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現役介護士がヘルパー事業所を助けよう

投稿日:

こんにちは!

前田裕です。

今回は、現役介護士がヘルパー事業所を助けようについて考えていきたいと思います!

現在、ヘルパー事業所は介護分野の中でも群を抜いて介護士人材が不足しています。

このままでは、在宅介護は不可能と言っても言いでしょう。

若手の介護士の殆どが、介護保険施設や民間の介護施設へと流れています。

今や、ヘルパー事業所で働く介護士や介護福祉士の平均年齢は50歳オーバーです。

このままでは、若いヘルパーさんが育ちません。

と言うか、「ヘルパー事業所で働きたい!」と言う若い世代の介護士が減少する事で、小さなヘルパー事業所は倒産していきます。

国は、小さな介護事業所よりも大きな社会福祉法人が運営する介護保険事業所を推進しています。

在宅介護を推進している国が、小規模な介護事業者よりも大きな法人を優先しているんです。

これって、おかしく無いですか?

在宅介護を推進するなら、小規模の介護事業所にも救いの手を差し伸べるべきでは無いですか?

今、まさに小規模なヘルパー事業所の倒産件数が軒並み上がっています。

これでは、小規模ヘルパー事業所ならではの地域に密着した細かい介護支援が出来なくなるんですね。

私も、ケアマネ時代は小規模のヘルパー事業所さんを良く利用者さんへ紹介していました。

小規模なヘルパー事業所ならではの良さが相当ある事を是非知って欲しいですね!

介護ってとても奥が深い仕事ですね。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

小規模ヘルパー事業所の良さとは?

小規模ヘルパー事業所の特徴として、地域に相当密着した介護支援が出来る事が1番の利点です。

介護・福祉の真髄とも言えます。

大規模のヘルパー事業所では正社員では無い非正規社員が多く在籍しています。

そして、何よりささっと生活援助や身体援助を行い、「はいさよなら」的な感じを多く感じます。

まーそれがヘルパーとしての仕事なので文句は無いのですが・・・

いわゆる、利用者さん宅へ訪問した際に地域に密着した疑似家族の様な介護支援に重きを置いている小規模ヘルパー事業所の良さがあるんですね!

何故ならば、小規模のヘルパー事業所で働く介護士さんは、近くに住んでいる方が多いんですね!

そこで、ヘルパーさんも土地勘や民生委員さんとの繋がりが深い方も実は多いんですね。

大規模なヘルパー事業所には様々な地域に住んで居る介護士が働いているので、話の話題が大きく広がらないんですね。

勿論それが悪いとは言いませんよ!

しかし、地域密着的である小規模なヘルパー事業所を利用したい高齢者さんも多いと言う事です。

そんなヘルパー事業所が度々倒産してしまっては、地域密着が売りのヘルパーさんも同時に居なくなると言う事でもあると思います。

地元のヘルパーさんってとても親身なんですよね!

小規模のヘルパー事業所で働きたいと言う介護士も多いと言う事です。

ヘルパーとしての介護支援を行いながらも、利用者さんと地域柄の話題で盛り上がったり、本当に困っている事に気付ける存在なんです。

介護の素晴らしさに出会う事や、再認識出来るはずです!

 

ここでポイント!

「利用者さんが本当に困っている事を聞き出す事が出来るヘルパーが多く在籍して居るのが小規模のヘルパー事業所」と言う事が私の居宅ケアマネ時代には多くありましたね。

これってかなり重要な事だと思いませんか?

ヘルパーさんがインフォーマルサービス的な側面も持ち合わせていると言う事です。

そんなヘルパーさんが在籍する、小規模ヘルパー事業所を助けなくてはなりません。

これだけの良さがあるのですから。

そこで現役介護士さんが、ヘルパー事業所へと転職するのも有りだと思います。

在宅介護の経験値も学べるのですから。

若い世代の介護士がヘルパー事業所を好きと言える環境を

今や、介護業界は全くの不人気職業と化しています。

そんなに介護や介護士ってダメな仕事なんでしょうか?

いえ、そんな事は一切ありません。

人は、周りの意見いに同調して「介護は低賃金でキツイだけの仕事だ」と言う風潮が完全に出来上がってしまっています。

勿論、低賃金で重労働な仕事ですよ介護士は。

しかし、逆に考えると職を失うと言うリスクはほぼ無い仕事でもあります。

大企業に務めたものの、精神疾患やパワハラで辞めていく若い世代も多く存在するのです。

例えば、私の知り合いの介護士で今は小規模多機能介護支援事業所で管理者をしている介護福祉士の方が居ます。

その方の経歴は、難関私立進学高校を経て広島大学を首席で卒業し、教師として確固たる地位を確立した人間です。

しかし、やはり相当なストレスとやりがいが解らなくなり結婚も出来ずに終いには教師を辞めてしまったんですね。

そして、介護の世界に1から入って来たのです。

給与は半分以上下がり、若い介護士にペコペコしながら頑張りました。

そして、それだけ頑張り、その後介護福祉士・ケアマネにも1発合格。

今では、居なくてはならないと職場の介護士や看護師からも人望を認められた最高の介護士さんになりました。

それだけ、ヘルパー事業所にも隠れた原石の介護士は沢山居るんですね。

そんな介護士をしっかり育てるのは、管理者さんの仕事ですよ!

ヘルパーさんが居なくなったらどうなるのか?

ヘルパー事業所が倒産していき、ヘルパー自体の母数も減るとどうなるでしょう?

これは、小規模・大規模のどちらにも言える、ヘルパー事業所では大きな問題です。

小規模ヘルパー事業所の倒産が相次ぐと、その跳ね返りが大規模ヘルパー事業所へ流れて来ます。

しかし、大規模のヘルパー事業所でもこれから介護士人材不足は加速していきます。

すると、在宅介護を担うヘルパーさんが正に居なくなってしまう訳ですね。

これでは、介護業界はとても窮地に立たされます。

これから、地域包括ケアシステムが進む中でこんな事態が起きると在宅介護は相当な困難を迎えます。

他のインンフォーマルサービスが意地でも支えようとしても、難しいです。

高齢者向け配食サービスで、何とか食の確保と安否確認が出来てもです。

フォールサービストインフォーマルサービスが一体となる事で地域の在宅介護がようやく出来ると言う話なんですね!

これからの小規模ヘルパー事業所を存続させる為にも若い世代のヘルパーへの参入と、ケアマネも小規模ヘルパー事業所を上手く利用していく事が今出来る最善の策とも言えるでしょう。

介護は施設だけではありません。

在宅介護の中枢を担うヘルパーさんです。

(他の在宅サービスも同じですよ!)

それでは、ここまで読んでいただきありがとう御座いました!

ヘルパーさんが居なくなっては困るのは現実を迎えてからでは遅いと言う事ですね。

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前田 裕

前田 裕

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