ケアマネージャー ケアマネージャーの勉強

[精神的苦痛]ケアマネジャーを辞めたいと思う方へ

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今の時代、ケアマネジャーを辞めたいと感じる方々が増加しています。

私も居宅介護支援事業所や小規模多機能の「ケアマネ」をしてきましたが、介護現場とは違う独特な悩みがあり「精神的苦痛」が原因で辞めたいと思う方が多いのが現状です。

介護保険制度に置いて、加算が増えすぎて書類が増えているのもストレスですよね。

加算が増える=ケアマネの書類が増える。

と言うのも、考えものです。

そしてストレス社会の典型的な仕事が「ケアマネジャー」の業務内容です。

又は、社会福祉士や精神保健福祉士・生活相談員も似たような精神的苦痛により転職する方が増えてきています!

何故ならば共通して言える事が、「相談支援」と言う役割を担うからです。

相談支援とは言葉では簡単に言えますが、「困った方へのアドバイスや支援内容」について、相当に試行錯誤しなければならないのです。

福祉に携わる同じ人間として、「なんとかならないものか」と考えています。

介護の現場や障害福祉において、様々な介護技術や経験値を「ケアマネジャー」として晴れてデビューしたのにです。

やはり、相談支援と言う仕事内容は人の心に響く支援をしなくてはいけません。

つまり、相談者(利用者・入所者・家族)の悩みや生活について変えていけなければなりません。

そんな、ケアマネジャーの皆さんが辞めたい感情を少しでも良い方向に向かえる様な思考変換について考えていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

ケアマネジャーが抱える悩みの内容とは何なのか?

ケアマネジャーとして、とても大切な仕事の内容として担当する方への「ケアマネジメント」があります。

簡単にケアマネジメントが出来れば、ケアマネジャーも苦労はしません。

そこに「相談支援」がある訳ですね!

ケアマネジャーは毎月、担当する利用者さん・入所者さんへのモニタリングとして自宅へ訪問しなければいけません。

そんな訪問時に「相談支援」を行う訳です。

そして、事業所へ帰ってモニタリング記録をしなければいけません。

1日中、訪問や緊急時の対応等で走り回ったケアマネジャーは、事業所へ辿り着いた頃には既に退社時間なんて事は当たり前な状況です。

そうなれば、「サービス残業」が確定してしまうんですね。

介護や福祉の世界に「働き方改革」は、未だ浸透していません。

なので、ホワイトな介護支援事業所や介護保険施設でのケアマネジャーとしての転職先を見つける事が必須な現状です。

私はそんな感じで、介護転職サイトを有効活用してきました。

ぶっちゃけますが、ハローワークは、失業手当目的で行くみたいな感じです。

それだけ、ケアマネジャーの転職が多いのは「本当に良い事業所」へ転職出来る為の内容を現状「ハローワーク」では期待出来ない状況です!

ケアマネの抱える悩み4選!

それでは、早速ケアマネが抱える悩みについて以下にご紹介していきたいと思います!

  • 休日も利用者さんから電話なりまくり
  • 膨大な書類の多さと、訪問・サービス担当者会議で精神的に疲労困憊
  • 担当件数が50件以上は当たり前
  • 地域包括支援センターから要支援者の紹介が多すぎる

まだまだケアマネの悩みは多いですが、4つに絞ってみました。

この4選が1つでも解消すると、ケアマネジャーは精神的苦痛から結構解放されます。

今、そんな居宅介護支援事業所で就業時間10時間以上みたいな就労環境で働いていたら、精神的にまずい事になり兼ねません。

月に残業時間が80時間以上あると、過労死ラインだと言われています! 

そんな仕事ばかりしていたら、人生勿体無いです。

どれだけ頑張ろうと感じていても、介護支援専門員としての「変な意地」は必要ありません。

精神崩壊だけは避けましょう!

そもそも介護事業所の営業マンとなっていませんか?

初めてケアマネジャーとなった方は、毎日が勉強の毎日が一定期間あります。

しかし、ある程度経験値を積むとどうなるのか?

個人で居宅介護支援事業所を営んでいる事業所以外の社会福祉法人や、株式会社では「囲い込み」の営業を強いられやすいです。

これが大きなケアマネジャーとしての、「本当に意味があるのか?」と言う疑問です!

そもそも、ケアマネジャーは中立公正の立ち位置で利用者さんへのケアマネジメントをしなくてはいけません。

そんな、当たり前な事が「今や昔話」の様になっています。

ブラックな法人ともなると、ケアマネジャーへ「もっと集客してこい!」と言う事が起きているんですね!

ここまで、言われると普段のケアマネ業務の大変さが更に加速します。

殆どのケアマネジャーがこの「囲い込み営業」で精神的苦痛に悩まされています。

余りに異常な「囲い込み」は本来のケアマネジャーの役割とは一線を画します。

その為に、介護保険制度が誕生した訳では決してありません。

日頃から常に過剰な業務を強いられているケアマネジャーへ、固執した営業と言う業務を強いる事が常習化する事は、決してあってはいけないと言う事です!

利用者本位のケアマネジメントが出来る職場を探すのが、大きな一歩です!

ケアマネは、「営業マン」ではありません。

そんな、職場なんかに、私は絶対に勤めたくないですね。

まとめ

ケアマネジャーは、介護現場とは違った「精神的苦痛」が日頃の業務が滞れば、それほど辛いものはありません。

私も経験しましたから。

そんな事もあり、鬱状態になった事もあります。

例えば、介護現場で働く介護士は直接的な「いじめ」や勤務時間の多様さで、精神的な苦痛となる事が多いです。

しかし、大きく違う事が1つあります。

ケアマネジャーは、担当する利用者さんや入所さんを「1人で抱え込み悩みまくる」と言う違いがあります!

なかなか、上司へ相談する事が出来ない状態が生まれやすい仕事が「ケアマネジャー」なんです。

「何とか、自分で解決しなければ!」と言う先入観がケアマネジャーには生まれるんですね。

その辺りを、管理者さんがフォロー出来る体制が構築されていると良いんですね!

そんな事業所が「ホワイト」な居宅なんです。

以下に、ケアマネジャーとして辞めたいと感じる方へ参考になる記事もありますので、合わせてご参照下さい。

今、この記事を読みながらも「辛い、助けて」と言うケアマネジャーさんは相当な精神的苦痛を毎日感じているかもしれません。

そんな事が、人生の歯車を壊す事にもなり兼ねませんので、他の居宅へ転職を考えてみるのも良い手段だと思いますよ!

無理だけは、しないで下さい。

私の様に、うつ状態にならないで欲しいです!

まだまだ、未来があります。

そんな時は、私へコメントを送って頂いても構いません!

これからの介護保険制度に置いて、ケアマネジャーが「笑顔あふれる環境」が出来る様に私も頑張りますから!

どうか、今はケアマネジャーを辞めたいと考えている方はちょっと冷静になり、これからのケアマネ人生プランを考え直してみましょう!

たまには相談できる方へ、ちょっと愚痴を言うだけでも良いと思いますよ。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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