こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、高齢者の廃用症候群を防止するには?について考えていきたいと思います!
高齢者の介護には様々な介護支援があり、介護士は毎日が勉強の日々です。
認知症介護は勿論の事、高齢者の心身状態の把握の元に介護支援を行っていきます。
そこで介護士にとって一番しなければならない介護支援として、廃用症候群の防止が第一だと考えます!
もしも、廃用症候群が解らない介護士さん向けにも後ほどご説明いたします。
現代の介護現場事情で、介護人材の不足も後押しされてしまい、介護士は廃用症候群を防止する事すらなかなか出来ていない状況が多いです。
例えば、日々のルーティンワークがメインになってしまい、介護士・介護福祉士の本領が発揮出来ていないと言う状況です。
そんな、中でも日々の介護業務の中で自然に廃用症候群の防止が出来る支援方法についても考えていきたいと思います。
先ずは、高齢者の廃用症候群について詳しく知っておきましょう。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
高齢者の廃用症候群について解説
因みに廃用症候群は、「生活不活発病」とも言います。
なんか、介護福祉士国家試験にも出そうですね。
それはさておき、廃用症候群について詳しく説明いたします!
「廃用症候群とは、病気や急に身体の自由が出来なくなってしまう事により、治療のために、病院や介護施設等で長期間に渡り、安静せざるを得なくなった場合に長期的療養により、これまでの身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらしてしまう症状の事です。」
簡単に言うと、毎日ベッド上で安静する日々や自らのマンパワーが長期間に渡り制御されてしまう為に、今まで出来ていた動きや思考が衰退していく事です。
特に、高齢者では元々の身体・精神機能が低下している状態なので、廃用症候群へなり易いと言う事です。
廃用症候群を発症すると、身体・精神機能の全てが数日でも機能低下していきます。
よくあるのが、介護施設へ入所していたが病気により入院する事になり、治ったので再入所した時には以前出来ていた動作が出来なくなってしまっていたり、認知機能が低下し、最悪の自体として認知症の発症すら高齢者の場合は短期間でも廃用症候群になっていたと言う事ですね。
うつ病にもなってしまったり、筋萎縮も起きたりします。
そんな廃用症候群を発症しないように、日頃の介護支援は自立支援に基づいた介護を必ず行いましょうと言う事です。
高齢者が廃用症候群になってしまった時の支援
病気や絶対安静が必要になってしまい、廃用症候群を発症してしまったらどうするのか?
そこで、この辺りの支援方法をご紹介しますね!
ここからが介護士・介護福祉士としては、とても大切な事になります。
先ず、高齢者本人は廃用症候群になってしまったとは直ぐには解りません。
なので、声かけを大切に本格的なリハビリを行う事が第一選択肢になります。
本人のやる気や、継続力を持って頂く為に慎重な声かけを行いながら、継続的に行う事です。
この様に、高齢者さんが廃用症候群を発症してしまった高齢者さんの介護支援についてもリハビリスタッフや看護師・主治医との連携が大切になってきます。
廃用症候群は早急に対処・回復へ向かわなければなりません。
これが出来なければ、廃用症候群が治る訳もなく益々病状が進行していくでしょう。
恐らくですが、廃用症候群が「病気」と言う事をしっかりと認識する事が大切です。
介護士の皆さんへ知ってほしい事が、廃用症候群は病気なんです。
なので、必要なリハビリや生活リハビリを献身的に行っていく事が廃用症候群になってしまった高齢者さんへは有効的な対処法と言えます。
これで、認知機能の回復にも大きく繋がっていきます。
また、空いた時間に介護士が積極的に話しかける事も大切ですね!
次に、高齢者の廃用症候群に対する介護支援について考えていきます。
高齢者の廃用症候群は日頃からの介護支援が大切
いかがでしたでしょうか?
今回は、高齢者の廃用症候群を防止するには?について考えていきました。
簡単且つ介護支援方法についてまとめてみました。
日頃から、高齢者への廃用症候群の予防を支援していく事がとても大切です。
そんな介護支援により、廃用症候群を発症してしまった高齢者さんもある程度軽症で済む事もあります。
なので、自立支援介護は必ず必要だと言う事なんですね。
日頃からリハビリや運動をする事で、廃用症候群を発症してしまっても高齢者さんは、そのまま抵抗無くリハビリを頑張って継続してくれます。
介護士も、洗濯や洗い物を一緒に行ったりと出来る生活リハビリがありますので、高齢者さんが出来るマンパワーや趣味やお手伝いをお願いする事で、廃用症候群の予防にも大きく貢献出来るのです。
これは、認知機能の低下の予防にもなります。
介護士・介護福祉士も出来る事は沢山あるのです!
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それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
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