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冬こそ気をつけること!高齢者のヒートテックは実は危険

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

高齢者の皆さんにも、ヒートテックという肌着を着ている方も多いと思います!

しかし、そんなヒートテックは実は危険だと言うことをご存知ですか?

まさかの盲点だったと感じることでしょう。

今や、当たり前な肌着でもあるヒートテックですが、高齢者さんが着用するのは危険すぎる事が実は危険であると言うパターンがありますよと解説していきたいと思います。

確かにヒートテックは良いインナーとして皆さん活用しているでしょう。

それが、まさかの高齢者のヒートテックは実は危険な場合が多いんですよね!

そんな冬こそ気をつける事について考えていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

ヒートテックは乾燥肌にはよく無い

特に高齢者の方々は、加齢のせいで身体の水分量が基本的に少ないです。

そうすると、高齢者さんの肌は乾燥状態が常なんですよ。

よく、保湿剤を使用される高齢者も多いと思います。

そこに、ヒートテックの肌着を着ていると更に乾燥状態が酷くなりがちで、あまり意味が無いどころか実は危険です。

そんなヒートテックが何故、危険なのかをご紹介していきますね!

ヒートテックは皮膚の水分を吸収して生地が発熱します

ヒートテックといういわゆるインナーは2003年に初めて登場し、今では様々なメーカーがヒートテックを出しています。

それだけ良い商品で冬には欠かせないですよね!

しかし、高齢者にはとても危険であり使い方を考えないといけません。

何故ならば、人間は汗をかきますよね?

ヒートテックはこのように吸湿発熱繊維を使用しているんです!

つまり、皮膚の水分を吸収して生地が発熱します。

前田(運営者)
となると、ただでさえ皮膚の水分量が少ない高齢者にとっては水分量が失われてしまい実は危険なんですね!

そこで、それでもヒートテックを着たいと言う利用者さんや入所者さんが必ず居ると思いますので、そんな高齢者さんへの対策を以下にお伝えしますね!

肌着の上にヒートテックを着る

ヒートテックにこだわる高齢者さんも少なからず居ます。

そこで、先ずは皮膚の乾燥状況や特に浮腫が著明な場合が見受けられる場合は、ヒートテックの使用を止めるようにお声かけしましょう!

しっかりと、理由を説明する事は当たり前に大切です。

そして、それでもヒートテックを着たい・履きたい高齢者さんへの上手く着て頂く方法が1つあります!

前田(運営者)
それは、肌に直でヒートテックを着るのでは無く、肌着の上にヒートテックを着ると言う方法です。

これで、直接皮膚からの水分を吸収する事はほぼ防ぐ事ができます!

皮膚の水分がどんどん吸われていくと、様々な皮膚疾患や脱水症状を引き起こしやすくなると言うリスクがあります。

なので、どうしてもヒートテックを着たい高齢者さんには「綿の肌着の上に着て下さい」と言うことなんですね!

中には夏でもヒートテックを着る高齢者さんも居ますからね!

何故だと思いますか?

答えは簡単!

特に介護施設内では夏のエアコンが効きすぎて寒いからです。

介護職員やナースは暑くてたまりませんが、あまり活動量が多く無い高齢者さんにとっては寒いんですね!

なので、夏に入浴介助での脱衣所での寒いと言う高齢者さんの声は当たり前な反応なんですよ。

ここまで、特に冬こそ気をつけることとしてヒートテックについて話してきました!

例えば、敬老会とかでもヒートテック系のプレゼントをしたりすることも実際多いんですよ。

そこで、使用方法を実は気をつけないと危険であることも考えて日頃の介護支援に勤めて頂けると幸いです!

以下に、介護職員のチームケアについても考えている記事がありますので合わせてご参照下さい。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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