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[現役介護施設長]私が介護福祉にずっと携わる理由と体験談を公開!

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、現役介護施設長である私自身について、介護福祉への「こだわり」や、解りやすい様に体験談を交えて公開出来ていければと思います!

いつもであれば、介護や福祉について皆様に少しでも様々な情報を発信しておりますが、今回は私の初介護士デビューから現役介護施設長に到るまでの道のりや、修羅場も多く体験してきたので介護現場での参考にも繋がると良いなと思います。

介護士や介護福祉士・ケアマネは、それぞれの大変さがありますよね!

今の時代では、大きく分けると「熱心な介護人材」と「何となくで良いやと言う介護人材」が混在しているなぁと考えます。

しかし、昔から変わらない「スパルタ介護施設」も未だに存在します。

そんな、介護施設(特に特養・老健ですね)では古い介護福祉の教育体制が未だに引き継がれている事が多いです。

パワハラ・モラハラが当たり前みたいな感じです。

これでは、介護人材も集まらない訳です!

そもそも、時代のニーズに合って無いんですよね。

経営陣も「介護の在り方」について、時代の変化に気付くべきだと感じます。

介護保険制度は改正されているんですから、介護福祉の教育体制や働き方も同時に変化していくべきなんですね!

因みに、私は介護保険制度が生まれたばかり位の時に介護士としてデビューしたんですね。

そんな、私の介護福祉にずっと携わっていく事が何なのかについてご紹介していきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

介護士デビューは想像を絶する世界だった!

私は介護保険施設で、無資格介護士としてデビューしました。

恐らく、若い介護士さんも施設系からの介護士デビューが多いのでは無いでしょうか?

介護保険施設では、基本的な介護技術を学ぶ事が大きなメリットですね!

勿論、在宅介護も介護技術を学べますが、要介護度が高い要介護者が多いので、様々な介護の基本を学べる近道が「介護保険施設」だと思います。

そこで、私も介護保険施設で先ずは基本的な介護技術を学ぼうと介護士デビューしたんですね!

しかし、そこは想像を絶する世界だったのです。

介護技術を学ぶにも先輩が怖すぎた

私が出勤初日の時点から1週間位は、先輩介護士は優しかったですね〜。

しかし、それなりに先輩とも慣れてきた頃に、その時は訪れました。

介護現場の「ボス」みたいな介護士さんが居る訳ですと。

もう、怖かったですよ。

入所者さんの情報を最初に観る時間が有ればまだ若干良かったのかなぁ?

とも考えますが、今考えるとそんな情報を初心者介護士の私には、あまり意味が無いからこそ厳しく「指導してくれた」と今では感じています。

しかし、逆に考えると「とにかく走れ!」「コールが鳴ったら1番に出ろ!」「トイレ介助は率先して行け!」の毎日でした。

何がおかしいかって、誰も付き添ってくれずに1人で走り回っていたと言う事でした。

もう、かれこれ20年近く前の話ではあります。

介護と言う仕事は、「職人」だと感じました。

今の時代に、こんなスパルタ教育では「介護士は育たない」と思います。

しっかりと、プリセプターが付いて徐々に慣らし運転で「介護福祉」を学ぶ環境が必然です。

そうしないと、介護人材は間違いなく「増えません」。

まー、私の場合は時代的にも「先輩が言う事が全て」としか考えられない時代でしたから。

今では、そんな先輩には厳しすぎたにせよ「未だに交流はあります」

怖かった先輩も、今ではそれなりのポジションで介護と言う仕事をしていますし、時代に沿った教育も行っています。

ただ、未だに「あの教育体制は今でも身に染みる」位に思い出すと怖かったです。

先輩介護福祉士にも教育はバラバラだった

私が、スパルタ教育を受けている中でも、他にも新人介護士は居ました。

そして、介護あるあるですが「良い先輩介護福祉士」に当たるかどうかが大きくモチベーションにも影響するんですね!

昔ながらのスパルタ介護福祉士の先輩がプリセプターでは、ハズレなんですよ。

飴と鞭の使い分けが上手く出来る先輩介護福祉士なら良いですね!

私の時代は「鞭と鞭」でしたから。

この様に、同じ介護保険施設においてもバラバラな「教育」をすると、結局介護支援もバラバラになってしまうんですね。

そう言う大切な「教育」は一貫性が無いといけません。

介護の世界は、就職先選びが重要!

恐らく、殆どの介護職や社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネは「ハローワーク」でのみ転職先を探すでしょう。

それは、あながち間違いでは無く普通の事何ですが、これもまた時代は変化しています。

物凄いスピードで!

何が言いたいかと言うと、「ハローワーク」では自分で転職先を探して窓口で面接の日程を決めるみたいな感じですよね。

それだけで、「次の転職先の介護事業所」はホワイトな職場だと思いますか?

もしも、そんな転職先がスパルタ教育を昔から引き継いでいる様な事業所だったら・・・

考えただけで、恐ろしいですね。

昔方式の、スパルタ式で無い「教育体制がしっかりとしている介護福祉事業所」を相談するエージェントが仲介に入ってくれながら探す方が、よっぽどマシです!

介護福祉と言う仕事を選んで、ずっと頑張りたい方へ「スパルタ方式」の介護現場はもう体験させたくは無い。

良い介護が出来る職場へ転職が出来る事が1番です!

更に高みを目指す為に介護支援専門員へ1発合格が目標だった

私自身、先輩介護福祉士を「いつか、ギャフンと言わせてやる!」と言う願望も強くなり、そしてそれが糧ともなって「介護支援専門員」へ合格し、更に高みを目指す事をずーっと考えていました!

先輩介護福祉士や管理者が、試験に落ち続けているのを知っていたからです。

そこで、ひたすらに介護支援専門員実務者研修受講試験を「最初から視野に入れていました」

そして、見事に1発で合格出来ました。

正直、相当勉強しましたよ。

そもそも、勉強があまり好きでは無かったので。

そこからは、ケアマネジャーとして在宅介護も学び、最終的に介護施設長へとなれました。

運もあったとは思いますが、それなりの資格と実力や「介護福祉が好き」と言う様々な要因が重なり、今に至ります!

そして、皆さんもモチベーションとして介護支援専門員の試験合格は、大きく人生に良い方向に向かうと思いますよ。

大きなスキルになりますから!

後は、経験値を積み重ねていくだけです!

その後に、介護福祉に携わるものとして、良い仕事が楽しく出来ますから。

まとめ

いかがでしたか?

私の壮絶な介護デビューの話は、まだまだ序の口です。

手が出る事さえありました。

又は、無視です。

先輩介護福祉士の方と対立した事も何度もありました!

それだけ、専門性の高い仕事が介護福祉なので、今では「良い過去だった」と心に留めています。

しかし、それは本来の介護現場でも有り得ない教育体制です。

お互いが良い話し合いが出来る先輩であれば問題ないと思います。

むしろ、それが当たり前です!

毎日ジュースを買ってこいとパシリにされたり、先輩の出勤前にお茶を準備したりと様々な意味不明な事を強いられて、私は介護施設長になりました!

もう、何をされてでも「いつかこの先輩を超えてやる!」と言う信念だけが自分を鼓舞出来た理由です。

しかし、そんな鼓舞はもっと良い方向で出来るんです!

それが当たり前ですから。

私は、そんな体験をしてもポジティブに思考を変換出来たので、介護福祉と言う仕事へずっと携わる理由です。

そして、今の介護福祉の世界は益々発展しています!

悩んでいる介護士や介護福祉士の皆さんが「介護って楽しい!」と心から思え、発信していく事がとても重要だと思います!

こんな介護施設長が介護支援を続ける体験談の公開でした。

自分にとって、良い介護の在り方を届けるにはどうしたら良いのか?

ずっと今でも、自分の考え方と戦っています。

そんな事を私は、ずっと考えています。

私、一人では改善出来るはずも無いですが、個人的な「使命感」なんです。

皆さんの、ご協力有ってのこそだと思いますよ!

今、介護士としてデビューされた方は決して無理だけはしない様に頑張って下さいね!

以下に、介護士として人間関係に悩んでいる方も多いと思います。

そこで、私の実体験をご紹介しておりますので参考にしてみて下さい。

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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