こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護保険施設でのユマニチュードの実践する時のポイントをお伝えしていきたいと思います!
ユマニチュードを実践していくということは重要なことがあり、それが一体なんなのか?という部分を掘り下げていきます。
何十年と介護福祉の世界で生きていても、1番難しいのが「認知症介護」なんです。
認知症の方が考える思考の正解が多岐に渡り、しかも日内変動もあるので介護職やナースは悩むばかりなんですよね!
そこで先ずはユマニチュードって何でしょうか?
という方は以下の記事を合わせてご参照下さい。
詳しく説明しております!
画期的なユマニチュードという認知症介護についてご理解できたと思います。
ユマニチュードは様々な介護保険サービスで働く介護士やナース・他医療職の方々にも高齢化社会の日本において必須なケアのあり方だと考えますよ!
つまり、認知症高齢者さんが増えていくのでユマニチュードを実践できた方が良いというか今後求められるといっても過言ではありません。
そこで今回は、介護保険施設でのユマニチュードの実践をする時の皆さんが何故か出来ないというポイントを押さえていこうと思います!
それでは今回もよろしくお願い致します!
全員がユマニチュードを実践できる様になるまで
介護保険施設においては入所者さんへ様々な支援をする業種がありますよね!
ただユマニチュードを実践していくにはまずは介護目線から観ていくことが重要です。
つまり、介護士や介護福祉士がまずは実践していくことが介護のプロとしての流れになります。
介護ってそれだけ大きな認知症介護において重要な役割や介護支援のプロであるという自覚を持ちましょう!
そして、ポイントはチーム全員が認知症の方々へ同じ様なユマニチュードを実践しなければいけません。
全員がユマニチュードを共有できるには?
前項でもお伝えした通り介護職側がユマニチュードを最初に考え実践していく計画することが基本です。
そしてチーム全員がユマニチュードのケア統一が出来なければ意味をなさないんです。
こういう難しい認知症介護については、管理職級が提案するのがベストですね!
普通に、平社員介護職であればなかなか言いにくいです。
それは、介護士や介護福祉士では発信出来るのが「周りから面倒臭い」と言われてしまいやすいからですね!
そこで、上司も率先してユマニチュードを理解し先導しなければいかないですね!
ただどうしてもと言う時は、管理職や上司へユマニチュードを実践したい趣旨を伝えてみると良いでしょう。
ユマニチュードを発信したい場合は管理職へ話してみる
介護保険施設で認知症介護に悩んでいる介護士や介護福祉士がユマニチュードを知り、どうしても良い認知症ケアをしたいと考えている方も多いと思います。
しかし、ユマニチュードが出来ないというストレスが溜まるんですよ。
職場環境や人間関係が原因して、本当にユマニチュードを実践しようとは言えない空気が流れるんです。
介護あるあるですね。
特にお局さんは「面倒なことはしたくない」という方が多いですよね!
ちょっとしたポイントです!
そんな時はまずは仕事でもプライベートでも共感できる仲間へ相談してみましょう!
ちょっとした悩みからでも良いんです。
いきなりユマニチュードの話をしてもピンときませんからね。
特に同じ職場の介護職場の方と情報共有出来ると良いですね。
そんな意気投合出来る仲間を作ることから始めると、最終目標でもあるユマニチュードを実践できるポイントでもあります。
ユマニチュードをチーム全員で実践する!
さー、さっそくユマニチュードの実践です。
管理者さんへ、ユマニチュードを実践することを意思表示して忠実に聞いてくれたらガッツポーズですね!
そこからが大変ではありますが、管理職や経営者のモチベーションにもなります。
ただし、管理職が認めてくれる様なホワイトな良い介護保険施設であれば、ユマニチュードを実は初めて知ったからという人も実は多かったりします。
いきなりユマニチュードを実践する前に、そもそも知らない介護職やナースもいるので最初は周知させることです。
ここは時間をじっくりと掛けましょう!
なんとなくユマニチュードを知ったくらいでは、チームでは実践不可能です。
ユマニチュードはチームプレーが基本
ユマニチュードをしっかりと知った上で、チーム全員として「さー、やるぞ!」という意気込みで認知症介護をしていく流れになります。
ここが実はポイントなんですね!
ユマニチュードはチーム全員が同じケアを実践しないと認知症の方々は拒否反応を起こす為です。
例えば、1人1人が違うユマニチュードを行うと混乱するということです。
ただ、介護保険施設では同じ職場で働く職員がそれぞれの個性や性格を知っていると思うので実践しやすいと思います!
なかなか上手くいかない事もあります。
しかし、チーム全員が一丸となってユマニチュードを実践することが重要なポイントなんですね!
介護保険施設でありがちなことを以下に紹介しますので、合わせて読んでみて下さい。
園芸療法の様に、介護福祉職も認知症高齢者さんも一緒に楽しめる介護支援もあります!
以下の記事に、ユマニチュードの基本をご紹介しております。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。