能の維持向上と利用者様の家族の方の負担を減らすことが目的です。
又は、食時や入浴が自宅では難しい方の利用も多いです。
(逆に入浴はしなくても良いです。)
そのために日中に老人デイサービスセンターに通ってもらって、食事や入浴、機能訓練、日常生活上の支援をケアマネや家族の方へ相談する事も出来ます。
基本、日帰りで提供します。
又、お泊まりデイサービスも未だ事業所自体の数は少ないですが、通ってそのまま泊まると言うもあります。
ただし、泊まり料に関して介護保険外になるので、お泊まりデイ事業所により様々です。
どこの介護支援事業所も同じ事が言えますが、要介護状態になることをできるだけ防ぐこと、今の状態以上に身体機能・認知症上が悪化しないように自立した生活を送ってもらえるように支援します。
老人デイサービスセンターで働いている職種
老人デイサービスで働いているのは生活相談員、介護職員、看護師、機能訓練指導員、調理員、運転手、事務職員などです。
最近では、あん摩師や柔道整復師を人員として配置しているところも多く見受けられます。
多くの方が協力して利用者様の機能維持向上に努めています。
なぜならば日中の介護支援だけのデイサービスセンターでは、今の時代生き残れなくなってきています。
しかし、介護支援サービスの質の向上や高齢者さんの為にも頑張っていると言うわけですね!
なにせ、コンビニよりもデイサービスの方が多いんですよ!
民間の介護施設からデイサービスを利用する高齢者が増加中
民間の介護施設には入所・入居するまではいかなくとも、在宅介護支援を受ける事で日常生活を自宅又は有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に住まわれている、いわゆる在宅生活者の方々も多いです。
誰しもが介護施設には入所・入居したくない方々だと思います。
と言うか、特養へ入所出来ない高齢者さんが民間の介護施設へ入らざるを得ない状況にあるんですね!
そんな方々のデイサービスセンターを利用するのは、当たり前と言うかセットになってきています。
ヘルパーも同じことが言えます。
しかし、自宅で一生生活していきたいですよね。
自分に置き換えてみると特によく解ります。
私も骨折して入院した経験がありますが、家に帰れた日は天国かと思いました。
しかし、どうしようもない高齢者さんが溢れかえっているんです。
老人デイサービスの採用について
遡ること2006年の介護保険制度の大幅な見直しに伴って、求人は今後も大いに見込めますが、介護職員初任者研修・介護福祉士や社会福祉士、理学療法士、作業療法士などの国家資格の取得が必須となってきています。
それだけの需要が介護福祉の世界には、あると言う事ですね!
なので、デイサービスセンターも介護士や介護福祉士は当たり前ですが社会福祉士や精神保健福祉士・PT・OT・ST・あん摩師等と多くの求人が出ています。
デイサービスの採用は、福祉や医療関係者も必要だと進化しているんですよ!
そんなデイサービスセンターを利用して、笑顔になれる高齢者さんがいたら家族の方も嬉しいですよね。
それだけ、高齢者だけでなく家族のためのデイサービスセンターなんです。
こんなにも「やりがい」のあるデイサービスセンターです。
もしも、そんな介護福祉の仕事をしたい方は是非チャレンジして欲しいですね!
以下の記事も、参考にしてみて下さい。
それでは今回もありがとうございました。
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!