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[介護士必見]足首を骨折してしまった!

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、[介護士必見]足首を骨折してしまった!について考えていきたいと思います!

歳を重ねると、人間誰しもが運動能力が衰退していきます。

介護士として、高齢者さんの廃用症候群の防止は必須事項な介護支援ですよね!

そこで、介護士の人材不足が今後も続くのであれば、介護士も不意な事故等による、骨折などでの出勤が出来ない様な事には気をつけていきましょう!

それでは、今回もよろしくお願いいたします!

足首の捻挫は直ぐに医療機関へ!

先日、自宅の外壁の苔をちょっと段差のある所へ登って「スプレースプリッドクリーナー」たるスプレータイプの苔やカビを落とす超良い物を壁に「シュッ!シュッ!」としていた時の事です。(スプレーのレビューではないです笑)

ちょっとフラついたと思った瞬間・・・「ゴリっ」・・左足から落下してしまい、痛みと痺れが走りました。

ちょっと落ち着いたので「捻挫してしまったなぁ」とクーリングしていたが、1時間後に足がパンパンに腫れているではないですか!そして、内側のくるぶしを触ると今まで感じた事のない超絶激痛・・もしや・・速攻で119にて救急搬送です。

なんと左下肢内果骨折だった! 

そして、案の定レントゲンを見てみるとくるぶしがキレイに真っ二つになっていました。

人生初の骨折でした。こんなに痛い物なんだなと痛感と共に、家族や会社に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

正確な病名は「左脛骨遠位端骨折」と主治医より説明がありました。

その日から即入院し、「明日は手術します、ボルトを二本入れて固定して、軟骨の位置を戻して・・・」

え・・え・・「ちょ、ちょーっと待って心の準備が!」てな感じで翌朝までドキドキしてあまり眠れませんでした。

(その日はとりあえずシーネ固定とロキソニンで凌ぎました。)

一応手術をしないでギプスではダメ元で聞いてみましたが、「おそらく変形しますよ」

「そうですか、では手術をお願い致します」と即答!

もうヨボヨボのおじいちゃんだったら多分してません(笑)

観血的骨折合術をされてみた!

手術着?の様な物に着替え、手術室までベッドで移動しました。

もちろん心臓バクバクですよ!

手術室に入ると、まさにドラマで見る光景。

下半身のみの麻酔で腰椎へ注射しました。看護師が「大丈夫ですか?」

と聞いてきましたので、なんと私は「気持ち良いです」と回答。

麻酔医は「え!?そんな事言われる方は初めてです(笑)」と苦笑です。

何故かというと、私は慢性腰痛でトリガーポイント注射神経ブロック注射を何回もしているので、それらよりもっと効いたんですね。

腰痛の圧痛点(トリガーポイント)へジャストミートだったのです。

そんなこんながあり、麻酔が効いてくるとドラマに出てくる様な「それでは、~術を開始します」、「メス」みたいな事は全く無く、ドクター3人位でカチャカチャしていました。

途中チェンソーの様な音や、ハンマーで叩く様な音が聞こえていましたが全く痛みも感じず、1時間程で無事終了しました。

両足の感覚は全く無く、変な感じでした。

手術後はすぐにリハビリ!

麻酔が切れ、とんでもない激痛が来たのは手術当日の午後22時頃の事でした。

「左足首のくるぶしが痛い!いや、燃えているかの様な、なんとも言えない痛み!」

痛み止めのボルタレン座薬を挿肛するも、全く意味がない。

その夜は、ひたすら踠いていました。

しかし、朝になると段々と痛みも軽減していき、早速リハビリ開始!

「え!?もう?昨日の今日だよ?」

現代の医療機関は、例外的なものを除いてすぐにリハビリをします。

逆にリハビリをずっとせず、ベッド上で安静にしていると廃用症候群になってしまうからです。

ここは、介護士必見な内容です!

特に、高齢者の場合は認知症の発症のリスクを何倍にも上げます。

人間何もしないと、体だけでは無く脳までもが弱ってしまうんですね。

いきなりリハビリといってもスパルタなやり方はしません。

その方に応じた、症状が悪化する様なやり方はせずに、私の場合は浮腫んだ左足をマッサージしてくれました。

ほんの3日もすれば浮腫もほとんどなくなり、入浴です。

もちろん最初は介助浴です。

まさか自分が介助されながら、「前の方は自分で出来ますか?」と言われるとは(笑)

しかし、自分が介助されると、とても高齢者様や患者様の気持ちが解りました。

「百聞は一見にしかず」の様な感じです。見るより体験ですよね。

人間の身体的能力と精神的な影響

今回、リハビリで理学療法士の方に色々と教わることができました。

知識としては解っていたものの、実体験をするとものすごーく良く解ります。

人間の体は、例えば20代だろうが80代だろうが老若男女、皆ほとんどの方が2週間ベッドに寝たままの生活を続けるとどうなるか?

答えは・・ほとんどの人が歩行できないかフラフラで足にもしっかり力が入りません。

又、精神的苦痛に悩まされます。

ずっと真っ白な天井を見続けるか、寝るかしかできないからです。

人間は歩行が何かしら障害のある方でも1日に4000歩は歩いているそうです。

それがゼロになる訳ですから、体内を流れる血流も滞り、考える事はマイナスな事やイライラです。それが脳に悪い影響を及ぼし、うつ病や希死念慮を考える様になります。

特に高齢者になると認知症を発症するリスクが増大します。

人間は仕事をする=体と脳を使う、という事をして夜は休ませる事で「生きる」という事が基本的な動物なんです。

なので、私はリハビリを懸命に続ける事と、「しっかりと二足歩行ができる様になる」を目標にして日々頑張っています。(骨折しなけりゃこんな事ならないで済んだんですが・・)

なんでもポジティブに、1つダメでも何か他の方法があるはずという様な思考で生きていける様になると、仕事の能率アップや「笑顔」が勝手にできる様になります。

毎日ニコニコして生きていたいですよね。

誰もが好きで病院に入院してる訳では無く、「これも何かの縁なんだろな」位でラフに考えそこで何を学ぶかがとても重要だと思います。

今回のまとめ

今回初めてづくしの経験をさせてもらいました。

そして、家族や職場に迷惑を掛けてしまいました。しかし、その中でまた1つ「学び」をする事ができました。

大切な事は、今回骨折してしまった事で何をどう感じて1日1日を過ごして来たかです。

私も、介護施設長として身をもって治療される側に立ってみて色々と考えさせられました。

介護士や医師の仕事風景や、気づきが沢山あったのです。

入院中に看護部長さんと「これからの病院の在り方」についても話す機会ができ、とてもいろんな意味で良い経験になりました。

しかし皆さん、骨折はマジで痛いので注意しましょう。

(私が言っても説得力ゼロですが笑)

それでは、長くなりましたが今回も読んで下さりありがとうございます。

(ベッド上にて執筆しました笑)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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