こんにちは!
連日投稿中です!
介護施設長の前田裕です。
今回もよろしくお願い致します!
ケアマネジメントのプロセスにはそれぞれ大切な意味が存在しています。
今回はケアマネジメントの意味とプロセスについてお伝えします。
ケアマネジメントの意味とは?
ケアマネジメントとは、介護サービスを利用される方の要介護状態や生活状態を考慮し把握したうえで、利用者の方が望むような生活が送れるように介護のサービスを組み合わせたケアプランを作成し、利用者の方のニーズに合わせた介護サービスを利用者の方とつなぐことです。
利用者や入所者の潜在的なニーズを引き出すことが、ケアマネジャーの本質とも言えます。
その辺りは特に難しいです。
どれだけ先輩ケアマネだろうが主任ケアマネだろうが同じことが言えます。
ケアマネジメントのプロセス
ケアマネジメントの一般的なプロセスは
1、インテーク
2、アセスメント
3、ケアプラン作成、サービス調整・仲介
4、ケアプランの実施
5、モニタリングもしくは「再アセスメント」
6、終結
(基本的なことですね)
これから、一つ一つ説明していきますね!
1、インテーク
インテークは利用者様の依頼などに対して相談支援専門員が担当する内容かどうかを確認して、ケアマネジメントのプロセスを通して生活機能におけるさまざまなニーズや課題や問題などを整理して、利用者様の生活の目標を明らかにしていくことを相互に確認することです。
2、アセスメント
利用者様が自立した日常生活を営むために、様々なサービスを利用します。
そのサービスを効果的・効率的に組み合わせ、調整するためには、アセスメントを通して自立に向けての課題整理と利用者が自己決定するための情報整理を行います。
アセスメントの中で、利用者様への細やかな支援内容は勿論、マンパワーやニーズを見出していく重要な項目の一つです。
3、ケアプラン作成、サービス調整・仲介
アセスメントは、実際のサービスに結び付ける情報収集と分析であり、その結果利用者様の生活の自立支援のために「ケアプラン」を作ることになります。
「ケアプラン」と簡単に言いますが、とても重要であり、簡単に作成してはいけません。
所謂、介護保険サービスを入れるからケアプランを作成するは、間違いです。
利用者様のニーズに対するサービスに対して、利用者様の指定する事業者があればよいですが、ない場合は、利用者様の条件に合う事業者情報等を提供し、仲介やサービスの調整を図ります。
4、ケアプランの実施
ケアプランが実施されても、利用者を訪問し、サービスがサービス担当者会議で調整された内容どおりに行われているか、何か不都合はないか、またはサービスの内容で利用者から別のニーズや新たな課題等が生じていないか、検証を含めてアセスメントや再調整を図る必要があります。
さー、サービス担当者会議の実施です。
ケアマネジャーとしての腕の見せ所です!
ケアプランには正解・不正解はありません。
貴方が一生懸命作成した介護支援計画書(ケアプラン)が利用者様のこれからの人生を良いものへと変わります。
5、モニタリングもしくは「再アセスメント」
モニタリングはケアプランが実情に即しているか、また自立支援を見通しながら現在をどうするかなどについて、ケアプランの問題点や環境、状況の変化をどのように把握するかという観点から新たな課題を明確にして、次のケアプランに結び付けていくものです。
検証を続けて、ケアプランの目標に達成されているかどうあかを評価して、達成されていない場合はその原因をケアマネジメントのプロセスにより課題分析していくことになります。
(所謂、見直しの様なものです)
6、終結
利用者様がケアプランによるサービスを必要としなくなることによって終結します。
様々な終わりがありますね。
※厚生労働省より参照しています。
最後に・・・
ケアマネジメントのプロセスはどれもとても重要です。
ケアマネジメントの意味やプロセスをきちんと理解して利用者様の望む生活を送れるように介護職員がサポートしていきましょう。
高齢者様の最期の生きがいや終末期の支援もあります。
ケアマネとしての己の支援内容についてずっと勉強だと私自身今でも考えています。
共に頑張りましょう!
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。