こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、[ヘルパー必見]透析をしている高齢者の食事とは?について考えていきたいと思います!
現在の日本では、ヘルパーが全く足りていません。
しかも、ヘルパー自体が高齢化しているのです。
登録ヘルパーも、平均60歳代は当たり前で中には70歳越えの方も多くいらっしゃいます。
介護保険制度が誕生して20年以上が経ちますが、今高齢化しているヘルパーは当時現役バリバリだった訳です。
それだけ長年ヘルパーをしていると、主に生活援助を中心に透析をしている高齢者向けの食事もささっと出来る方が多いです。
私自身、居宅ケアマネをしている時に透析をしている高齢者さんへの食事の提供として、そんなベテランヘルパーさんにとても助けられました!
勿論、若い世代での現役ヘルパーも透析をしている高齢者さんへの食事を作れる方も居ます。
しかし、それはほんの一握りです。
もっと、透析に対応出来る食事を作れるヘルパーが増えると良いなと考えています。
しかし、現状はなかなか難しいところですよね。
やはり、介護士の人材として一番不足しているのは「ヘルパー」なんです。
そうなると、ベテランヘルパーからの指導もなかなか上手くいかない訳です。
そんな、昨今の在宅介護について今回はヘルパー必見の内容を考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
現役ヘルパーも透析している高齢者の食事内容を考える事
なかなか新人ヘルパーは、透析している高齢者へ提供出来るヘルパー人材が育つ環境がないんですよね。
ヘルパーが現代の高齢化社会ではかなり重要な介護士である事が必然的なのにです。
訪問介護事業所も、ギリギリの経営化の中では新人ヘルパーへ教える事すら難しいのが現実なんです。
今できる事は、少しの合間を観て透析をしている高齢者さんへの食事の作り方をベテランヘルパーから学ぶか、研修等で管理栄養士から学ぶ事が1番できる事かなと思います。
しかし、現役ヘルパーも得意な事があると思います。
それは、今の時代ネットで調べる事も可能であるという事です!
結構、調べてみると透析している高齢者専用の食事レシピが掲載されています。
自分で調べて観て、サービス提供責任者へ相談してみるのと良いでしょう!
高齢者の食事内容を考える事は、介護士の中でも特に「ヘルパー」は相当大変なんです。
ヘルパーは時間拘束がある為にゆっくりと食事は作れない
基本的に生活援助でヘルパーは45分位の稼働で動いているのが現状では無いでしょうか?
施設介護と違う大きな部分はここです。
又は、有料老人ホームに在住する高齢者への囲い込みでのヘルパー稼働とは全く話が違います。
完全に在宅生活を送っている高齢者さんへの自宅へピンポンを押して介護支援に入るヘルパーは相当大変なんです。
高齢者さんの「城」へ入り、その方への生活援助を行う場合、普通に施設介護からヘルパーへ転職した方は大きな違いに気づくでしょう。
相手の台所で透析に対応した食事を提供するまでの時間が全く足りない!
そうなってしまうんです。
そこで、ヘルパーの大変さに気付く介護士も多いです。
そして、介護保険制度の元での時間拘束の中で食事を作る訳ですね。
こればかりは、慣れしかありません。
ヘルパー程、やりがいのある介護職は無い!
いかがでしたか?
透析をしている高齢者さんへの食事は、減塩・タンパク質の調整をする事を基本として食事を提供しなければいけません。
基本的に1食に食塩2g以下でタンパク質も10g以下が基準です。
透析をしている高齢者さんの中にはそれ以上の事が求められる場合もあります。
そこまでになるとかなり厳しいですね。
そこまでいくと、高齢者向けの配食サービスを活用してみてから他の介護支援でヘルパーとして介入する事も良い選択肢だと思います!
あまりにも難しい透析の高齢者向けの食事は、専門業者へ任せた方が良いと思います。
あえて無理をしない事も、これからのヘルパーとして良い事だと思います!
やりがいが持てるヘルパーとして楽しく仕事をして行きましょう!
これからのヘルパーさんにとって必見な内容だと思うので、良い方向で是非試行錯誤して観ましょう!
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
以下にも様々な記事を掲載していますのでよろしくお願いいたします!