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介護関係者はアンガーマネジメントを有効活用する他ないです

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、介護関係者はアンガーマネジメントを有効活用する他ない

について考えていきたいと思います!

福祉職は勿論、仕事や育児をしている様々な方に有効活用出来るのがアンガーマネジメントを学び知る事がとても大切です。

人間は、心情が目まぐるしく変化します。

それは、環境や人間関係が主に影響しますよね。

前田(運営者)
そこで、アンガーマネジメントを知り有効活用する事が大切です。

近年、介護事業所や介護保険施設での虐待件数が増加しているのも介護現場やケアマネのストレスが積もりに積もって爆発している傾向にあります。

介護関係者は低賃金・重労働に加えて、相当なストレスにより自分の怒りやイライラを制御出来なくなってしまう方がとても多いです。

そりゃあ、イライラしますよね。

認知症介護と一言で行っても、相当なストレスになるのは当然の事です。

新人介護士さんが直ぐに辞めてしまうのも解る気がします。

しかし、介護職はやり続ける事で知識や経験を元に介護職を天職だと言う方も少なからず多いのも事実です。

どうやって自分の怒りをコントロール出来るかが鍵となっている訳です。

今回はアンガーマネジメントについて深掘りしていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

介護職が怒りを抑えきれない状況が生まれている

介護現場やケアマネは認知症高齢者や、団塊世代の亭主関白な考え方に苛立ちが止まりません。

どう、認知症患者だから上手くケアしていく事でなんとか出来ると思っても、毎日そんなストレスフルな状況に置かれてしまってはイライラが爆発してしまうんです。

これが原因で、介護職の人材が減る一方なのは当然としか言いようがありません。

しかし、そんな抑えきれない爆発的な怒りをコントロール出来る様になれたら最高の介護職へとなれるんじゃないかと思いませんか?

勿論、身体的・精神的にズタズタになってしまっている方は、一旦考え直したが良いと思います。

アンガーマネジメントを熟知していても無理なら仕方が無いです。

ただ、アンガーマネジメントもどう教わったり勉強したかにもよると思います。

ここは重要ポイントです!

アンガーマネジメントの勉強って、教える側にも問題があると言う事です。

ただただ、ポジティブ思考に物事を考えてイライラは趣味や飲み会なんかで発散しましょう!

みたいな感じでの内容では全く持ってアンガーマネジメントを知った事にはなりません。

多くの介護職は怒りを抑えきれない状況が生まれている方が年々増加しているのが現状ですから。

では、どう言う風にアンガーマネジメントを学ぶ事が大切なのかを以下に紹介していきたいと思います!

怒りやイライラを我慢出来る介護職になりたい!

介護を仕事にしている方は、アンガーマネジメントの研修や勉強会をしたところで良い答えは自分なりに出ましたか?

恐らく、100%出来たと言う介護職はいないでしょう。

結論を言うと、経験がものを言う介護の世界では「怒りやイライラを我慢は100%出来ません」

しかし、50%でも軽減できたら良いと思いませんか?

例えば、営業マンなんてとんでもないくらい精神的な苦痛とイライラと戦っています。

なので、出来る営業マンはアンガーマネジメントが50%位理解出来ていて、ストレスがあまり掛からない様な営業をしているから仕事としてやりがいを持って営業職が出来ているんです。

この答えを介護職で言うと、やたらに利用者さんや入所者さんの介護支援について深く考えすぎない事です。

言ってしまえば、相手は普通に他人です。

アンガーマネジメントとは感情のコントロールの事ですが、介護職はそんな容易く感情をコントロール出来る仕事ではありません。

しかし、ある程度イライラする相手の感情を深読みし過ぎずに、対応するだけでイライラする高齢者さんが居るならば、他の介護職員や看護師へ素直に相談しましょう。

まーこれも誰もがしている、はけ口でしょうが。

前田(運営者)
しかし、ちょっと相談できる仕事仲間や介護職とは関係の無い方へ、相談するのも効果的なアンガーマネジメントです。

アンガーマネジメントは、小なり大なりの振り分けをする事が大切です。

ここが第一関門と言っても良いでしょう。

そんなアンガーマネジメントについて、私なりの解決策をご紹介していきますね!

経験者が語る自己流アンガーマネジメント

私は、介護職場やケアマネをしてきてイライラを通り越して怒りさえも失せてしまいうつ状態になった事があります。

しかし、最初は小さな太陽の光を見つめる事が出来る様にもなりました。

そこで何が言いたいかを説明します。

人間、イライラや怒りを通り越すと自己防衛反応なのか殻に閉じ篭りたくなってしまうのでしょうか?

実は、アンガーマネジメントについての解消法についての論文はいくらでもありますが、イライラや怒りを通り過ぎた後に待っている怖い病気が「うつ病」の様な精神疾患なんです。

アンガーマネジメントを学ぶ前に、怒りまくりの毎日を繰り返していると、人間最後は精神的な病を患ってしまうリスクが増大すると言う事実を知る事がとても重要なんです。

この結論をアンガーマネジメントで真摯に学んだ事がありますか?

恐らく、ほんの一握りでしょう。

こんな事実も知りながらアンガーマネジメントを勉強する事が実は重要なんです。

そもそもアンガーマネジメントでは、怒りを6秒間我慢すると良いとされています。

ただ、毎回6秒間我慢出来ますか?

「それこそストレスが貯まるんではないですか?」

そう思います。

私は、常日頃からイライラしたり怒ったりする事はある程度は我慢しなくて良いとハッキリ言います。

だって、人間ですもの。

我慢したり自分を100%コントロール出来るなら、もっと良い仕事を見つけますよ。

つまりは、我慢出来る事は我慢して無理なものが頻発するなら転職するか、ちょっと休暇を取りましょう。

ちょっと一時的に仕事を休む事も選択の1つです。

どれだけ正論なアンガーマネジメントを試みても無理は禁物なんです。

医者の診断書があれば傷病手当も休職してから4日目から受給対象になります。

前田(運営者)
私の自己流アンガーマネジメントは、自分の怒りやストレスの限界値を知ると言う事です。

この考えが出来るか出来ないかでは大きく人生観も変化します。

完璧な人間なんていませんから。

「安心してください、皆んなイライラや怒りの矛先を考えていたりしますから」

つまり、クソ真面目にアンガーマネジメントを考え続けているだけでは現代の介護職は難しいと言う事です。

「もう無理!どうにもならない!」

となる寸前に休職しましょう。

それが1番のアンガーマネジメントの延長線なんです。

上司は言います。

「ゆっくり行こうよ!不満があればいつでも相談してね!」

それで何とか怒りやイライラが治るなら良いです。

しかし、治らずに真面目に我慢し続けたら・・

人生が狂う事も大いにあるので、そこは自己流アンガーマネジメントと捉え、医師へ相談しにいきましょう!

それで私も重病にはならずに、介護が楽しいと思える様になりました!

経験者ならではのアンガーマネジメントのご紹介でした。

精神的に参ってしまう前に、自分をよく見つめ直してみましょう。

つまり、皆さんの自己流アンガーマネジメントが構築出来る事が大切だと言う事ですね。

以下に、実践して欲しい事を2つお伝えします!

・1番はどれだけ介護職へ対するモチベーションがあるかを紙に箇条書きしてみましょう!

・イライラや怒りが出る時の状況も紙に書いてみましょう!

この2つを書いてみて、圧倒的にイライラの数が多くて介護へのモチベーションが1つ2つ位しか浮かばないならば、結構精神的に参っている状況です。

こういう風に自己流でアンガーマネジメントについて可視化・有効活用する事で、自分の置かれた精神的な状況が把握出来ます。

是非、お試し下さい!

以下の記事も合わせてご参照頂けると励みになります。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも様々な記事をご紹介していますので読んで頂けると嬉しいです!

前田(運営者)

転職は、1日の大半の時間を使う「仕事」にかかわるものであり、給料にも大きくかかわるため『人生の決断』ともいえる大きな転機です。

「適当に決めてしまって後悔した」ということの無いように、納得いくまで相談することが重要。

担当者へ、自分に見合った就職先を伝えましょう!

介護・福祉職対応可能!専任のキャリアアドバイザーへ何なりと希望をお伝え下さい。

介護職としてもう疲れた方へ。

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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