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地方で介護福祉士として働いたらデメリットが凄かった

こんにちは!

前田裕です。

地方で働いている介護福祉士の方も多いと思います。

しかし、地方でも田舎に行けばいくほど給与も減り、仕事効率も古いままの介護事業者や介護保険施設が多いのが特徴です。

地方ならではの、古い風習を残した介護業務や介護記録は未だに手書きの事業所が多いです!

特に、地方になればなるほど介護福祉士も高齢化しており若手の介護士が都会に比べて相当少ないんです。

そうなると、人間関係もあまり良くない場合が有ります。

私が当時介護保険施設で介護福祉士として働いている時は、おばちゃん介護職員がやたらと派閥を作り仕事中にもどうでも良い中傷や人間関係の話ばかりでうんざりな毎日でしたよ!

一緒に働いている介護福祉士はもちろん、看護師や経営者には「私は頑張っています!」感を出すんですよね。

あれには呆れてしまい、逆にそれだけ顔を変える事が出来て凄かったです(笑)

私もあれ位の根性が無いと駄目だったんでしょうか?

いやいや、仕事へ行っているんだから仲良しクラブみたいな事は御免ですね!

そんな、地方ならではの介護事情を私の体験も交えながらお伝えしていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

古い介護事業者は未だに紙とハンコにこだわる

昔は介護記録を書くには、1人1人の利用者さん・入所者さんの情報が入った重たいファイルをそれぞれ取りながら相当な時間をかけながら介護記録を書いていましたね!

都心部の介護福祉士の皆さんは、とりあえず「面倒臭い」「何でそんな時間掛かる事するの?」

とデメリットが目に付くと思います!

しかも、記録を書いた後にハンコを押すとかですね。

勿論、その日働いたら出勤・退勤もハンコだったり勤務した就業時間を書くとかです。

そうなんです。

昔はそれが当たり前な時代でよかったんですが、現代では「電子カルテ」が当たり前です。

介護記録もパソコンの介護ソフトを活用しながら、それぞれの職種全員が記録をチェック出来る時代なんですよ!

そっちの方が、手取り早いし効率も良いんですけどね。

何故か古い慣習を意地でも重んじて、「紙媒体とハンコ」に地方の介護事業者はこだわりやすい理由なんです!

地方の介護福祉士に介護ソフトが浸透しない理由

この問題は案外簡単です。

ここまでお伝えしてきた通り、地方の介護福祉士は中年以降の方々が多い傾向にあります。

そんな、若い世代には当たり前なパソコンの操作自体に慣れていないんですよ!

もっと言うなら、今更パソコンに介護記録を入力する事を覚えると言う自体に距離をとって「今までの手書きの方が味がある!」

とか言い出すんです。

介護記録に、そんな味は必要ありません!

必要なのは「どんな介護支援を行ったか?」「どう言う変化や不穏があったか?」

等を記入する事が「介護福祉士として味がある介護記録」なんですよ!

ただただ、介護ソフトやパソコンを今更覚えたく無いんでしょうね。

例えるならば「銀行でお金をおろすには通帳と印鑑でしょ!」みたいな感じでしょうか。

ケアマネジャーなら普通に介護ソフトは必須なんですけどね!

若い世代の介護福祉士が活躍する為にも、必須な介護資格と研修について以下にまとめてみました!

地方の中年パソコン触りたく無い世代の方には浸透しない訳です。

(中年介護福祉士も全然介護ソフトを自在に操作出来る方もいるんですけどね)

若いリーダー介護福祉士が活躍していく事が大切

これからの時代、介護ソフトといったデジタル社会を担う役割は若い方が率先して古参の介護士・介護福祉士へ教えていけば良いと思います!

ただ教えると言うだけでは難しいかもしれません。

人間、何かご褒美が無いと「やる気が起きないんです!」

「ただ、頑張って覚えて!」

と言う事だけでは、デメリットしか浮かばないんですよね思考回路が。

(例えば、介護記録を入力するのに時間が掛かる等です)

そこで、古参の介護福祉士の方へ介護ソフトでの介護記録記入を促す手段があります。

そんなご褒美が、「古参の介護福祉士だからこそ今までの介護支援の流れを学ぶ」と言う姿勢を、若い介護福祉士世代が学ぶ努力をするんです。

人間には限界があります。

こんな事を言っている私も、いずれ時代についていけない日が来るのかなとビビってます!

この様な感じで、若い世代や古参の介護福祉士もお互いに「教え合う」と言う時代に突入したのかなと感じますよ!

そこで、引っ張って行くのは若いリーダー介護福祉士の腕の見せ所だと言う事です!

若い世代が、古参の介護福祉士から助言を貰いながら介護福祉と言う難題に立ち向かうんです。

「ちょっと責任が思いな」と考える事は普通なんです。

古参の介護福祉士も、若い時は同じでしたから!

時代の変化に対応しながら、「介護福祉士として働いていてデメリットが凄かった!」と先ずは感じる事が実は大切なことです。

そんなデメリットから、有効な一手を出すのは若いリーダー核の介護福祉士の皆さんだと考えます!

「介護の世界って甘く無いですから」

これは若い世代も古参の介護福祉士も同じ意見なんですよね!

こう言う共通認識を共有しながら、介護職場の人間関係を築き良い方向へと持って行く事が大切なことです。

都会の介護福祉士は、若い世代の比率が多いのでそこまで悩む事は無いでしょうが、地方の介護福祉士事情は相当深刻なんですよ。

それだけ、地方の介護事業者もデジタル化して行かないと古くて効率の悪い介護支援にも繋がりますからね!

古参の介護福祉士が「若手に教えてもらって凄かった!」

と、言わせる為にも一緒に頑張っていきましょう。

デメリットは有りきで、そこをどうするかは若い介護福祉士が率先していきましょう。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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