ケアマネージャー 介護の現場

高齢者の仕事改革が起きている感想

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、高齢者の仕事改革が起きている感想について考えていきたいと思います!

皆さん、高齢者がまた仕事?

そんな声が聞こえてきますが、高齢者は今や年金だけでは生活できない状況の方々が増えてきているのです。

消費税の増税や、社会保険料・介護保険料増税が大きく生活を圧迫しています

少子高齢化社会なので、高齢者も働ける環境を整備しているという事です。

日本は、これからリーマンショック級以上の大不況がくるかもしれないと、投資家の中では予想されています。

JAや日本郵政はアメリカへの企業へ投資を何兆円規模で行っています。

しかも、アメリカでも投資しないようなリスクの高い案件へ日本は投資し続けています。

これらが理由で日本経済が2020以降危険であると、有識者や投資家は訴えているのです。

これらの大不況がもし日本を直撃したら、言いたくもありません。

高齢者の働き方よりも現役世代の若い働き手が大きな痛手を追うかもしれません。

ただ今回は、高齢者の仕事についてをメインに考えていきます。

そこで、高齢者への働き方を政府は提示した訳です。

それでは今回もよろしくお願いいたします!

高齢者の仕事って何をするんですか?

今回、政府は高齢者への就労に対して施作を打ち出しました。

以下、厚労省の見解です。

高年齢者雇用対策の概要について

厚生労働省より抜粋

いわゆる、シルバー人材や65歳以上の方向けの求人に力を入れるという内容です。

それなりの国家予算も投じるそうです。

億単位の予算を行政に投じるのでしょう。

実は、内職の働き方がメインになっていく様子

実際のところ高齢者が、一般の仕事と同じ内容をするには難しいという側面があります。

1日中、立ち仕事や農家の仕事は無理がありますよね。

介護観念からいうと、そんな酷な仕事を受けれる高齢者も少ないと思います。

老人へ鞭を打ちながら仕事しなさいよ!って言えないですよね。

そんな事はまず許されません。

そこで、高齢者の仕事改革として、今注目を集めているのが「内職」です。

出勤しなくとも、自宅で自分の体調を管理しながら出来るメリットがありますね。

以前は、主婦層で人気な内職でしたが今は高齢者向けの内職が大きく広がっています。

足腰が悪い中、農業や芝刈りなんか先ず難しいです。

しかもそれが原因で整形外科や整骨院通いで、無理に仕事を頑張るのは私は意味がないとしか言えません。

そこで、自宅で出来る内職はとても良い選択肢だと思います。

しかも、毎日何もしない生活で仕事はしたいのに・・

こんな高齢者の方々には良い事づくしです。

何もしない生活を送る毎日だと、認知症発症リスクや廃用症候群のリスクも伴います。

人は、毎日やりがいを持って生きることが一番の生き方です。

どれだけ財産があろうとも、何も目標がない毎日を過ごしている事自体がやばいのです。

人は、「今日も頑張った!」を糧に生きています。

そこで、内職を毎日自宅でする事で、社会との繋がりを持つ事が出来るのです。

これが、やりがいとなり達成感や金銭的余裕に繋がるのです。

若くても高齢者でも社会との繋がりが大切であるという事実

人は、若くても高齢者でも毎日のやりがいや刺激がないと精神的に「自分の存在価値」を考える傾向にあります。

いくらお金持ちでも、毎日何もしなくて良いですよと言われれば、最初は良くても後々、「何の為に生きているんだろう」「お金はあるけど、自分は毎日暇だ」

こういう思考になりやすいです。

特に高齢者の方々は、経済成長発展真っ盛りの頃にバリバリ仕事をしてきた訳です。

それが、いきなりパタッと消えたら?

無我夢中に仕事や育児を頑張ってきたのに、急にする事がなくなり年金も思いの他少なくて、家計が厳しい状況ならば。

人間、死ぬまで「やりがい」がないと生きる意味を実感しないのです。

私の私見ですが、ケアマネ時代にこの様な意見は多く聞いてきました。

そこで、内職が今大きく脚光を浴びています。

もしかすると、厳しい時代を生き抜いた高齢者さんは内職を始め、これから自分がやってきた経験と知識を、若い世代に伝える事で相当なやりがいを感じるのではないでしょうか?

私はそれが、今の時代の生き方だと思います。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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