介護士・看護師の仕事をしていると、いつのまにか手荒れが起こっていることなどがよくあります。
仕事柄、手荒れが起こって仕事に支障が出ることがよくあるので対処法を身に着けておきましょう。
特に、今の時期は乾燥しており、幾度と手洗いをする介護士や看護師は悩みのタネとなる方がお多いです。
私も同じく、この時期は手荒れが多いのが現状です。
介護士・看護師に手荒れが多く出る原因
介護の仕事では入浴介助や洗い物や排せつ介助後などで、手を洗う機会が非常に多いです。
看護師も感染や清潔のために手を洗う場面が多いです。
またアルコールによる消毒も日々行っているので、介護職員や看護職員は手荒れが深刻な悩みとなっています。
アルコール消毒は、皮膚の水分も一緒に蒸発されてしまいます。
もはや、介護士・看護師の職業病ともいえるでしょう。
手荒れの種類
手荒れの種類には以下のものがあります。
- ひび割れ
- あかぎれ
- 手湿疹
「ひび割れ」「あかぎれ」はよく耳にすると思います。
「ひび割れ」は乾燥した肌の表面のシワや関節に沿って、亀裂が入ることを言います。
そして「ひび割れ」した部分が悪化して亀裂が深くなり、表皮の下の真皮まで届いた状態を「あかぎれ」と言います。
ぱっくりと割れると指を動かすだけでも痛いですし、それで水仕事をするとなるとかなりきついです。
そして「手湿疹」は炎症が原因で起こる皮膚炎のことで、ひび割れやあかぎれとは違い手全体に症状が広がってしまいます。
水ぶくれや湿疹が出てきたりしてかゆみがひどいです。さらにはかぶれたり、皮がむけたり指紋がなくなってしまう場合もあります。
簡単にできる手荒れの対処法
今すぐに実戦できる手荒れの対処法をまとめてみました。
- 暖房器具や加湿器などで肌の乾燥を防ぐ、ハンドクリームなどのスキンケア商品で自分に合うのを探す。(出来ればオーガニック製品)
- 介護の際に手袋を使い、水に触れることを減らす
- 就寝する前にハンドクリームを塗って、手袋を着用して寝る
- 皮膚細胞の働きを正常にして肌本来の力を出させる効果のあるビタミンAを大目に取る
- 肌の再生力や抵抗力を上げる効果のあるビタミンBを多めに取る
- 美白効果や抗酸化作用があるビタミンCを取る
気になる方は、サプリメントでも良いので、上記のビタミンは積極的に摂取すると良いでしょう。
手指のみのケアだけを行うよりも、ビタミン系サプリを摂る事で体内環境から改善され、免疫力も向上し易く、傷の修復を早める効果があります。
もちろん食生活へも野菜を多く摂ることが前提だと思います。
夜間のケアとしても、特に肌荒れがひどい方は、「ワセリンを手に塗って、手袋をする」と言う最強な手段もあります。
それでは、今回もありがとうございました。
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