こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護士必見!高齢者の足のむくみは何故起こる?のかについて考えていきたいと思います。
介護士として、なんとなく知っていても深くは知らない方も多いかもしれません。
そこで、今回は高齢者の足のむくみについて改善方法もご紹介していきますね!
例えば、高齢者の足がパンパンにむくんでいる事を多く見受けるかと思います。
靴下の跡がくっきりと残る位にむくみががひどい高齢者も多くいます。
特に高齢者のむくみは浮腫(ふしゅ)と呼ばれますね。
体力や免疫機能の低下や、循環機能の低下が影響してしまい。体調不良や病気などが原因で起きやすい時にむくみ(浮腫)が多いといわれています。
思いがけない、重病の可能性もあるので介護士として逐一むくみが起きやすい高齢者はよく観察する事が大切です。
そしてむくみの改善につながることが重要です。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
高齢者のむくみは何故起こる原因と対策
高齢者のむくみには様々な要因があるといわれています。
その一つに、高齢者に多いのが「体内の血液が上手く循環していない」と言う事があります。
当たり前のことですが、私達人間の体の中を血液が循環しています。
しかし高齢者になると、心臓の活動も若い頃と比べて弱まっていきます。
心臓は、人間の体へ血液を運ぶポンプの様な役割を担います。
高齢者になり、心臓の循環機能が低下してしまったら?
上手く全身の血流は流れませんよね。
これがむくみに繋がるわけです。
又は、高齢者になると運動する機会も減っていき、足だけではなく手にもむくみができやすくなります。
ちなみに、何故血液の循環が悪くなると「むくみ」ができるかというと、血管の外側に水分が溜まり、むくみが起こるようになってしまう訳です。
これが、高齢者のむくみを日々観察する事を介護士さんは良く観察する事が大切だと言う事です。
高齢者のむくみで解る怖い病気をご紹介!
介護士が注意して高齢者のむくみがある方の状態観察について説明します!
「むくみがある高齢者の息切れや頻繁に動悸が観られる場合」
・心筋梗塞、心不全、狭心症の可能性がある
介護士として、こういう症状がよく見受けられる場合は直ぐに主治医や看護師へ報告しましょう!
ここで気付くか気付かないかで、全く違います。
介護士として、必ず知っておきましょう。
「むくみがある高齢者の尿が混濁していたり、尿量が少ない場合」
・慢性腎炎・ネフローゼ症候群・糖尿病性腎炎の可能性がある
腎臓の機能として、血液中の老廃物を浄化してくれる機能があります。
そんな腎臓の機能が高齢者は低下している場合が多いです。
これにより高齢者はむくみが出現する事もあるのです。
高齢者のむくみの原因は心臓だけでは無いという事です。
これも介護士として、知っておくと良いでしょう。
介護士が出来る高齢者のむくみ改善方法
介護士として、簡単に出来る高齢者のむくみ改善方法の第一選択肢として、入浴や足浴の際にむくんでいる箇所や関節を優しくマッサージする事です。
これにより、足や手に溜まった老廃物や水分をしっかり全身に回る様に心臓の様な役目を担える為です。
入浴が出来なくても、ベッド上で寝たきりの高齢者の足(下肢)を挙上する事や、ベビーオイル等を使用してマッサージする事も効果的です。
いわゆる、心臓より高い位置にむくんだ部分を上げる事で全身へ血流の循環をよくしていきましょうという事です。
後は、リハビリも大事ですが介護士が行う運動レクリエーションも効果的ですね!
レクリエーションの前にも10分程度手足の運動を取り入れると良いですね。
今回は、介護士必見!高齢者の足のむくみは何故起こる?のかについて考えていきました!
いかがでしたでしょうか?
高齢者の足のむくみは、何かのサインを出している場合が多いので介護士はよく観察する事がとても大切です!
他にも、高齢者特有の病気について以下にご説明しております。
それでは、ここまで読んでいただきありがとう御座いました!
以下にも沢山の情報を載せていますので是非ご参照下さい(^ ^)