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介護福祉士が精神疾患を患ってしまう前に転職を考える事は大切

こんにちは!

前田裕です。

「介護福祉士へなりたい!」と言う方が減り続けています。

これは、幾ら政府が介護ロボットの導入やAIを導入を促していたところでも直ぐに解決できる事でもありません。

全然、発展途上な状況ですよ。

どれだけ最先端な技術を用いたところでも、認知症介護への介護支援は完璧にはできません!

介護福祉士やケアマネジャーでも日々勉強な毎日なんですよ。

そんな中で、介護福祉士が日々の業務過多や人間関係が原因で精神疾患やそれに近い状態を患ってしまう方は増加の一方なんです。

介護現場で介護福祉士人材が不足していると、介護福祉のプロが減る訳なので未だ若手の介護士だけでは解決できない問題や、緊急時の即時の対応も難しくなります。

私の中で、介護支援と言う仕事は看護師から教わるのも医療面を考えると良いのですが、実際には介護現場・支援のプロである介護福祉士が教えるまたは判断するのが1番だと考えています!

それだけの国家資格を合格したわけですから介護福祉士と言う職種は今後も増えていかなければ、介護現場が上手くは回らないですし新人介護士がしっかりと育成されていかないからですね。

そこで、介護離職が加速してしまうんですね。

又、中には暴慢な介護福祉士も居ますがそんな方の意見は右から左へ流しましょう!

しっかりと介護支援が出来る介護福祉士は1人は居るはずなので、自分が人間として「この方の様な介護福祉士になりたい!」と言う意見を重要視して働くことをおすすめします!

介護の基本は、日本国憲法でも定められていますが基本的人権の尊重が根底にあります。

しかし、そんな良い介護福祉士が精神疾患を患ってしまう事が多く介護保険施設はもちろん在宅介護においても辞めていく方を多く観てきました。

そんな精神疾患を患うまで頑張り続ける事は、意味がないので他の介護事業者への転職も視野に入れる事をおすすめします!

私の経験談も踏まえながら、介護福祉士が精神疾患を患ってしまう前に出来ることを考えていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願いいたします!

介護現場での介護福祉士はリーダー格が多いので病みやすい

介護現場では人間の出入りが激しい為に、介護福祉士はそれだけ重宝されやすく直ぐにリーダー格のポジションと言う存在が多いです。

良い意味で言えば、それだけ介護業界は昇進が早いと言うところが魅力ではあるんですね。

しかし、主任やユニットリーダー・管理職系を任された時に介護福祉士が考える事が1つあります。

それは、「自分は介護福祉士として皆んなの為に率先してリーダーシップを発揮しないといけない!」

と言う思考へなりやすいんですね。

こう言う考え方は、間違いではないんですよ。

率先して介護現場を良い方向へ持っていかないといけませんからね!

介護福祉士として、今在籍している介護職場で認められた存在であると言う事ですから。

但しです!

何でもかんでも、リーダー格である介護福祉士が1から10まで1人で頑張り続ける事は大きな間違いです!

それでは、逆に他の介護士は「指示待ち人間」にしかなれないんですね。

そして、リーダー介護福祉士は精神的に潰れていくんですよ。

介護福祉士は1人で何でも抱え込まない事が大切

この様に、リーダー格の介護福祉士はいずれ業務過多や人間関係にヒビが入り、自分の受け皿から水がこぼれ出してしまい精神疾患を患ってしまうリスクが大いに生まれやすくなってしまいます。

これでは、リーダーとしての本来の業務はできません。

もっと、周りの介護士や看護師へ頼ることを考えてみましょう!

因みに、私も最初はそう言う感じでしたから。

とても精神的に辛かった思い出がありますよ。

何でも自分が背負うみたいな感覚で介護業務をしていましたから。

介護福祉士として、一人で何でも問題があったりすると解決しなければと抱え込んでいたんですよ。

勤務表を作成したり、サービス担当者会議へ参加したりと様々な業務も加担している事も多いですからね!

今考えると、チームプレーを円滑に回すと言う事がわからなかったんですね!

リーダーだからと1人で解決する事は間違いなく出来ません!

いくらベテラン介護福祉士だとしてもです。

一緒に働く介護職や医療職・リハビリ職・主治医・ケアマネ等と連携をスムーズに回せる事が1番大切なことなんです!

どうか、今悩んでいる介護福祉士の方は1人で悩まないで下さいね!

精神的な苦痛が日々重なることが1番危険ですから。

こう言う事で精神的疾患を患ってしまう前に、職場環境を改善しなければいけません。

介護職場の環境が改善されない状況なら転職を考えてみる

介護福祉士として上記で説明した通りのやり方へ方向転換してみても全く改善されない状況であれば、ズバリ言いますが「転職を考えてみる」事も1つの選択肢です。

何故ならば、経営者や上司の偏屈な考えで苦労しているリーダー格の介護福祉士は多いと思います!

そういう介護職場は、いわゆるブラックと言わざるを得ません。

上司から、「貴方なら出来る!もっと頑張れ!応援するから」

こんなことを平気で言う上司ほど、介護現場を理解していません。

私の経験則上、100%に限りなく近いほどのブラック介護職場です。

そんな事を上司が言う位なら、もっと介護現場をみて下さいと言いたいですね!

私は、介護施設長として毎日朝・昼・夕または夜間も見回ります。

何故なら、どう言う介護現場で介護支援を行われているのか?

又は、働く介護士・介護福祉士がどんな表情で働いているのか?

ここは、しっかりと把握していなければなりません。

上司は責任があるんですね!

偉くはないんですよ。

そんな、介護福祉士リーダーの姿を間接的に把握する事も大切なんですね!

そう言うことすら出来もしない、なんちゃって上司の介護職場で獅子奮闘していても全く意味はありません。

つまり、良い上司のもとで介護福祉士リーダーとして働く事で精神疾患を患ってしまうほどのリスクも生まれませんし何より「やりがい」が優先していく事が出来るんです!

(私が良い見本と言っている訳ではありません、私流の考え方です)

そんな、やりがいを感じる事が出来る介護現場で介護福祉士として活躍出来ることが良い人生だと思いますよ!

もしも、精神的に参ってしまっている方は転職を考える事は大切です!

無理してまで、今の介護職場へ依存する事が本当に良いのかを考えてみましょう!

毎日、リーダー格として良い介護支援が出来る職場はあります。

それが、介護福祉士としてのやりがいと生きがいだと私は考えますよ!

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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