こんにちは!
前田裕です。
何ともびっくりしました!
現在、厚労省では介護福祉士資格保有の方が2年間の看護学校に通えば正看護師になれると言う審議が行われている様です!
しかし今までも、それに似た議論は繰り返してきました!
それを1年短縮し、2年と言う看護学校での在籍でと言うのだから、驚きです。
現行の制度では、正看護師になるには「3年間看護学校で学ぶ必要性が有ります」
(勿論、正看護師国家試験は合格しなければいけません)
私からすると、良い事だとは思いながらも「若い世代の介護福祉士」の人材は不足していくのでは?
そう感じます。
しかも、正看護師って立派な「医療従事者」ですよ!
3年間の勉強や、実習で相当苦労して「いざ国家試験へと臨める訳です」
それを、2年でクリアー出来るのか?
と言う不安要素も相当考えられます。
実際に、3年看護学校へ通っている介護福祉士の方でも留年していると言う事も起きています。
何とも、複雑な思いですね。
しかしながら、ポジティブに考えると介護福祉士だけど「正看護師へなりたい!」と考えている介護福祉士の方には、朗報かもしれません!
ただ、2年の勉学と国家試験を通過した正看護師と現行の3年みっちり学んだ正看護師とでは、どれだけの差がつくのでしょうか?
相当、看護学校側もカリキュラムの策定に困惑すると思いますよ。
まー、今は審議中なのではっきりした事は言えませんが、介護福祉士としての働き方に相当な専門性があるからこそ、この様な審議に入ったのだと思いますよ!
そんな介護福祉士から、正看護師への道のりを今まさに考えている方には朗報なので、考えていきたいと思います!
何とか、そんな悩みを解決出来る様になれると良いですね。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
介護福祉士として生きるか正看護師として生きるか?
今、正に介護福祉士となる介護士の人材は不足しています。
同じく、正看護師自体も不足しています。
2025年問題がある様に、約38万人の介護士・介護福祉士が必要だと推測されています。
これは、一気に団塊世代が75歳を迎える高齢者が増えると言う事です。
そうなると、介護支援が必要な高齢者が、一気に右肩上がりに増加する訳です。
そこで、必要不可欠なのが「介護士・介護福祉士」な訳ですよね!
しかし、医療分野でも正看護師も人材不足な訳ですよ。
実は、介護士人材不足という大波の前に看護師不足が先に突出するんです。
これは、ずっと言われている事ですが現場の介護でも正看護師の存在は必要不可欠なんですよね!
病院勤務の正看護師不足だけの問題では有りません。
ここには大きく、福祉分野も思い切り正看護師を必要としていますから。
どちらにせよ、介護福祉士と言う人材も正看護師と言う人材も「必要なんです!」
そこに、今回介護福祉士資格保有者が最短ルートで正看護師になれると言う審議に入った事が、どう転ぶかは一時様子見ですね。
但しです!
「介護福祉士として生きるか、正看護師として生きるか?」
ここを、皆さんがどう捉えるかですよね!
難しい様に感じますが、自分がどんな分野で医療・福祉の分野で生きるか?
と言う事が、大きな目安だと思いますよ!
介護福祉士か正看護師か悩んでいる方へ
正に今、介護福祉士として活躍されている方が「正看護師」へなりたい!
と悩んでいる場合の思考を探ってみましょう。
・介護福祉士だけど、正看護師を目指したい方の思考
介護福祉士として医療分野をもっと知りたい!
もっと、看護・医療目線での介護支援が出来ないか?
ぶっちゃけ介護福祉士よりも、正看護師の方が給与も高いから
この様な考え方に別れると思います!
こんな悩みって、実は「介護福祉士あるある」なんですよね昔から。
私自身も、親が正看護師だったりするので何回も「正看護師として活躍したい!」
と考えた1人でも有ります。
私からすると、介護と言う現場を観てきて正看護師の「やりがい」に心底考えている介護福祉士の方は、若いうちに正看護師への道へ行くのも良いかと思いますよ!
逆に、介護福祉士にしか出来ない「介護支援」が大好きな方はそのまま介護分野で活躍する事で、もっと福祉の未来を担える存在となれると思います!
どちらにせよ、「自分が本当にしたい仕事」を見つける事にはそれなりの時間が掛かるかと思います。
但し、看護学校へ入学するにもお金が掛かるので結婚する前の段階の若い内に決める事が重要だと思います!
以下の記事もご参照下さい。
自分にとって、やりがいを存分に感じる仕事が出来る事が何よりも大切です。
看護師の世界も介護福祉士の世界も同じやりがいがある
今や、日本は高齢化社会のど真ん中です。
その中で看護・福祉の在り方は違いながらも「共通認識が必要な事が有ります」
それは、「高齢者に特化した専門知識が問われる時代」と言う事です!
私が住む長崎では、既に超高齢化社会です。
2025年問題が既に直面している状況と言う事なんですよ!
そんな中で、病院の入院者は大方「高齢者」の方の比率が多いです。
そこで、介護福祉士の資格は所持していない正看護師の「介護支援」は千差万別状態なんですね!
正看護師でも、介護支援を深く知らない若い世代は「あの人認知症だから、ほっといて良いよ」
みたいな事が起きています。
これは、真っ当に介護福祉士として従事している方からしたら「何だよ!人権差別かよ!」
と言う問題すら起きている状況なんです。
それだけ、介護支援の専門性は「介護福祉士」だからこそ出来る専門性な知識なんですよね!
私から、言わせるとそれだけ介護支援が出来る介護福祉士上がりの「正看護師」が増えて行く事は否定しません。
しかし、介護福祉士として成長していきたいと考える事が出来る「本当の介護支援専門職」として生きる方も必要不可欠だと言う事なんですよ!
その辺りの考え方は、これから介護福祉士から正看護師を目指す方へは「最高の福祉精神」を忘れないで欲しいなと考えます。
介護福祉士から、本当に2年で正看護師へなれるかは正式には決まってはいませんが、いずれ「そうなるだろう」と考えます!
そこで、介護福祉士として働いてきた福祉の精神だけは忘れないで下さいね。
給与の問題で正看護師を目指す方へは、もう少し考えた思考も有ります!
それが、良い待遇の介護福祉士やケアマネジャーとしての転職です。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。