こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は介護士が介護施設で働く魅力ややりがいについて紹介していきます。
介護士として介護保険施設で働くとどういったことが良いのか?悪いのか?詳しく紹介します。
ヘルパーや、デイサービス、ショートステイ等の在宅系のみで介護士をしてきた方々が介護保険施設で働くとなると、何が違うのか?
おおよそ理解はしていても、解らない部分もありますよね。
介護士と言う概念や仕事内容はほぼ同じですが、何が大きく変わるのかも考えていきたいと思います。
結論から言うと、介護士には介護保険施設で働く魅力はあります。
そんな内容をご紹介していきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護士が初めて介護保険施設で働く魅力とは?
介護士が介護保険施設で働くことにはたくさんの魅力があります。
介護保険施設では現在3つの施設が存在しますが、主に現在旧型やユニット型特養と老健をメインにご紹介していきますね!
介護保険施設での経験ができること
当たり前の事ですが、介護保険施設では在宅介護とは似て異なる、認知症介護等の経験を積むことができたり、介護のスキルを伸ばすことができます。
介護のスキルは高齢化社会の現代には必要不可欠な能力ですよね。
介護士として介護保険施設で働く事の魅力も感じられると思います。
以下に介護保険施設での介護士として、どれだけのスキルが得られるか厳選した3つをご紹介致します。
- ユニット型特養では、個別ケアを根底からチームで学べる。
- 老健では、在宅復帰に向けた「自立支援リハビリ」を学べる。
- 入所・入居が前提なので1日のタイムスケジュールを共に働いている様々な専門職と一緒にチームで介護が出来る。
ユニット型特養と老健を挙げましたが、旧型の特養は現在のところ設立が出来ません。
求人がよく出る介護保険施設系を取り上げてみました。
又、余談ですが、両親が介護保険施設へ入所・入居するとなった場合にも必要な介護スキルを存分に活かすことができます。
介護保険施設でも、人それぞれ合う合わないがありますので、介護保険施設で介護士として働いた際には、他の介護保険施設の情報が多々入ってきます。
夜勤が大きな収入源になりやすい
介護施設は夜勤が必須な現場が多いです。
最近は、夜勤専門の介護士も求人でよく見かけますが、月に最低でも1回以上は夜勤をする事になるでしょう。
長時間夜勤の介護保険施設もありますが、最近では夜21時〜7時までと言う昔では有り得なかった夜勤態勢が多く有ります。
そのため体に相当な負担をかけるような時間労働が和らぎ、自分の自由な時間も確保しやすいです。
又、夜勤1回につき安くても4000円〜10,000前後の手当が基本給以外で発生するので、夜型人間の方々にはもってこいです。
その為、自分のワークライフバランスの取れた仕事ができるのです。
介護業界も日々進歩しています。
しかし、残業が多すぎる。又は夜勤明けの残業が多い介護保険施設は、あまりおすすめしません。
介護保険施設ならではのコミュニケーション力がつく
介護保険施設では介護スタッフ、利用者様や利用者様のご家族の方など人と交流する機会が非常に多いです。
もちろん在宅系の介護保険事業所も多いですが、基本的に入所・入居されている高齢者なので、いわゆる「お隣さん」感覚で、正に家族の様な介護支援が一番のやりがいかもしれません。
ユニットケアでは擬似家族でケアする場面を多く見受けられます。
そして長年の知識がある高齢者の方とのコミュニケーションは介護保険施設に置いても、自分のためになります。
介護保険施設での介護士の仕事は、また違ったコミュニケーション能力を鍛えることができます。
介護士ブランク後でも比較的復帰が容易
介護保険施設では基礎的な介護士のスキルがあれば業務をこなすことができます。
介護施設での介護士の業務は、言い方は悪いですが良い意味での機械的な作業から業務の流れを覚えてから、最近ではどこの介護保険施設でもプリセプター制度のもと、介護士としての仕事を覚えていける介護施設が多いです。
そのため子育てなどで介護の現場から離れていてブランクがある方でも介護現場への復帰がしやすいです。
私の、リアルな目線と有識者や友人からの情報提供の素での話です。
中には、とんでもない施設もあるので、ご注意を(T . T)
介護保険施設で働くデメリットとは・・・
もちろん介護保険施設で働くことはいいことばかりではなく人によってはデメリットに感じる部分もあります。
その辺りもリアルに公開します。
私が、経験した内容を直にお伝えしてます。
良い人ほど人間関係に疲弊してしまう
介護保険施設では機械的なルーティーンワークと認知症介護が原因で、ストレスが溜まることが多いので、そういった心の余裕のなさから人間関係に亀裂が入りやすいです。
しかも良い人・優しすぎる人程、そう言う傾向になり易いです。
例えば、1介護士の優しさから出る、ついつい入所者・入居者と話が長くなったりしたりが頻繁に有り、それが原因で周りの介護士から「サボっている」と誤解を生む事が有ります。
また、介護士の世界は、看護師や上司へのゴマすりをする様なお局さんも存在するので、そういった職場内の人間関係に疲弊することも多いです。
昔よりは減ってきましたが。
現代の介護士事情は少しずつ職場内の環境も改善されつつ有り、人柱の様な方々は淘汰されていますので、その辺りは良い職場に恵まれる事が何よりだとつくづく考えさせられます。
私も実際に、お局さんに潰された経験は有りますので。
そして最後に・・・
介護保険施設で介護士の仕事をすることにはワークライフバランスをとることや看護助手よりも介護スキルを身につけることができるなどのメリットがたくさんあります。
勿論、看護助手さんがダメとは言いません。
しかし、デメリットもあるので自分自身の生活スタイルや性格に合う職場を見つけられるといいですね。
きっと、皆様の介護士人生がやりがいの有る楽しい介護が出来る事を切に願います!
初心者でもベテランでも、介護士で介護保険施設で働く魅力が少しでも伝わると幸いです!
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以下にも様々な情報を掲載しておりますので、読んで頂けると励みになります!