こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
認知症ケアは介護福祉の方々はもちろん「私も100%これが正解だ!」と言う結論には未だに行き着けていません。
しかし、認知症ケアの基本は皆さんと同じ様にあるかなぁと考えています。
でないとこんな記事書きませんから!
今まで様々な認知症の方々と接してきて介護現場やケアマネとしても関わりながら認知症ケアを深く追求する毎日ですね。
おそらく全国の介護士なら認知症ケアを考えていると思います。
そこで今回は認知症ケアの基本でもあるパーソンセンタードケアについて考えていきながら少しでも認知症介護についてもっと深く考えていきたいと思います!
それでは、今回もよろしくお願い致します!
認知症介護の基本概念について
さてこれからが本題です。
そうです、パーソンセンタードケアが認知症ケアの基本です。
何ですかそれ?
と言う方にもお伝えしたいと思います!
・パーソンセンタードケアとは?
認知症の高齢者の1人を人間として尊重しながらも、その方の視点や思考・立場に立って理解をしてケアを行う基本的な認知症ケアの基本です。
パーソンセンタードケアとは認知症ケアにおいてよく観察すると言うことです。
これが基本なんですよ。
知っている介護士も、もう一度パーソンセンタードケアを見つめ直す機会になれればと思います。
日頃の介護支援が大変でも基本はいつでも大切で、認知症の方へのケアは介護士側から観たらぶっちゃけ面倒臭いと感じてしまう場面が多いと思います。
しかし、そう言う認知症という病気を患ってしまった高齢者さんにイライラしたところで全く意味はありません。
私も最初はイライラしましたが、それは間違ったと感じたんです。
認知症だからと「ボケてるから相手しても意味ないから」という考えを持った介護士や介護福祉士の思考は無視していいです。
そこで、パーソンセンタードケアを思い返して基本に忠実に認知症高齢者さんへの介護支援を組み立てることが第一優先ですね。
介護士の方に言いたいのが認知症の高齢者さんへの接遇というこれまた基本的な対応方法なんですよ。
忙しい時での認知症高齢者さんへの声かけの方法や普段からの利用者さん・入所者さんへの対応が柔軟にできているかが大きな問題だと思います。
忙しいから口調が荒くなるのはダメな介護支援ですが、口調を変えながら出来る認知症ケアは可能なんです。
認知症介護はもちろんですが介護士として接遇でパーソンセンタードケアを理解していると高齢者介護に置いて基本概念が素晴らしい介護支援へと繋がるんですね!
パーソンセンタードケアをもっと解りやすく説明します
どうしても認知症高齢者へ声を荒げてしまうことはありますよね。
しかし、そこを介護士としてコントロールできれば何も言うことはありません。
でも出来ないから認知症ケアが全国で上手く機能していません。
介護士にも認知症介護実践者研修やユニットリーダー研修で学んでいると思います。
ただ、いざ自分の介護事業所ではそれが発揮できないことが多いんですよ!
最初のうちでは出来ていたのかもしれません。
しかし時間が経つと忘れちゃうんですよね。
パーソンセンタードケアの基本
そこで、今回も記事で思い起こして下さい。
認知症高齢者のパーソンセンタードケアの心意気を以下にご紹介しますね!
・自分らしさを導き出すこと
・人との結びつきの中間役を担う
・一緒に携われること
・一緒に笑いくつろぎの空間を作る
これらの関係性を保つことが認知症ケアにおいて重要な視点と実践です。
ここまで言うとスピーチロックの様な介護は出来ないです。
ただし、いちいち「動かないで!」「早く寝て!」
みたいな非認知症介護や普通の介護支援に抵抗を覚えるでしょう。
実はドタバタを解消するには根底として上記に挙げたパーソンセンタードケアの概念を介護士全てが共有していることで時間は掛かっても解消出来るんですよね!
あなたが所属する介護事業所で認知症ケアが統一できていることで問題だったドタバタが解消されるんです。
何でもかんでも認知症高齢者を抑え続ける介護をしていると、負の連鎖が続くんですよ。
その辺りを介護士は今一度、パーソンセンタードケアを見直してみることが大切だと言うことです。
認知症ケアにおいて観察は大切な認知症ケアの大きな側面を担いますから!
私自身もここはふと考える様にしていますから。
それが認知症ケアなんです!
認知症ケアのまとめ
介護士として認知症ケアに重きを置いている介護事業所へ転職することで、スキルアップにも繋がることもあります。
パーソンセンタードケアに重きを置きたい介護士さんが増えると良いなと感じますね。
認知症ケアの基本とも言えますからね!
今回重要なことは「認知症を患っている方への基本は傾聴」から始まると言うことです。
それではここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。