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【高額な費用】有料老人ホームの種類や働く職種や費用をまとめました

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は他の介護施設に比べ、かなり高額な有料老人ホームについて紹介します。

有料老人ホームで働く職種や看護師の業務、さらには介護度など有料老人ホームのすべてを明かします。

有料老人ホームとは

高齢者の方を入所させて、食事の提供、その他の日常生活上必要なサービスを提供することを目的とする施設です。

また老人福祉施設・グループホームでないもののことを言います。

入居する方は介護保険料は1円も発生しない、完全な自費になります。

設置主体は株式会社や財団法人、社会福祉法人、宗教法人などで、入居はホームと入居者希望者との契約によります。

特に、株式会社で運営している有料老人ホームが多いですね!

いずれもマンションタイプの個室が大半で、おおむね一時金払いにより就寝にわたって取得する利用権方式や、一般の賃貸住宅と同様、家賃相当額を月払いする建物賃貸貸借方式や「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の規定に基づき、終身建物賃貸借事業の認可を受けた終身建物賃貸借方式の3つに分けられます。

また一般のマンションなどの集合住宅と同様、居室の区分所得権を取得する所得分譲方式の施設もあります。

有料老人ホームは都道府県知事より居宅介護支援事業所の指定を受ければ、介護保険制度のもとで、在宅サービスの1つである特定施設入居者生活介護を提供することができます。

前田(運営者)
さらに、2006年の介護保険制度の大幅な見直しにより、地域密着型サービスも行うこともできることになりました。

職員は入居者と契約に応じて、個人的な事情による相談・助言や健康管理、食事、介護サービスを行ったり、各種行事・クラブ活動に協力したりすることが主な業務となります。

驚くことに、入居金は1000万円を越える高額なところもあり、入居者は自宅を売却したりして資金を調達することもしばしばあります。

(都心部に多いです)

それだけに今後サービスの第三者評価制度や経営内容の情報公開が求められています。

有料老人ホームで働いている職種は?

有料老人ホームで働いているのは、介護職員、生活相談員、介護支援専門員、事務職員、調理員、栄養士、看護師、医師、機能訓練指導員と多くの方が業務をこなしていて万全の体制を整えています。

有料老人ホームにおける看護師の業務

看護師さんの主な仕事は、利用者様の健康管理になります。

バイタルチェックや服薬の管理、そして医師の指示を仰ぎながら対応することもあります。

病院へ行かれる利用者様の付き添いや、そのご家族への説明なども業務に入り、とても大切なことです。

前田(運営者)
もし人手が足りない場合は、健康管理だけにとどまらず、ケアアテンダントというスタッフと同じように働く場合もあります。

ほかの看護師の方や他の職員との連携、高齢者医療の知識を必要とします。

慣れないうちは職員同士の連携や医療の知識不足に悩むこともあると思います。

また有料老人ホームでは医師が常にいるとは限らないので、利用者様の体調管理の責任や緊急時の適切な対応が求められる責任の大きい仕事でもあります。

有料老人ホームを利用する方の介護度は?

有料老人ホームは自立している健康な人から要介護の人まで入居可能な民間施設になります。

特別養護老人ホームとは違い年齢や介護度の制限はありません。

しかし毎月支払う費用は比較的に高額です。

有料老人ホームの種類

有料老人ホームの種類は主に3つあります。

1、介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)

介護等のサービスが付いた高齢者の方向けの居住施設です。

介護が必要となっても、当該有料老人ホームが提供する特定施設入居者生活介護を利用しながら、当該有料老人ホームの居室で生活を継続することが可能です。

2、住宅型有料老人ホーム

生活支援等のサービスが付いた高齢者m抜けの居住施設です。

介護が必要となった場合、入居者自身の選択により、地域の訪問介護等の介護サービスを利用しながら、当該有料老人ホームの居室での生活を継続することが可能です。

3、健康型有料老人ホーム

食事等のサービスが付いた、高齢者向けの居住施設です。

介護が必要となった場合には契約を解除して、退去しなければいけません。

有料老人ホームの高額な費用

入居時にかかる入居一時金は最近では0円という施設が増えていますが、1000万円を超えるところもあります。

月額利用料金は家賃や須藤光熱費などの月額利用料に加えて、介護サービスにかかる介護保険1割自己負担や介護・生活サービスにかかる追加料金やおむつ代などの日常生活で使う消耗品やその他の費用が含まれてきます。

だいたい20万円は越えるものと考えるといいでしょう。

こちらの記事も参考までに。

ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

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前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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