日本の介護・看護の現状
こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護職の現状の給与面や、職務の大変さを考えていきたいと思います。
私は、介護施設長をしておりますが、現場の介護職員やケアマネジャーは職務と給与が全く吊り合っていない現状が今も続いています。
これは、私が介護施設長として職員に色々と生活や、仕事のやりがいについてひたすら聞いてきた、生の声であり、この記事を観ていらっしゃる方々も同じ考えだと思います。
平成30年度の介護保険と医療保険の同時改正が、現場の介護・看護職員の皆さんにどう影響していくか、考えていこうと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
「介護」を仕事にするということ
・現在、どこの介護系の職場でも人材不足が懸念されています。
これは、今に始まった事ではないですが、ますます介護という仕事から有能な人材を逃している状況になります。
私の職場でも、「仕事が無い」という方が、しょうがなく介護をするかという様な面接を多く観てきました。
正直、介護をなんだと思っているのかと感慨深い感想です。
もちろん、介護職は待遇が他職業に比べ低賃金である事は否めません。
しかし、私は現在介護施設長として普通に他産業の同年代の人間よりもそれなりに稼ぐ事ができています。
もちろん、楽して稼いでいるわけではありません。
無資格で介という仕事を始め、介護福祉士・ケアマネジャーを経て今の地位に立てています。
これは、どの職種でも同じ事ですが、介護という仕事は基本的に出世率がとても早いです。
経験年数や資格を取っていく事で、トップに立てる速度がとても早いのが特徴であり、やりがいもあります。
私は、高卒で特に得意な事もない人間でしたが、介護職を始めてからとても仕事にやりがいと、上に立てやすい仕事だと思いました。
本当に、介護という仕事をするまでの私はバイト掛け持ち生活で、やりがいを感じていませんでした。
あの頃、私は21歳でした。
しかし、介護に出会えて人間性や介護の楽しさを学べました。
嘘ではありません。
嫌ならとっくに介護は辞めています。
もちろん、今も現在進行形で介護の仕事が大好きです。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護は日本の少子高齢化の現状に無くてはならない仕事
・介護職という仕事が全く夢も出世も無いということは、解って頂けたと思います。
これは「運がいいだけだよ」と思う方もいるかもしれませんが、全くの間違いで、それなりの資格を取得し、成り上がる道筋は少しの努力とアピールの仕方ですぐに介護施設長になる事は可能です。
どこかの会社で、ようやく部長になるより数段早い速度で成り上がれます。
だって私は、なんのコネもなく介護を15年してきた証でもあります。
介護職は、年功序列制ではありません。
やる気のある人間こそ、最速でトップになれる職業であり、リストラの恐怖にも怯えなくてもやっていける仕事です。
介護の現状まとめ
・介護職を始めたばかりの方や、介護という現場に参入した看護職の方々に言いたいことは、やる気さえあれば、現実的に上司になりやすくそれなりの待遇が待っている仕事である事です。
介護施設長ともなれば、結構な稼ぎになれます。しかも他職種よりも圧倒的に早くにです。
いきなり介護施設長は厳しいので、介護主任→管理者→介護施設長みたいに転職も視野に入れながら上を目指すと良いかと思います。
私自身もそうしてきました。
家族の為にと、自分自身の介護に対する思いが交差しながらです。
私は、おかげで今まで以上に家族を養え、趣味にも没頭でき、好きな事が出来ています。
それだけ夢のある職業だと理解して頂けると嬉しいです。
それでは今回もここまで読んで下さり、ありがとうございました。