こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護職の離職率を減らしたいをモットーに考えていきたいと思います。
皆さん、介護職という仕事に満足されてますか?
介護職の離職率
きつい・辛い・低賃金が影響し、介護職の離職率は未だ高い傾向にあります。
介護職のやりがいや、これからの日本は高齢者が益々増えていきます。
看護職ですら足りていない今、今後逆転現象が起き介護職の人員不足が深刻化するでしょう。
介護職員が増えない、又は離職率に歯止めが効かない場合どうなるのか?
事実、介護職の離職率は上がっています。
そこで、今後の介護職の未来像を考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いします!
介護離職者が増えるとどうなるのか?
先ず、介護保険事業所や介護保険施設において介護職の離職が多くなるとどうなるか簡潔にまとめてみます。
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- 利用者・入居者への介護支援が出来なくなる
- できる限りの自立支援がまともに出来なくなる
- 利用者・入居者への対応が出来なくなる
- 介護職員のやる気がなくなり、さらに離職へと繋がる
この様な感じで、負のスパイラルが発生し、最悪介護事業所・介護保険施設は閉鎖せざるを得なくなります。
これは、特に訪問介護という介護人材の離職率が、さらに増えると今度は在宅介護も不可能となり、国が進める在宅ケアの崩壊にも直結します。
こんな事が起きては困りますよね!
では、どうしたら介護離職を減らす事が出来るのか?
それでは、さっそく!
介護離職を止めるにはどうしたら良いか?
介護職の離職率を減らす事は、実は簡単です。
どの職業でも同じ事が言えますが、結論的に言うと、「賃金の増額」です。
しかし、国には老齢年金の維持と言う大きな問題が関与してきます。
若い世代からの本音を言うと、老齢年金には期待していない方が大多数です。
まー、今からご紹介する方法は直接的な介護職の給与を上げるということでは無いですが、もしかすると該当する方もいるかと思いますよ!
さてご紹介していきます!
若くても年金や生活保護がある
実は年金にも老齢年金以外にも公的年金・制度は多数あります。
- 障害年金
- 遺族年金
- 生活保護
3種類のみ紹介しましたが、特に障害年金は軒並み増加傾向にあります。
何故かと言うと、精神疾患の方の障害年金の増加が増えています。
ストレス社会が生んだ賜物です。
更には、将来年金が貰えないだろうと考える若い世代は、じゃあ生活保護で生きていこうと考えます。
これらの時代背景を政府がどれだけ理解できているかによると考えます。
そしてAI化が進み、介護職以外の産業の方々は現在リストラの嵐です。
しかし、介護職の需要は増加している
そこで、注目を浴びるのは、最高の職種である「介護職」だと思います。
何故ならば、介護職には相当な需要があるからです。
やりがいも給与も、介護福祉事業所によっては良い待遇も目指せる職業が介護職なんですよ!
今からでも遅くはありません、公的支援や年金まではいかなくとも介護職として超絶ブラックな職場だけは避けることが可能です。
そして最後に
今回は、介護職の離職率を減らしたく、介護職の有意義な未来を考えてきました。
現代社会、介護職をあまり良い職業だとは思わないと言う考え方が多いのが現状です。
しかし、大手企業に就職すれば安泰と言う考え方も崩壊してきています。
更には公務員も減らす考えです。
そこで注目されるのは介護職・福祉職・看護職です。
もし、辞めてしまっても介護職には需要が相当あります。
そして、給与も上昇傾向です。
と言うか、介護職の離職率を防ぐには少しずつでも給与アップは必然的なのです。
そして、何よりやりがいが大いにあります。
そんな介護職をしている皆さまは最高の人材です。
介護職への転職も案外簡単です。
介護福祉士もケアマネジャーも全く足りていないんですよ。
皆さんが、大きく介護職として飛躍されることを期待します!
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございます。