こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
介護福祉の世界において重要なことでもある虐待とも言えるスピーチロック。
研修等で学ばれた方も多いのではないでしょうか?
そもそもスピーチロックとは何なのか?
以下にご紹介しておりますので合わせてご参照下さい。
結構、深く突っ込んで考えていますよ!
いわゆる、普段の介護福祉現場で自分にとっては何気ない言葉でもそれが利用者さんや入所者さんにとっては「スピーチロック」となってしまうパターンが実は結構多いんです。
スピーチロックは手は出さない虐待であり、言葉で相手を制御してしまうというパッと見た時に気付かない事が多いので非常に間接的な虐待になるケースが多いんですね!
そんな虐待とも言えるスピーチロックが浸透しないのは何故なのかについて考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
介護人材がいないことでスピーチロックをしてしまう
介護人材がいないことでの問題は山積みです。
中には人員配置基準すら満たせずに一部閉鎖しているユニットさえある位介護人材が不足しています。
そうなってくると何が起きるのか?
これこそが、介護支援をする側の限界を超えた口癖になってしまうんですね!
すると、高齢者さんや障がい者さんは「自由は無い」と最後に感じてしまい、まるで刑務所に居るような錯覚に陥ることさえあるんです。
まさに、スピーチロックが浸透しない介護福祉事業所の典型的な例です。
スピーチロックをしたくてしているわけでは無い
そう、介護福祉に携わる方々は「スピーチロックをしたくてしているわけでは無い」です。
ただし、それだけ介護支援を大切にしているならばです。
そもそも、よく介護現場で飛び交う言葉がありますよね?
例えば「動かないで!」「待ってって言ってるでしょ!」「そこに居て!」
こんな言葉を使うことって少なからずでもありませんか?
この例は全て「スピーチロックになります」
何故?
相手の自由や行動を言葉で間接的にでも「止めているから」です。
これは、介護人材がいないことで生まれやすい言葉に繋がりやすいんですね。
つまり、フォローしてくれる介護福祉職が居ないという現状なんです。
スピーチロックをしたくてるわけでは無く、浸透していないか完全に介護人材が足りていません。
では、どうしたらスピーチロックが浸透しなくなるという事態を解決できるでしょうか?
介護現場でのコミュニケーションを最大限に発揮する
介護人材がいなくても虐待と言えるスピーチロックが浸透しないわけではありません。
そこは、介護現場でのコミュニケーションを最大限に発揮することで100%防ぐことは無理でもいい方向へ良い介護支援へと道が繋がりますよ!
だって、完璧に良い介護支援事業所って聞いたことありますか?
私は1%くらいしか観たことがありません。
そこで必要なスピーチロックをしてはいけないという介護概念があればこそです。
そして、そんな境地に達するならば介護現場でのコミュニケーションを最大限に発揮しましょう!
少しづつで良いんです。
介護福祉職の方々がどれだけ本気で「楽しい・やりがいがある」と感じれるかの問題です。
なかなか難しいですけどね。
ただ、できることは山ほどありますから。
ズバリ!
今の職場でここまでチームプレーに徹したことはありますか?
変な派閥なんて作るもんじゃありません。
意味がないですから。
なんとでも言って下さい。
チーム一丸にならなければスピーチロックはもちろん、虐待や抑制は抑えることは不可能ですから。
そんな介護現場に嫌気がさしている職員も多くいるはずです。
つまり、役職の方々が動かなければスピーチロックは改善できないパターンも多いということですね!
介護現場のコミュニケーション能力を発揮させることを十分に考える必要があるということです。
もっと、自分の介護概念を発揮したい方は良い転職先を見つけることも大切ですね!
スピーチロックを実践する
ここまで話してきた通り、介護福祉分野においてとても大切なことですね。
どこまで理解しているかも大切であり、言葉が虐待とも言えることだけは避けなくてはいけません。
スピーチロックを知らなかったでは済まされないんです。
介護福祉分野において虐待が発覚しようものなら、指定取り消し処分も十分にあり得る話だからです。
中には「そんなことまでもスピーチロックで虐待とかもう介護できない」
という方もいるでしょう。
なので、今更スピーチロックが浸透しないのは問題であり、何故必要な知識なのかを考えないといけません!
虐待なんか皆さんしたくはないはずです。
そんな介護支援が当たり前だと感じて下さい。
スピーチロックについての情報を以下にも詳しくお伝えしますね!
対策と例文なので参考になるかと思いますよ。
今や、昔のような身体的な虐待と並びスピーチロックのような言葉での虐待が横行しています。
そんな加害者に介護関係者がなってはいけないと言う注意喚起でもあります。
SNSが発達しているので、更に怖い誹謗中傷も考えられる時代です。
そこで、介護現場においてのスピーチロックを学び実践することで「言って良いことと悪いこと」についての判別も学べますからね!
それででは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも、様々な情報を掲載しておりますのでご参照下さい。