こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、「在宅介護ではインフォーマルサービスが重要である理由とは?」について考えていきたいと思います!
在宅介護は、施設介護には無い大変さがあります。
逆を言えば施設介護には在宅介護には無い大変さがあります。
今回は、在宅介護をメインにインフォーマルサービスが重要である事が何を意味しているのか?について、掘り下げていこうと思います!
高齢者さんは、在宅生活を人生の最期まで迎えたいと考えているのが普通ですよね。
若い方も、最期を病院で迎えたくは無いはずです。
同じ事が高齢者さんにも言えるんですね。
好きで介護施設や介護保険施設へ入所している訳では無いと言う事です。
施設介護であれば、いつも介護士・介護福祉士・看護師さんが居るので「安心感」はあります。
しかし、在宅介護においては居宅ケアマネが作成したケアプランの元で介護サービス事業所やインフォーマルサービスを活用しながら、何とか在宅生活を送る事で、高齢者さんはその中で「生きがい」や「自分の最期」と見つめ合いながら生きているんですね!
「高齢者だから老害だ!」
とまで言う方々もいますが、それはちょっとおかしくは無いですか?
と考えます。
そんな高齢者さんが今の日本を築いて来た訳ですから、人として尊敬の心を大切にして在宅介護の楽しさをケアマネや介護職員さんも観えてくるといいなと考えます。
そして、インフォーマルサービスの活用方法や、インフォーマルサービスを利用する理由について考えていきたいと思います!
それでは、今回もよろしくお願い致します。
ケアマネはインフォーマルサービスをケアプランへ率先的に取り入れよう!
ケアマネは、慣れてくると介護サービスを最初に考えてからケアプランを作成すると言う「やっちゃいけないケアマネ倫理」を作ってしまいがちです。
こんな現象は居宅ケアマネをしていると誰もが1度はやっちゃうんですね。
しかし、そこで悔やまなくても大丈夫です。
その理由は、「ケアマネの仕事量」が半端ないからこそ起きる現象です。
そこで、一旦経験値を更に積んでからケアプランの大切さを知りましょう!
そんな様々な経験を得て、ケアマネとして心の余裕が出来たところでフォーマルサービスばかりを観ていた自分に気付きましょう。
そんな、重要な事に気付くか気付かないかで、居宅ケアマネとしての力量を左右するんですね!
そして、「利用者さんに必要なインフォーマルサービスを知る」と言う事が当たり前になってくるんですね。
(ここは重要で、インフォーマルサービスをよく知っておく事の重要性の理由です)
ケアプランへインフォーマルサービスを落とし込む作業こそ必然なんです
ケアマネとして、インフォーマルサービスをフォーマルサービスと同等に考える事が出来る様になれたあなたは最高のケアマネ像です!
(大事なのが、同等にと言うところです)
インフォーマルサービスについてどんなものが有るかさえ知っていれば、そこを積極的にケアプランへ落とし込んでいくのみです。
勿論、利用者さんのストレングス・地域との関係性や人間性を良く鑑みる事が出来ないと意味はありません。
それが必然に出来る事がケアマネとしての第一歩だと思って下さい!
ケアマネは、色々な経験値を積んで行くからこそ新しいケアマネとしての第一歩が訪れてくるんですね。
それが、ケアマネに与えられた必然な「過程」なんですよ。
その中に様々な作業があるので、積み重ねてきた作業を無駄だと思わない「ポジティブ精神」も必要ですね。
そして、ここも重要ですがフォーマルサービスと同じで、インフォーマルサービスから考えてケアプラン作成をする事はアウトです!
あくまでも、利用者さんのニーズをしっかりと知る事と読み取る事が大切です。
それが出来たら、本当の1人前のケアマネジャーと言う訳です。
インフォーマルサービスを活用する事で地域から離れない
在宅生活を送る高齢者さんは、地域の自治体へ加入している事も多く、馴染みの友人も居ながら生活をしている訳です。
「昔ながらのお隣さん」と言う概念をとても大切にしている方が多いんです。
そう言う文化で生きてきて居ますからね!
この点をケアマネは良く知る事がとても大切で、それがインフォーマルサービスを活用する事に繋がる訳ですね!
しかし、在宅生活を送っていても要介護状態になってしまい、地域との繋がりや関係性が疎遠になってしまう事がとても多く観られます。
これは、特に都心部で多く観られます。
田舎町であれば、そこまで地域から離れない関係性はなんとか保たれる事が多い傾向です。
そこで、ケアマネの活躍が期待されるんですね!
地域との繋がりを保つ為にも、積極的にインフォーマルサービスを知り、サービス担当者会議への参加を促しましょう!
コロナ禍で大変な昨今であっても、ケアマネからインフォーマルサービスに位置付けられる人々や、高齢者向け配食サービス事業者とも連携を取りながら情報共有に務める事が、利用者さんの地域から離れない「本当の在宅介護」が出来るんですね。
これだけ、介護って素晴らしい職業なんですよね!
そして、ケアマネの「やりがい」にも繋がっていくんですね。
これは、これからケアマネとしてデビューする方へ繋げていく事が、とても重要なんですね!
勿論、研修等でインフォーマルサービスは学びますが、自ら知り実践する事でその真髄を知る事になります。
そんな道のりをベテランケアマネさんは新人ケアマネさんへ繋げて生きましょう!
結局のところ、ケアマネと言う業務は人生と同じでバトンを渡していく事で、介護支援が年月を掛けて進化していくんですよ!
ケアマネとして在宅介護で学んでいく事は相当大変ですが、実は福祉の世界で働く皆さんにも同じ事が言えるんです。
ケアマネだけが大変では無いと言う事です。
これからの介護情勢をしっかりチェックしながら、日々のケアマネ業務へ活かしていきましょう!
以下に居宅ケアマネ必須な内容をご紹介しておりますので合わせてご参照下さい。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも、様々な記事を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。