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[訪問特化]これからヘルパーの需要が増える事実とは?

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は「これからヘルパーの需要が増える事実とは?」と言う事について考えていきたいと思います!

在宅に引きこもる高齢者さんが最近増えています。

そんな理由が今で言うと新型コロナウィルスが更に追い討ちをかけています。

しかも、新型コロナはどんどん変異しています。

こんなにも私たちの生活はもちろんですが、在宅高齢者さんには大ダメージです。

しかも今、新型コロナウイルスが原因で様々な自治体において、通所系サービスに制限が掛けられているのと高齢者さんの外出自粛が主な原因です。

在宅介護に置いて、通所系サービスは大きな担い手です。

そんな、通所系サービスへの利用自粛が既に始まっているんです。

事実、利用者さん宅を訪問すると最近よく耳にします。

「外へ出たくない」「新型コロナが怖い」

こう言う言葉です。

これは、どうにか感染対策を行っていても、高齢者さんがようやく新型コロナへの恐怖が生まれて来たと言う事です。

勿論、感染リスクの低減には良い事かもしれません。

しかし、高齢者が在宅に引きこもり続けるとどうなるでしょう?

何度も私のブログでは言いますが、フレイルから始まり「廃用症候群」です。

そんな状況を、どう打破したら良いのか?

どうしても外出自粛をする高齢者さんへの介護支援は訪問系サービスですね!

フォーマルサービスでなんとかするには「訪問特化」で対応するしかありません。

そこで、ヘルパーの需要が増える訳です!

訪問特化した在宅介護支援がこれからの時代では必須なことです。

そして、ヘルパーの需要が増える事実があります。

 

なんと現在、ヘルパーへの求人倍率は約15倍です。

今、介護士・介護福祉士として転職を考えている方には、1度ヘルパーと言う在宅介護支援へ携わることは大きなスキルに繋がると思いますよ!

そんな、在宅介護においてヘルパーの需要についてや今の在宅介護支援について考えていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

ヘルパーさんの需要と介護支援内容とは?

在宅支援内容において、通所系サービスと肩を並べるフォーマルサービスが、ヘルパーさん(訪問介護)です。

ヘルパーさんは、訪問特化型とも言える利用者さんへの介護支援内容が充実しています!

・その在宅介護支援内容は2つに分かれます!

1.生活援助

高齢者さんへ、必要な食事や買い物をしたり食事の提供、洗濯掃除・薬の受け取りと介護保険制度上で出来る限りの在宅支援を提供します。

2.身体援助

高齢者さんへ、必要な入浴介助清拭・体位交換やオムツ交換、通院等の外出援助等です。

*直接利用者さんへ触ると言う援助と考えてもらえると解りやすいです。

介護タクシーも、ヘルパーさんと同じような訪問介護の位置付けです。

このようなヘルパーさんの介護支援内容は、在宅介護においてとても重要な役割を担っています。

なので、外出自粛をしている高齢者さんへは必要な介護支援と言う事が言えます。

訪問特化型ならヘルパーさんと訪問リハビリの組み合わせ!

上記で、ヘルパーさんの在宅支援内容が簡単ながらお解り頂けたと思います!

また、以下にヘルパーさんについて考えた記事がありますのでご参照下さい。

ここまで、ヘルパーさんの在宅介護支援が相当有意義な意味合いを持つ事が解りましたが、それだけでは足りません。

在宅介護も組み合わせが必要です!

そこで、訪問リハビリとヘルパーさんの組み合わせですね!

誰しもがこの組み合わせの介護支援サービスが適用される訳ではありませんが、外出自粛をしている利用者さんが廃用症候群になる事は絶対に防がなくてはいけません。

例えば、今まで通所系サービスの中でも、通所リハビリテーションに通っていた利用者さんはこの組み合わせ介護支援が良いかと考えます。

私が、居宅ケアマネであれば、そんな感じで利用者さんへ提案します。

そこまでに至るモニタリングは勿論必須です!

それだけリハビリが必要な高齢者さんが、いきなりリハビリを辞めてしまう事は大きなダメージを負います。

基本的に、訪問リハビリは退院したての方や、通所リハビリテーションに通う事が困難な方への支援が多いです。

しかし、外出自粛している高齢者さんへも良い意味で今は訪問系のリハビリを受ける事は必要かなと考えます!

どうしても、コロナ禍においてはこのような介護支援の組み合わせ支援で高齢者さんを守る事は必須だと思いますよ。

ヘルパーさんと高齢者向け配食サービスの組み合わせ!

ヘルパーさんと高齢者向け配食サービスの組み合わせも今から更に需要が求められます。

どうしても高齢者さんが外出自粛をすると、食事のバランスも悪くなります。

勿論、ヘルパーさんが食事を提供する事も可能ですが問題は、介護保険制度上において点数が足りなくなる訳です。

全ての介護保険サービスをヘルパーさんには出来ないんです。

必ず、点数がオーバーしてしまい10割負担により支払いが増えます。

しかも、食材費に関しては高齢者自身が支払うので、とても年金だけではまかないきれない状態が発生してしまいます。

そこで、週に何回かは「高齢者向け配食サービスを利用する事をおすすめします!

今の時代、高齢者向け配食サービスは日々進化しています。

それだけ、高齢者さんへの需要があると言う事です。

例えば、食事の為だけに通所系サービスやヘルパーさんを利用する事をケアマネはしている事が多いかと思います。

「それって、利用意図がおかしくないかな?」

と思いますよ。

今や、高齢者向け配食サービスも透析や糖尿病の方向けの食事も提供出来る時代なんです。

それを何故かケアマネは率先して利用しないんですよね。

何故でしょうか?

1つは、高齢者向け配食サービスへの偏見が多い事です。

ケアマネとして高齢者向け配食サービスを進めても、長続きしなかった。

と言うような事です。

そもそも、今の時代の高齢者向け配食サービスは「健康食」として提供しています。

塩分を相当下げて配食している訳です。

そこの理解をしっかり説明するのは、ケアマネの役割でもあると思いますよ!

フォーマルサービスにばかり目が行き過ぎた結果ですとしか言いようがありません。

そこで、味に飽きが来ないようにヘルパーさんが作る食事と、高齢者向け配食サービスの組み合わせで健康的な在宅生活を支援する事が大切だと考えます。

まとめ

今からの時代、高齢者さんはどんどん外出自粛をする方が増えると推測します。

そこで、必要な介護支援としてフォーマル・インフォーマルサービスを組み合わせる事で、なんとか最小限フレイルは防げるかなと考えます。

そこには、勿論ケアマネのモニタリングや民生委員さんとのこれまで以上の関係性を構築する事は不可欠です。

そう言う感じで、最初はヘルパーさんの支援内容について再構築する事が必要になってくると思います。

そこから、支援内容を広げていくと良いかなと。

1番は、フレイルと廃用症候群を防ぐ介護支援が今まで以上に求められる時代だと思いますよ!

今の時代は、訪問特化だと言う事です。

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!

以下にも、様々な記事を掲載しているので読んで頂けると嬉しいです。

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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