介護の現場

介護福祉士が知っておくべきC型肝炎について考える

こんにちは!

カイゴのティータイム運営者の前田裕です。

介護士は勉強中かもしれませんが、介護福祉士が知っておくべきC型肝炎について考えることは大切なことです。

C型肝炎を発症している高齢者さんはいわゆる感染者です。

そして、ウイルス肝炎なので感染症対策は高齢者介護において必須項目であり介護福祉士は当たり前に知っておかなければ感染リスクがあると言うことです!

しかし、C型肝炎に罹患している高齢者さんに近づいたりしただけで感染するほどの威力はありません。

簡単に言うならば「 HIV感染症」と同じような感じで集団感染することはゼロではありませんが、しっかりと感染リスクを知っていることで防ぐことは可能なんですね!

そう言うC型肝炎について介護福祉士は国家試験でも学んできたはずですので知っておくべきことなんです。

今回は、高齢者介護の世界において最も多いウイルス型のC型肝炎について考えていきたいと思います!

それでは、今回もよろしくお願い致します!

ウイルス性のC型肝炎とはどんな病気なのか

肝炎といっても薬やアルコールによって患ってしまうこともありますが、若い世代やアルコール依存症の方に多いのが特徴です。

高齢者に多いのがウイルス性の肝炎です。

その中でもC型肝炎に罹患している高齢者はどこの介護事業者でも1人は居るかと思います!

そんなウイルス性のC型肝炎と言う病気はどんなものかと言うと、肝細胞にC型肝炎ウイルスが入り込み細胞を破壊していくと言う恐ろしい病なんですね!

肝臓は人体の中でも相当な役割がある為に完全に治癒出来る方法は未だに見つかっていません。

C型肝炎ウイルスはどうやって感染するのか?

人体の幹細胞に入り込んだC型肝炎ウイルスは主に血液中に排出されています。

他にも胆汁や体液中に存在しています。

体液は主に、排泄物や唾液中にも存在しているんですね!

痰のような分泌物もです。

なので例えばC型肝炎ウイルスに罹患した高齢者を介護福祉士等が入浴介助中や排泄介助中にたまたま血液が自分の切り傷に付着したりすると感染してしまうと言う大きなリスクが生じます!

ただ、皮膚に血液や体液が付着すると言うよりも介護側の傷口や擦過傷などからC型肝炎ウイルスへ感染してしまうと言うことに注意しなくてはいけません。

知らぬうちにC型肝炎ウイルスへ感染したかを知らずに自らが媒介者となってしまうことで集団感染へと繋がっていきます。

なので、ウイルス性のC型肝炎について介護福祉士は熟知し新人や知らない介護士へ教育することがとても大切です!

そして、高齢者でも誰がウイルス性のC型肝炎に罹患しているかを必ず知っておかなくてはいけないですよね。

見落としがちな感染対策をご紹介

例えば、ウイルス性のC型肝炎へ罹患している高齢者さんが風邪やインフルエンザ・ノロウイルスに感染したとしましょう。

そうすると症状として、咳や鼻汁・吐瀉物という症状が出ますよね!

そんな分泌液中にはC型肝炎ウイルスが含まれているわけです。

そこで感染対策は結構な重装備で介護支援をしなくてはいけません!

マスクやディスポの着用は日頃から当たり前に装着してウイルス性C型肝炎罹患の高齢者へ介護支援をしましょう。

仕方なく素手で介護をした場合は、直ぐにしっかりと手洗いうがいを行いましょう!

そしてアルコール消毒ですね。

結構、介護福祉士でも血液ばかりに目が行き唾液や体液からの感染リスクを知らない方も多いのでしっかりと感染予防対策を行いましょう!

介護福祉士も体調管理や傷口がある場合は絆創膏で対処しよう

まず体調管理が出来ていないと免疫力も低下し、C型肝炎ウイルスにも感染しやすいです。

そして、明らかに手指に傷口がある場合は絆創膏で保護することも地味ながらも大切なことです。

こういう地道な感染対策が感染爆発(クラスター)を防ぐ1番の対処法なんですね!

そして、感染リスクマネジメントとして看護師というような職種も入れて日頃から情報共有や勉強することも大切です。

介護福祉士だからこそ、そういうC型肝炎についての研修会を率先して開催することも良いことです。

簡単にC型肝炎といってもウイルス性なのかウイルス性ではないかも知っておくべきです。

こういうところは、初回利用時・入所時に明確に情報収集しなくてはいけませんね!

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

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  • この記事を書いた人

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