こんにちは!
カイゴのティータイム運営者の前田裕です。
認知症にも様々な種類がありますよね!
その中でもあまり見かけないレビー小体型認知症をご存知でしょうか?
最近でいうと、蛭子能収さんが認知症を発症しましたが実はレビー小体型認知症でした。
レビー小体型認知症自体、私自身も20年ほど介護職として従事してきていますが10人ほどしか接したことがありません。
というか、実はレビー小体型認知症だったということが解った事例が多いんですよね!
よく、パーキンソン病だったと思いきやレビー小体型認知症だったと言う事がよくあります。
しっかりと認知症専門の脳神経外科での診察をすることが大切なんですよ!
認知症は大きく分けてもアルツハイマー型認知症か脳血管型認知症が大半を占めます。
そしてここからが困難な事例なのが、認知症を発症しているけれどもパーキンソン病も併発していると言う診断なんですが「実はパーキンソン病では無くレビー小体型認知症だった」と言う事が専門医が見抜いた例もあります!
私も様々な認知症の高齢者さんを観てきましたが、レビー小体型認知症だったと言うことを見抜くことは専門医でなければ発見しにくいんです。
そんなレビー小体型認知症についてどういう病気なのかを実体験も踏まえながら解説していきたいと思います!
それでは、今回もよろしくお願い致します!
レビー小体型認知症の特徴4選を解説
レビー小体型認知症は普通の内科医ではなかなか見抜けない事が多いです。
逆に症状が似ているパーキンソン病と間違えて誤診してしまう事も多いんですよね!
そんなパーキンソン病について解説した記事を以下にご紹介しておきますね。
パーキンソン病について症状が理解出来たと思います。
そこで、レビー小体型認知症について特徴をご紹介していきたいと思いますね!
何故、パーキンソン病と誤診されるかが理解出来るかと思いますよ。
レビー小体型認知症の特徴4選とは?
1.幻視や認知症状が出現することが不定期に起こる
2.睡眠時に急な大声や手足を動かしたりと言う行動が出現する
3.パーキンソン症状が出る(筋肉のこわばり・小刻み歩行・転倒しやすい)
4.抑うつ症状が出現しやすい
この4つの症状が主にレビー小体型認知症の方に出やすい症状です。
特に3のパーキンソン症状が出やすいと言うことが問題で、レビー小体型認知症では無くパーキンソン病だと誤診しやすいのが難しい所なんです!
介護職の皆さんも本当にパーキンソン病なのかを考える介護場面を多く観ることについて観察することが大切です。
3以外の症状が顕著に見受け取れる場合は医療従事者へ随時報告・相談することが介護職に求められる観察力という訳です!
私自身、居宅ケアマネ時代にそう言う経験があり家族ともよく相談しながら脳外科で実はパーキンソン病では無くてレビー小体型認知症だったと言う経験があります。
そこで実はレビー小体型認知症だったと言うことは様々な介護保険事業者や家族の意見を元に私は「パーキンソン病では無くてレビー小体型認知症なのでは?」と言うことを考えて検査の結果パーキンソン病では無くレビー小体型認知症だったと言うことが解ったんですね!
特に、夜間の急な幻視や顔をいきなり叩かれたと言う家族の意見がレビー小体型認知症では?と言うことへ繋がったんですよ。
レビー小体型認知症を見抜くのは脳神経外科の専門医にセカンドオピニオンとして検査してもらうことが大切だと言うことです!
でなければ、もしかしたらレビー小体型認知症かもしらないと考えた場合に主治医へ状況報告を常にして、専門医へ紹介をしてもらえるような関係性を築くことがとても大切ですね。
レビー小体型認知症かも?と考えてみる大切さ
今、パーキンソン病として治療を受けている高齢者さんがいるとしましょう。
しかし、どうもおかしいと言う場面を観ることがあると思います。
例えば、認知症だけれども幻視や睡眠中の暴れるような動作等です。
よく解りやすいのが認知症を発症していないのに幻視・急な物忘れ・睡眠時に暴れると言うことがあればよく観察することが必要です。
しかし、レビー小体型認知症を理解していないと難しいです。
なので今回の記事を参照して頂き、理解して頂ければ今後の高齢者さんの観察視点も変わってくると思います!
レビー小体型認知症なのかもしれないと言う知識があるかないかで大きく高齢者さんの生き方や介護支援が大きく変わるんですよね。
この様な知識や見地が有るかないかが介護士・介護福祉士の経験値として表に出る訳です。
入所している、利用している高齢者さんの観察はレビー小体型認知症の様に基本的な知識を有しているかいないかで大きく変化しますから!
それだけ、介護福祉と言う分野はプロの仕事だと言うことなんです。
ケアマネもしっかりとレビー小体型認知症については知っておかなくてはいけませんね!
人の人生を左右することですから。
以下の記事も合わせてご参照下さい!
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。