こんにちは！
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護・福祉職の「生活相談員」について役割や給与事情とその中身について考えていきたいと思います！
介護の仕事には施設や在宅介護（ヘルパー）、生活相談員、ケアマネなど色々あります。
その中でも生活相談員について今回は紹介していきます。
「生活相談員」になる方法、役割、給料など普段は聞けないことを全部お伝え致します。
ぶっちゃけ、介護福祉士国家資格を所持していると生活相談員になること自体は可能なんですよ。
それでは、ありのままの介護福祉関係の生活相談員の中身について考えていきたいと思います！
それでは。今回もよろしくお願い致します！
介護の生活相談員になるには？
介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの資格等のいずれかがあれば相談員になることができます。
病院のソーシャルワーカーになると社会福祉士か精神保健福祉士が必須なところがほとんどです。
社会福祉士・精神保健福祉士は国家資格なので、福祉系の大学の過程を終了し、国家試験に合格すれば取得できます。
介護福祉士国家試験・ケアマネジャーは毎年ある試験に合格すればなることができます。
（介護福祉士とケアマネジャーは経験年数が必須です）
生活相談員の主な役割、業務内容とは？
主に介護施設・事業所の利用者様に対して、各種の相談・援助、援助計画の立案や実施を行います。
また関係機関との連絡や調整・サービス担当者会議への参加も生活相談員の重要な業務です。
介護職員の配置が少ない施設では、直接利用者様の生活援助や訓練も臨機応変に対応します。
そして名前の通り、利用者様の施設における人間関係や不満、将来の不安などについても相談に応じます。
入退所やボランティア、実習生の受け入れなどについて関係機関と連絡したり、調整を行うことも業務に含まれています。
もちろん、現場介護との兼務もある事業所も多いです。
それだけの経験値が必要となる仕事なんですね！
生活相談員の勤務形態とは？
日勤が一般的です。しかし、当日の援助計画の確認やミーティング、施設内の見回り、入所希望者への家庭訪問、各種在宅サービスの実施、ボランティアや実習生の受け入れなどと業務はたくさんあるので忙しい面もあります。
シフト上で、管理職や現場との綿密な連携を取りながら、無理の無い職場が理想です！
生活相談員は多岐に渡る業務形態な仕事柄なんですね。
自分に見合った職場での生活相談員として転職することがベストなんです。
生活相談員の給料は？
これは、介護事業所や他の福祉関係でも結構違いが出てきます。
例えば、勤務先によって異なるので一概にいくらとは言えませんが、大学卒の場合だと月収は20～30万円程度です。
社会福祉士やケアマネの資格所持者であれば、手当も付くでしょう！
事務作業が多く体力的に楽な上に給料もそこそこなのでおすすめです。
施設系や通所系だと夜勤をしなくて良いことが多いですね！
そして最後に・・・
生活相談員は基本的に介護福祉士以上が必要になりますが、日勤のみで働きやすく、事務作業で体への負担も少ないです。
勿論、介護現場の業務も兼務する事が多いです。
しかし、家庭との両立を考えたり、体のことを考えるのであればおすすめな介護職です。
これから、生活相談員として活躍したい方は介護系で言うと、通所系サービスから始めると良いスタートが出来るかと思います！
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので、読んで頂けると嬉しいです！
