こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
介護職場の人間関係は本当に切っても切れないくらい悩みの大きな一因です。
しかし、何も職場内の環境を徹底改善する努力が少しも出来ていないのであれば「永遠にブラックな介護事業者」というレッテルからは逃れられません。
結局のところお局さんが支配している介護職場が永遠に続くということです。
今回は介護職場の人間関係を徹底改善する努力の重要性がどれだけ大切かについて考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
労働環境が良くないと辞めていく負の連鎖が起こる
介護現場において労働環境を良くすること程難しいものはありません。
そして、介護職場の人間関係を徹底改善することは急には難しいですよね。
しかし、1人でも介護職員が手をあげることが必要です!
ただそれが怖いから出来ないのが人間心理なんです。
でもそれではいつまで経っても精神的に辛い環境のもとで毎回出勤しなければいけません。
もしも新しく介護職員が入社してきても直ぐに辞めていくでしょう。
そもそもこのような負の連鎖が常に起こることは、新人介護職が入ってきた時点でこう考えるはずです。
「さーいつまでこの新人介護職員はもつだろうか?」
「お局さんに言い返せる度胸はあるのかな?」
こんなこと考えている暇があったら直ぐにでも介護職場の労働環境を徹底改善することを考えてください!
せっかく来てくれた介護職員さんです。
何故、辛い目に合わせるのか?その心理が私には全く理解不能です。
これではどんどん介護職員が辞めていくという負の連鎖が毎回起きても当たり前だということですね。
上司が動かなければ良い介護事業者にすらなれない
そもそも介護職場の人間関係が悪くて常に求人が出ている介護事業者は巷でも評判の悪い介護事業者という認識を他の介護業界関係者からは目を付けられています。
例えば「あの〇〇デイサービスは絶対に転職したらダメよ!潰されるからね」
みたいな感じですね。
それは、そんなブラックな介護事業者の上司も理解しているはずです。
理解していなかったら相当なダメ上司認定もんです。
良い介護事業者にすらならないです。
そんな時にしっかりと介護職場の人間関係を徹底改善に着手しなければいけません!
風評被害で経営にも支障をきたしますからね。
上司は直ぐにでも動いて良い介護事業者になることを最終目標にして、内部から徹底改善していかなくてはいけません。
人間心理を上手く活かして介護現場へ上司が毎日介護支援をする
上司というカテゴリーの中にも介護主任や管理者・課長・経営者等様々居ますよね。
特に介護職場では主任と呼ばれる介護職員は基本的に介護現場へいるので毎日介護支援を行なっていると思います。
ここで出番となるのが、管理者や介護現場でほぼ介護支援という介護をしない上司が活躍する時です。
そこで、人間心理で考えていきたいと思います!
これって案外、お局さんが1番ビックリするんですよね。
何故なら、お局さんは介護現場を牛耳っているので普段の自分がしたい事を出来ないので「うわ!面倒臭いな」と感じるんですね!
逆に普通に良い介護職員なら「あら!お疲れ様です」で済むことが多いです。
当たり前に良い介護支援が出来るからです。
緊張はするかもしれませんが。
なので、神出鬼没で普段介護現場へ来ない上司がお局さんが居る時間帯に何度か行って普通に介護支援をすれば良いです。
なんなら、お局さんに「いつもの介護支援を教えて下さい」というのが効果的です!
そこで、上司は「あれ?これは抑制か虐待に近い事やってるな」とお局さんのボロを発見しちゃうんですよ。
お局さんへいつも付いて回ることで、本性が出る時が来ますから。
こんな介護支援をあなたはしているの?と直でお局さんへ聞いたら良いですね。
そして、そんな事を繰り返しているとお局さんも色々と考えるんですね。
このような人間心理を考えた改善策は相当効果的ですよ!
お局さんの考えを変えることは難しいから辞めてもらっても構わない
お局さんには申し訳無い話ではありますが、それだけ今まで散々新人介護職員を辞めさせてきた張本人であるならば辞めてもらっても構わない位考えないと、介護職場の人間関係を徹底改善は出来ません。
というか不可能なことが多いのでは無いでしょうか?
改善の余地ありなら良いですけどね!
しかし、私の経験からもほぼ無理ですね。
お局さんと呼ばれる介護士は基本中年以降の女性に多いですね。
この年齢になると基本的に性格を変えること自体難しいんですよね!
それだけの生きてきた年輪がありますから。
良い介護職場に変わると良い介護職員が転職してくる
何とか介護職場の人間関係を徹底改善出来て来たら、介護現場も雰囲気がガラッと変わり良い介護支援を出来て介護職員や他の職種の方々も働きやすい介護事業所や介護施設の完成です!
そこまでには山あり谷ありな状況だったかもしれませんが、上司が上手く動いてくれることで介護現場の環境が変化していきます。
様々な手法で上司が介護現場へ介入することってそれだけ大切なことなんですね!
私自身も介護現場を知らずに介護施設長をしたくはありませんから、定期的に介護現場へ出向いて介護職員さんの困っていることや難しい困難事例に付いては一緒に考えるスタイルを取っていますよ。
もともと、介護現場が大好きだということもありますが何より入所者さんと常に顔を合わせることって本当に大事なことなんですよね!
介護支援とはそういうものです
ケアマネジャーだって社会福祉士・精神保健福祉士だって本人と話すでしょ?
それと同じです。
介護事業者において1日中デスクワークばかりの毎日な上司では「存在する意味がほぼありません」と言えます。
もっと介護現場を観て、自ら動いてこそ素晴らしい介護事業者・介護施設として地域からの評判も良くなるんです。
そうすると、良い介護職員さんも入社してくれるんですよね!
そんな介護現場のような理想を現実へと変えていく努力をしていきましょう。
良い介護職員が入ってくる為です。
そして良い介護現場が成り立ちますから。
以下にお局さんについて書いた記事がありますので合わせてご参照ください。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。