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入所者虐待が介護保険施設で増加中[介護士必見]

こんにちは!

介護施設長の前田裕(@masakuraudo0415)です。

昔からもよくある事ですが、介護保険施設での入所者虐待が増加中です。

何故、介護士や介護福祉士が介護支援の真逆である「虐待」に走ってしまうんでしょうか?

様々な要因が考えられますが、主に「介護職場内でのストレス」が多いのでは無いでしょうか?

しかし、相当高齢者虐待は闇が深いです。

中には、面白がって入所者さんへ虐待を介護士数人で行う等、卑劣な事まで起きています。

虐待にも様々な例が有ります。

前田(運営者)
介護士・介護福祉士の中では、いつの間にか虐待していた事に「気付かなかった」と言う方も多いので要チェックです。

そして、特に介護保険施設で多い虐待が「したくも無い虐待」ですね。

特に若い介護士の方は、先輩介護士・介護福祉士さんからのダメな介護支援を強要されやすいです。

だって、逆らうと「全シカト」をくらいイジメに合い兼ねませんからね!

それで、したくも無い「虐待」じみた事を虐げられる事も多く起きていますからね。

家族には知らないうちに、大切な入所者さんを裏では虐待していると言う事が「闇が深い」と言うところです。

そんな介護士や介護福祉士にならない様に、人間として初心に帰る事は大切な事ですね!

今回も、介護士必見な内容となっておりますので是非読んで頂けると嬉しいです。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

虐待に関して施設側も家族も敏感になってきた

近年、虐待事例が増加中な理由の1つに施設側も家族も敏感になってきています。

ニュースでも結構取り上げられています。

例えば、介護保険施設において虐待が明るみになると「行政指導」を受ける事になります。

最悪、介護保険施設の運営危機となるんです。

新規受け入れ停止や、介護報酬の返還や追加徴収すら発生してしまいます。

そうなると、一気に介護保険施設は経営危機に陥り、破綻すら有り得るのです。

そして、1番怖いのが「風評被害」なんですよね!

「あの施設は虐待があるから辞めたが良い」

となる訳です。

しかもそれが、何年も続くんですよ。

そうなると、勤務していた介護士や介護福祉士・ナース等と言う職員は辞めていきます。

しかも、求人を出しても誰も来ません。

つまり、「終わり」です。

介護保険施設で働くと言うことは、「それなりの責任」が伴うのが介護士という仕事なんですね!

家族が敏感になるってどう言う事?

最近では、ニュースで「介護保険施設での虐待」と言う事が多く取り上げられている事により、家族も入所している母親や父親がどんな介護支援を受けて生活しているのかを面会や電話により、聞いてくる事も多くなりました。

中には、必要以上に毎日電話して「体調は良いか」「何も問題は無いか」

等、ひっきりなしに電話してくる家族もいる位です。

今まで、一緒に過ごしていた大切な祖父母が介護保険施設へ入所するとなったら「気になって仕方がない」という感じになってしまったり、「まさか虐待をうけていないだろうか?」と考えるわけです。

まさに介護保健施設は、今「本当に良いケアが出来ているのか?」を相当に問われる時代になって来たと言う事です!

これは、民間の有料老人ホームや高齢者専用住宅も同じことが言えますね。

そして特に、この傾向は都心部に多いです。

しかし、最近は地方でも入所者虐待は多い傾向はあります。

つまり、劣悪な環境や人間関係が原因で「介護士のはけ口やストレス」による虐待や抑制は簡単に起きてしまうんですね!

虐待を防ぐ為の介護保険施設の在り方

介護保険施設では、虐待や抑制に繋がらない様にマニュアルが整備されていると思います。

しかしです。

そんなマニュアルを読む習慣性が介護士や介護福祉士には有りますか?

管理職系が知らない内に、虐待や抑制が起きている可能性は大なんですよ!

それはもとより、管理職系が虐待の実態を知りながら目をつむっている状態であれば、ジ・エンドです。

めちゃくちゃ重要な、介護士必見な知っておくべきことですよ!

前田(運営者)

それを理解して、何よりも質の高い自立支援に基づいた「介護支援」を行わなくてはいけません。

介護保険施設に入所しているからと言って、なあなあな介護支援ではいけないと言う事です!

以下の記事も合わせてご参照下さい。

介護保険施設での介護の現実について記載しております。

虐待に繋がらない為には介護現場を施設ケアマネが観る大切さ

介護保険施設には、施設ケアマネジャーが人員配置基準として勤務していますね!

では、何故施設ケアマネジャーが介護現場を観る事が大切なのか?

それは、施設ケアマネは客観的な視点で「施設ケアマネジメント」が出来るからです。

それだけ、介護保険施設へ入所している入所者さん1人1人のケアマネジメントや家族との連絡調整もしているからです!

そこで、ケアマネ精神として虐待に繋がる事は無視出来ないですし、虐待に繋がる抑制についても周知しているからこそです。

前田(運営者)

まー、そこまで出来ない施設ケアマネも居ますが、そこは相談員がフォローをしたりと連携を取る事が必須ですね!

それだけ、注意して介護現場の介護体制を確実に把握しておきましょう!

但しです!

「何してんの!ダメでしょ!」「そんな事したらダメなの!私の言う通りにしなさい!」

この様な、注意の仕方は絶対にやめて下さいね。

そんな事をしたら、介護現場の職員さん達は「逆にストレスが蓄積されます」

それが、逆に虐待へと繋がる介護となり兼ねませんから。

そして、辞めていく介護士が続出してしまいますから。

適切な、声掛けを介護士や介護福祉士へ行いましょう!

介護の楽しさを伝える事が虐待防止へと繋がります

そして、介護の楽しさとは?

それは「やりがい」と同じ意味合いだと思います。

だからこそ、介護士やケアマネジャーという介護職という仕事を続けている証拠だと思いますよ!

人間関係のしがらみが多い世界ではありますが・・

しかし、そんな介護の楽しさを管理職や施設ケアマネ・ユニットリーダーこそ「教える努力」が必要だと考えます。

それが「入所者虐待の防止」へと自然に繋がる訳です!

超重要なことなんですよ。

前田(運営者)

そして私が、言いたい事は「質の高い介護支援が行われていれば、虐待は起きない」

と言う事です。

中には、人間として「あれ、おかしい」と言う方もますが、それは適切に注意しましょう!

ここまでご紹介して来た通りの事が出来れば、100点満点です。

介護士・介護福祉士として、専門性を発揮出来る専門職であると言う事を自覚しましょう!

精神的に辛い方は、上司や話しやすい介護士や介護福祉士へ相談しましょう。

余りにも酷い介護保険施設であれば転職も有りです!

そして、介護士として、余りにも酷い介護保険施設であれば転職もありだと思いますよ!

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。

前田(運営者)

転職は、1日の大半の時間を使う「仕事」にかかわるものであり、給料にも大きくかかわるため『人生の決断』ともいえる大きな転機です。

「適当に決めてしまって後悔した」ということの無いように、納得いくまで相談することが重要。

担当者へ、自分に見合った就職先を伝えましょう!

介護・福祉職対応可能!専任のキャリアアドバイザーへ何なりと希望をお伝え下さい。

介護職としてもう疲れた方へ。

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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