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[介護士必見]うつ病で処方される抗うつ薬について

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、うつ病で処方される抗うつ薬について考えて行きたいと思います!

若い世代だろうが老人性うつ病だろうが、医師が必要と判断した場合には「抗うつ薬」が処方される事が多いです。

うつ病に罹患すると、脳内のセロトニンやノルアドレナリン・ドパミンの分泌が正常に機能しなかったり、分泌自体が少なくなってしまうと言う事です。

なんだか難しい話ですね。

超簡単に言うと、人間の脳内では様々な神経細胞がありますが、それらが上手く機能しない為に「うつ病になってしまう」と言われています。

脳内の神経伝達物質の多くはアミノ酸です。

そこにモノアミンと呼ばれるアミノ酸から合成される物質があります。

モノアミン?

なんだそりゃ?

となりますよね。

そのモノアミンとは、ノルアドレナリン・セロトニン・ドパミンが脳全体で働く大切な神経伝達物質の事です。

処方された抗うつ薬はこれらモノアミンの量を増やして、その働きを高める作用があります。

ちょっと難しい内容ですが、更に細かく説明していきますね!

介護士にとっては老人性うつ病の高齢者さんが服薬している抗うつ薬について、どんな作用があるのか理解できるので必見な内容だと思います!

それでは、今回もよろしくお願いいたします!

抗うつ薬を服薬するとどんな作用があるの?

抗うつ薬にも様々な薬があります。

その中から、うつ病に罹患した方に合った抗うつ薬を処方される事になります。

しかし、なかなか合った抗うつ薬に出会う事は難しく、容量の調整も難しいのが現状です。

これは、老若男女同じ事が言えます。

それでは、様々な抗うつ薬についてどんな作用があるのかをご紹介していきますね!

・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)

この抗うつ薬は、主にセロトニンと言う物質を増やす事でうつ症状を改善するお薬になります。

セロトニンにのみ特化している抗うつ薬になります。

よく使用される抗うつ薬として、ジェイゾロフトがよく見受けられます。

・セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)

この抗うつ薬はセロトニンだけでは無く、ノルアドレナリンとドパミンを増やす事でうつ症状を改善するお薬になります。

ノルアドレナリンの増加も付け加えられた抗うつ薬です。

主に、トレドミン・サインバルタがよく見受けられます。

・ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬

この抗うつ薬もセロトニンだけでは無く、ノルアドレナリンとドパミンを増やす事でうつ症状を改善するお薬になります。

しかし、作用の仕方はSNRIと少し似て非になるところがありますが、1999年以降に登場した抗うつ薬で、副作用をなるべく少なくしているとのことです。

主に、リフレックス・レメロンがよく見受けられます。

様々な抗うつ薬があるが、効果は人それぞれ

3種類の抗うつ薬をご紹介いたしましたが、作用基準が異なる為に複雑な説明は医師へ聞くことが大切です。

介護士が知っておくべき基本的な事を説明していきました。

うつ病にも人それぞれと言うところは、やはり脳内に作用するお薬なので医師でも処方薬がよく変更になる事もあります。

上手く作用してくれれば1番良いですが、それなりに副作用もあります。

その辺りを医師はよく考えて抗うつ薬を処方しています。

その為には、日頃から介護士が高齢者の生活状況をよく観察して看護師や医師へ報告する事がとても大切です。

うつ病は進行が早いです。

その為に、重症化する前に食い止めて快方へ向かう事が大切になります。

抗うつ薬にも色々な種類がある事を知っておく事が、介護士としては必見なのです。

介護士として、どんな薬を服薬しているかを知ろう

いかがでしたか?

今回は、うつ病で処方される抗うつ薬について考えていきました。

介護士として、うつ病に対してどう向き合っていくかはとても大切な事です。

認知症だけでは無いと言う事です。

因みに、抗うつ薬や精神科薬は脳内に作用するお薬なので「認知症になりやすい」とも言われています。

そうなる前に、抗うつ薬を長期的に服薬する事をなるべく防ぐ為にも、介護士が高齢者さんをよく観察しましょう。

又、精神科薬では、うつ病では無くとも高齢者の方で抗不安薬を服薬されている方も多いですし増加傾向です。

例えば、デパス・ソラナックス・レキソタン・・・

言えばキリがありませんが、そんな抗不安薬も脳に作用するお薬なので、よく観察しましょう!

これら、脳に作用するお薬の1番の副作用がフラつきが出現しやすいところです。

それで、転倒事故が夜間に起きやすくもなります。

なので、何度も言いますが、これはとても大切な事です。

介護士にもそれなりの知識や観察力が益々求められています。

それだけ、大切なポジションで働いているのが介護士・介護福祉士です。

いきなり何でもかんでも覚えていくのは難しいので、少しづつでも勉強していく事がとても大切です。

そうしていく内に、介護士や介護福祉士・ケアマネが世間から「素晴らしい職業」だと認知されていくと考えます。

介護士にとって必見な情報をこれからも発信していきますので、よろしくお願いします!

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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