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医療系介護保険サービスが過剰に行われていると財務省が問題視している

こんにちは!

カイゴのティータイム運営者の前田裕です。

今回は、結構前から財務省がチクチクと言ってきている問題をまたもや掘り起こしてきました!

医療系介護保険サービスは特に訪問看護系を中心に過剰なサービスが行われているのでは?

と言うことです。

しかし、そこは居宅ケアマネもよく考えて訪問看護の様な点数が高い医療系介護保険サービスはしっかりマネジメントしていると思いますけどね!

何度でも言いますが、訪問看護は点数が高いので週1位の利用がメインでは無いでしょうか?

しかも居宅ケアマネは、主治医より指示書を頂いてからようやく医療系サービスへと繋げているんですから!

ケアマネの独断で「医療系の介護保険サービス」は決められませんよと。

もちろん、本人や家族の同意があったとしてもです!

そして、特に問題視されている訪問看護も主治医へ指示書をお願いするわけなんですよ。

責めるなら主治医へ聞いて下さいと言うことですね!

財務省はいちいち居宅ケアマネへ文句をつけたいのでしょうか?

おそらくですが、囲い込みが厳罰化されていることから今回の医療系介護保険サービスが過剰に行わていると勝手に紐づけているのでしょうね。

もちろん、あの手この手で過剰にデイサービスや訪問介護を利用者へ促すことは間違ったケアマネジメントです。

あとは、社会保障費の圧迫が根本な原因だからでしょうね!

そこは、国が作った介護保険制度のもと社会福祉に精通する方々は当たり前にフォーマルサービスを活用するに決まっています。

未来のことまで把握して下さいと国には言いたいですね!

私のケアマネ経験談も踏まえながら問題視されている医療系介護保険サービスが過剰に行われているのかを深堀りしていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

訪問看護は基本的に病院へ受診が出来ないかた向けに策定されている

まず医療系介護保険サービスの訪問看護の様なサービスを利用する基本的な原則として、医療的なケアが必要且つ1人で病院受診が難しい場合に利用をすると言う意味があるんですね!

在宅生活を行うことにおいて医療的な観察が適宜必要な場合と言う感じです。

または、リハビリに通うことが難しい場合に訪問リハビリを利用することも該当します。

まずは医療系介護保険サービスとして訪問看護を利用するに至ると言うことに多い事例をご紹介していきたいと思います!

ここは、居宅ケアマネも心得ていますよね!

急変が起きてしまう可能性がある

訪問介護を医療系介護保険サービスとして利用する際に1番考えることがあります。

それは、「基礎疾患が原因で急変しないか?」と言うことに尽きます!

特に心疾患や透析を受けている高齢者さんですね。

しかも主治医からいつ急変してもおかしく無いと言われている場合です。

こう言う場合、居宅ケアマネは医療系介護保険サービスの導入に関して主治医へ相談することは当たり前です。

私は、居宅ケアマネ時代そうしてきましたが今も変わらないと思います!

特に、退院したばかりの高齢者さんには医療系の支援について退院前カンファレンスで在宅生活を送る場合に医療系介護保険サービスの利用について主治医へ相談しますよ。

そこには医療系介護保険サービスの利用はもちろん、安否確認が必要と考えるのは当たり前で地域の民生委員や高齢者向け配食サービスと言うインフォーマルサービスも有効活用出来ないかを居宅ケアマネはマネジメントするわけです。

そしてリハビリですよね!

これも医療系介護保険サービスの一つですよ。

特に、脳疾患により以前の様な身体能力が著しく低下している場合まずは在宅での訪問リハビリを考えるんです。

こんな流れは、医療から介護へと流れる普通のことなので財務省がいちいち問題視することがわかりません。

それが居宅ケアマネの真骨頂であるケアマネジメント能力ですからね!

そこで以下に訪問リハビリについて考えてみます!

訪問リハビリを活用することで、通所系へと自立支援ができる

在宅介護において訪問リハビリも医療系介護保険サービスの1つです。

例えば脳出血や脳梗塞と言う脳疾患で入院して、無事に退院してきた利用者さんがいきなり在宅生活を送るとなると「病院で頑張っていたリハビリはどうなるの?」

となりますよね。

退院していきなりリハビリが無い状態では、介護支援の基本である自立支援には程遠くなります。

入院していた病院でのリハビリの意味も無くなります。

そこで、居宅ケアマネは在宅介護支援としてまだ通所系の介護保険サービスの利用には体力が持たないと考えるのは当たり前であり、それでは住み慣れた在宅での生活が送れる様に訪問リハビリから始めるわけです!

(もちろん、脳疾患もそこまで重症ではなく病院でのリハビリが上手くいった場合には即座に通所リハビリへいくパターンもあります。)

順番を踏んで、高齢者さんのへのリハビリを居宅ケアマネは考えるわけです。

闇雲に必要以上の医療系介護保険サービスを導入するのは間違いですけどね!

しっかりと主治医の意見を聞きましょう!

医療系介護保険サービスを活用することは必然の流れ

ここまで医療系介護保険サービスの利用について大まかに解説してきましたが、何か問題はあると思いますか?

必要以上に訪問看護や訪問リハビリを入れること自体結構点数が大きいのもありますし、しっかりと主治医からの許可のもとで居宅ケアマネもケアプランを作成していますからね!

それを、財務省がいちいち無駄に医療系介護保険サービスを利用しすぎだと言われても困った話ですよ!

私自身、居宅ケアマネとして働いていた時代に利用者さんの主治医から逆に訪問看護の利用を促されたことさえありますよ。

そう言う医療従事者さんからのお言葉は居宅ケアマネからしたらありがたい話しなんです!

当時、よくその利用者さんについて主治医やソーシャルワーカーへ適宜相談していましたから。

それだけ居宅ケアマネは利用者さんの為に動き回っているんですよ!

そこに、財務省が医療系介護保険サービスへいちいち口を出すくらいなら他の打開策でも考えてくださいと思います。

居宅ケアマネがどれだけ頑張っているか、介護現場を良くみてくださいと言いたいですね!

在宅はもちろん、施設介護も観てくださいよと。

机上だけの討論で解決できる問題では無いのが高齢者介護なんです!

これからの超高齢化社会を迎える日本においてとても大切なことを私なりにご紹介していきました。

介護現場は大変なんです。

その辺りを、国も考えてくれると助かります!

医療系介護保険サービスが過剰に行われているのは、囲い込みに必死な経営者だけだと思いますよ。

以下の記事も合わせて読んで観てください。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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