こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、ケアマネの資格が不人気資格になってしまったについて考えていきましょう!
私は、ケアマネがもっと増えて欲しいと考える見方なのですが。
しかし、ケアマネは今や受験者数も減少しっぱなしです。
正に、ケアマネは今や不人気資格になってしまいました。
悲しいばかりです。
私は、少しでも給与アップとスキルアップの為に1年間みっちり勉強してケアマネへ合格出来ました。
本当に嬉しかったあの瞬間を今でも忘れません。
しかし、今や介護福祉士よりも給与が下がっており、ケアマネは書類や訪問・研修の多さにより不人気資格となってしまいました。
今や、ケアマネに残されたのは書類とストレスだけになりました。
書類が多すぎるのはちょっと改善して欲しいですね。
残業しないと業務は終わりません。
又、主任ケアマネへなるにも相当な研修時間とお金が必要です。
日々のケアマネ業務だけでの大変な中、膨大な研修を受けないといけないのです。
これもなんとかして欲しいですね。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
ケアマネになりたい介護士が相当減ってしまった理由
ケアマネの仕事はとてもやりがいのある仕事です。
一応これだけは言わせてくだい。
しかし、膨大な書類や訪問・モニタリング・研修・給付管理等々・・・
言えばキリがありません。
それだけでもきつい中、国は介護保険事業所や介護保険施設で働く介護士・介護福祉士は処遇改善加算もあり、ケアマネの給与よりも多いという事態が起きています。
そこで、今介護福祉士として仕事をしている方々はケアマネになりたいと思う事も考えておらず、ただでさえ難しいケアマネ試験すら受ける気にもならなくなってしまった訳です。
介護業界は、今後どうなっていくのでしょうか?
ケアマネも高齢化しており、ケアマネの人材も全く足りていない状況が生まれて来ています。
これは相当ヤバい状況です。
在宅介護に危険信号だという事です。
いくら、在宅介護を受けたくても居宅ケアマネがアセスメント・ケアプランを作成し、必要な在宅支援に必要な介護支援事業所へ依頼を掛ける訳です。
それで、ヘルパー事業所やデイサービスはやっと利用者を獲得出来る訳ですね。
つまり、ケアマネが減れば減るほど担当してくれる居宅ケアマネが見つからないという未来があり得るという事です。
これが現実になると、実質的な介護保険制度の崩壊を意味します。
ケアマネへの処遇を国はもっと考えないといけませんね。
ケアマネって良い介護職ですよ!
ケアマネのイメージが思いっきり崩してしまったらごめんなさい。
しかし、嘘はつけないのでケアマネが今不人気資格であるリアルな事実をお伝えしました。
本当は、介護士さんがケアマネになって欲しいのが本心ですよ!
なんとかケアマネへの処遇や書類の多さを国が整備してくれることを祈るばかりです。
ケアマネの不人気資格というレッテルをなんとか改善したいのが一番であり、今居宅や施設で働いているケアマネはそう感じていると思います!
又、ケアマネは研修が物凄く多いです。
しかも研修時間も長すぎます。
ケアマネとして、様々な知識や経験を得れる事はとても大切な事ですが、通常のケアマネ業務だけでも多忙なだけに、もっと効率的な研修にしてもらいたいと私は考えます。
しかも、更新研修・主任ケアマネ研修の費用も高すぎます。
ただでさえ、現場の介護福祉士の方が給与が良いのに何故こんなにもケアマネは出費が多いのかが理解不能です。
こういう負のスパイラルを払拭していかないと、ケアマネは更に不人気資格の道を歩み続けるでしょう。
これだけは避けたいですよね(T . T)
というか、もっとケアマネとしての働き方改革が介護保険制度の改正と共に発表して頂きたいものです。
今回は、ケアマネの資格が不人気資格になってしまったについて考えていきました。
ケアマネや介護士の皆さんはどう感じてくれましたか?
是非、ケアマネへなりたいという福祉職の方々が増えることを切に願います!
以下にも、有益な記事をご紹介していますので是非ご参照頂けると嬉しいです!
それでは、今回もここまで読んで頂きありがとう御座いました!