介護の現場 介護福祉士

介護士が夜勤を月に5回以上を繰り返していると体調が悪くなります

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

介護士の皆さんにも夜勤を月に5回以上繰り返しているている方も多いと思います。

特に施設系で働いている介護職員で人員がギリギリな職場も同じような状況です。

なので夜勤をするほどの介護人材が減り続けているのも一因ですね!

結局、正社員介護士や勤務表を作成する管理職・主任クラスの方々に多いと思いますよ。

夜勤を好んで率先する方は一握りです。

私も勤務表を作成しながら他の介護士さんの希望休を観ていると「あ〜ここは僕が夜勤するしかないな」みたいな感じです。

今回は介護士の夜勤が月に5回以上を繰り返していると体調が悪くなる理由について実体験を踏まえながら解説していきたいと思います!

それでは、今回もよろしくお願い致します!

夜勤者の大変さとルーティーン

前田(運営者)
私自身、当時夜勤を17時間通しでしていましたから相当体調が悪くなることが多かったですね。

休憩が2時間とか関係ないですから。

そりゃあ大変ですよ。

夜間徘徊やコール頻回な入所者さんへ対応しながら他の介護業務もこなしながらだったので身体的にも精神的にもヤバかったですね。

夜勤明けは整骨院がルーティーンでしたよ。

そして、夜勤明けの日はお腹を下しやすくて「こんな生活を続けていたら寿命が縮まるな」と考えていた位です。

介護士の皆さんも私と同じような体調不良や他の体調悪化が出現しませんか?

それだけ介護士の夜勤業務は過酷かつ大変なんですよね。

休憩はあって無いようなものなんです。

いつまで経ってもこの傾向は改善されないのがおかしいんですけどね。

介護事業主さんは考えた方がいいと思います。

夜勤中にホッとできる時間を考える

どうしてもドタバタな夜勤ですが月に5回以上も繰り返していると、おおよそこの時間帯は案外ホッとできる時間を考えませんか?

介護士の夜勤あるあるですね。

これは様々な入所者さんの夜間帯の情報を知り尽くした術とも言えます。

これって実は凄くないですか?

これまた夜勤介護士あるあるですが、特にタバコを吸う介護士さんからしたら外で吸わないといけないので入所者さんのコール頻回タイムや転倒リスクがある入所者さんのタイムスケジュールを把握できているからこそ夜勤中にホッと一息出来る訳です。

日中の介護支援とはまた違う仕事内容が夜勤だと私は考えます。

急変が起きやすいのも夜勤者に多いのも事実です。

そういう急変や転倒のリスクをほぼ完全に理解しての介護支援は経験こそがものを言います。

そして、ホッと出来る時間帯まで把握できる訳ですね!

少しでも夜勤業務のストレスを快勝出来る方法は自分なりに考えておかないといけませんね!

大切なことです。

ただ、やはり夜勤を月に5回以上繰り返していると体調は少なからず悪くなります。

人間が寝ている時間に仕事をしている訳ですから。

いくら夜型人間だと言っても体調管理は難しいの一言ですね。

体調がおかしくなり、最後には精神的に苦しむことすらありますから。

不眠という傾向が出てきたら危険信号だと考えておきましょう!

以下に更に対策等をご説明していきますね。

夜勤は月に3回程度に抑えよう

どうしても夜勤がある介護士さんにはせめて月3回程度に抑えましょう。

そうしないと、他にも日勤以外にも早出や遅出もあるんですから!

体調を1度崩すと介護士としての本来のポテンシャルも落ちますし何よりミスが増えてきます。

そうなった時は勤務形態を上司へ相談しましょう!

無理をしないで相談してください。

最悪、精神的に鬱状態になり兼ねませんから。

前田(運営者)
私がその体験者です。

例えば最近不眠傾向であったり、食欲が無くなってきたり倦怠感が常にある等です。

これらの症状が出現しだしたら病院受診をおすすめします。

なので、そうならない為にもせめて夜勤は月3回程度に抑えることで大きくポテンシャルも変わりますよ!

いい介護施設や介護事業所であれば夜勤専従の介護士さんも雇用していると思います。

介護士のポテンシャルが落ちていくことは仕事へのやりがいも同時に失せていくという二重の負の財産しか残りませんから。

介護という仕事は年齢に見合った事業所で働くこと

若い介護士であれば、それなりの体力や精神力があるので頑張れるかもしれませんが介護という仕事は自分の年齢に見合った介護事業所で働くことを第1に考えましょう!

年齢を重ねるごとに体力も落ちてきますので要注意です。

そうしないと、本当に体調不良どころか潰れてしまいますから。

そうやって介護人材が減っていくことがとても辛いことなんですよ!

介護という仕事は本来、社会福祉というカテゴリーでやりがいを実感できる素晴らしい仕事なんですから。

夜勤を頑張りすぎて潰れてしまっては意味がありません。

自分の体調とよく相談しながら介護士としてポテンシャルの高いやりがいを感じる仕事をすることが大前提ですよ。

どんなに体力に自信がある介護士でも夜勤を長年に渡り月に5回以上続けていると体調を崩します。

精神的にもですよ。

私のブログでは厳選した良い介護転職サイトをご紹介しておりますので活用して頂いて構いません!

私も利用してますから。

もちろん、無料なので安心してくださいね。

これ以上、介護士が居なくなる世の中は観たくありませんから!

以下の記事も合わせてご参照下さい。

上司から意地でも夜勤を増やしてとお願いされても、無理と感じたら素直に断る勇気も必要ですよ。

介護職場全員でお互いをいたわる気持ちが大切です。

無理は禁物ということです。

いい介護支援も出来なくなってしまいますから。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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