こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
介護の現場でリハビリは非常に重要な役割を持ちます。
介護職員として、特に通所リハビリテーション事業所で働いている方も沢山いる方もいるかと思います。
そこで、介護・医療職種・看護師との関係性とも触れていきたいと思います。
介護職としては生活リハビリに活躍できるかもしれませんが、それだけではありません。
現代社会において、「介護保健制度自体の存続が難しくなっています。」
そんな日本でも介護保険を、めいいっぱい限度額ギリギリまで使うケアマネが多数存在します。
ケアマネとして様々な研修で勉強したインフォーマルサービスでカバー出来る事さえも、わざわざ限度額ギリギリまで介護保険を利用させています。
年金のこれからも危うい時代なのに、正に国民の税金を使いまくる事態を招いているのが現状です。
そこで、リハビリに特化した介護事業所の本来の役割を伝えていけたらと思います。
利用者様が余計な介護保険サービスを多様せず、生活リハビリで機能維持、回復を目的とする事は可能なのです。
利用者さんに必要分の介護保険の利用は有意義と言う事で、必要外の利用の仕方は、今は事業所自体が稼げても未来に大きな影響を及ぼすと言う事です。
「未来をよく観て経営しなけば、間違いなく介護保険制度は大変な危機となるでしょう」
それでは、今回もよろしくお願い致します!
介護のリハビリと医療のリハビリの違いとは?
・介護の機能訓練とリハビリの違い
機能訓練とリハビリの違いは単純で、「医師の指示」に基づいているか訓練が必要であるかどうかの点です。
リハビリテーションは専門職種が訓練を行うのですが、機能訓練は特に職員の決まりはなく、介護職員であっても機能訓練を行うことができます。
そして、介護福祉士として重要な点が、通常日常的に行う介護の際に行う「生活リハビリ」だと感じます。
理学療法士等が行うリハビリとは違う、自宅で生活する上で大切な日常生活動作を介護福祉士は生活リハビリとして支援する事が出来ます。
もちろん、理学療法士と協力出来る事で、生活リハビリ支援との相互作用が発生し尚良いです。
・医療のリハビリと介護のリハビリの違い
医療保険でのリハビリは治療や訓練による特化した機能回復を目的としています。
特徴は病気の種類によって別々のリハビリを行うこととリハビリが受けられる日数に制限があることです
病院はリハビリの専門職も多く、充実したリハビリを受けられますが、日数に制限があるので、長期にわたるリハビリは厳しいようです。
介護保険でのリハビリは日常全般の機能維持を目的としています。
医療のリハビリと違って日数制限や症状によって制限をうけることはありません。
リハビリの必要性があれば、長期間にわたって継続して受けられます。
そして、自宅での生活の支援についても、介護士や介護福祉士とリハビリ専門職種との連携で「自立」へと導く事が出来ると考えます。
介護のリハビリパンツのメリットとは?
リハビリパンツのメリットはたくさんあり、動きやすく、脱ぎやすく、履きやすい。
そして紙おむつと違い嵩張らないこともあります。
自力で歩行してトイレに行くことができるが、尿を漏らしてしまう方や排尿感覚があるが、自立でトイレに行くことができないため間に合わない可能性が高くなるのでリハビリパンツを使用します。
なので「リハパン」と言う言葉の意味を知らずにいる方も多いのが特徴です。
介護リハビリテーションの施設
通所リハビリテーション
「通所リハビリテーション」は「デイケア」とも言われます。
老人保健施設、病院、診療所などの施設で日帰りでリハビリテーションを提供するサービスです。
通所リハビリテーションは利用者様に機能訓練や栄養改善、口腔機能の向上などを行い自立した生活を送ってもらえることを目的にしています。
訪問リハビリテーション
「訪問リハビリテーション」は医師が訪問リハビリテーションサービスの利用が必要と認めた方を対象にして看護師や理学療法士が、医師の指示に合わせて専門家が自宅を訪問しリハビリを行うサービスです。
最後に・・・
介護のリハビリは利用者様が快適に自立した生活を送るために必要なものです。
機能維持や回復を目指してしっかりとしたリハビリを行いましょう。
その為には、介護支援による自立支援とリハビリ職の方々のリハビリをしっかり知っておきましょう!
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!