こんにちは!
介護施設長の前田裕(@masakuraudo0415)です。
介護職の皆さんは認知症高齢者への「タメ口」の度を超え過ぎてはいませんか?
在宅介護でもタメ口はありますが、特に多く見受けられるのが「介護施設」です。
簡単に私個人の認知症高齢者さんへの「タメ口」についてダメなのか?と言われると、それは「ノー」です。
ただし!
度を超えてしまうタメ口は決して許されません。
しかし、介護職場の環境や一緒に働く介護職の影響で度を超えてしまうタメ口へと繋がってしまう理由があるんですね!
そんな、認知症高齢者へのタメ口のような「言葉使いの在り方」ついて考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
そもそも介護職はサービス業なんです
そもそも介護職は大カテゴリーで分けると、仕事分野としては「サービス業」になります。
解りやすく言うとホテルに勤務する方々と同じような感じです。
ただし、それと同時に専門職にもなります。
なので、認知症介護以前に介護職である以上、敬語が基本だということは解りますよね?
そこが理解できているのに認知症高齢者への、度を超えたタメ口が何故起きてしまうのでしょうか。
介護職はただのサービス業ではない違いとは?
例えば、スーパーの店員さんや営業マンもサービス業ですよね?
しかし、しっかりと敬語で話しています。
それは、当たり前にお客様という概念と「ものを売る」という所に特化しているからですね!
しかし、介護職はどうでしょう?
介護保険サービスを提供するプロの介護支援を行う者です。
つまり、物を売っている訳ではなく「自立介護支援の理念のもとに認知症介護を提供」している訳です。
入浴・自立支援生活援助・食事・認知症介護という、密接な関係性があるのが大きな特徴です。
そこが、普通のサービス業とは大きく異なる違いだと言うことですね!
改めて、考えてみると介護職として自分を見つめ直す事が出来ますよね。
認知症介護を行う上でタメ口か過剰になる理由
ここまで前述してきた通り、介護職は敬語が基本です。
しかし、そこにタメ口という「言葉使いの乱れ」の度を超えてしまう理由があります!
もっと言うなら丁寧語になるかもしれませんが、認知症高齢者さんとのコミュニケーションで「タメ口」が仲良しのサインである事も大切な介護支援だと思います。
認知症高齢者さんにも重度の方であれば、実際は90歳なのに20歳位だと感じている方もいます。
そんな時に、敬語ばかりの認知症介護支援では不穏にさせてしまう事もあるんですね!
そこで、介護職員はタメ口に切り替える訳です。
しかし、それが「タメ口」の度を超えてしまってはいけません。
そんな変な状態化した介護職の間違った話し方(タメ口)が、度を過ぎてしまう理由の大きな理由です。
介護職として今いる職場での言葉使い
今いる職場での認知症高齢者への言葉使いを、第三者視点で考えてみましょう。
介護職に、たまに居ますが「〜ちゃん」「〜しないとダメって言ったでしょ!」「なんでまた転ぶんだよ!コール押してよ!」
これが、タメ口の度を超えている簡単な例です。
こう言う事が有るか無いかですね。
ここまで来ると虐待に抵触してしまう事も多いにあります。
もしも、家族に観られたら「終わり」だと思いましょう。
そこで、こちらの記事も合わせてご参照頂けると解りやすいです!
これは冒頭でもお伝えした通り、介護職員の中だけで「悪いタメ口」をする事が常習化していると言う事実なので改善する必要があります。
しかし、なかなか改善に至らない事も多くありますけどね。
良いタメ口と、悪いタメ口の2つをしっかりと介護職として認識しましょう。
解らなくなる方も多いので、しっかりと介護職のプロであると言う自覚が大切ですね。
と言うか、家族へ認知症介護支援として「範囲内でのタメ口」で接していますと伝えておきましょう!
家族へ、認知症介護としての声かけですと。
言葉使いって難しいですが、プロの介護職として良い「タメ口」を認知症高齢者さんそれぞれに合ったやり方をチーム全体で認識しておかなくてはいけませんね!
度を超えた言葉使いでなければ良い
ここまでご紹介してきた通り、相手が認知症だからとタメ口の度を超えてしまってはいけません。
認知症高齢者へ不安を与えてはいけない理由です。
と言うか、当たり前な事なんですけどね!
それでも出来ていない。
もしも、そんな介護職場でどうにも改善が出来ずに認知症介護をしているのであれば、やりがいすら失い病んでしまう介護職も結構いるんですよ。
普通に介護がしたいのにと。
そう言う場合は、次は自分自身が辛い心情になりやすいです。
最近、介護職の精神疾患者も右肩上がりで増えています!
そんな時は、一旦考え直して転職するのも1つの手でもあります。
心情的に「辛い介護職場で働く事」ほど辛いものはありませんから!
自分にとっても、度を超えてしまった介護職場は辛いだけですから。
私でも嫌気がさしますよ!
もっと、認知症介護が当たり前以上に出来ている良い職場を見つける事も良いと思いますよ。
以下に、そんなホワイトで高給与も目指せる転職方法をご紹介しておりますので無料でご利用して頂いて構いません。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。