こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
在宅介護において現在、配食サービスのお弁当は必要不可欠な存在となっています。
恐らく「ヘルパーさんが調理してくれたら良いじゃない!」
と考えるかもしれません。
しかし、現在深刻なのが「在宅ヘルパーさんの介護人材が相当不足」しています。
更に、いくらヘルパーさんの生活援助で調理を介護保険で利用しても更に食材費が掛かる訳ですね!
そうすると、結局配食サービスを利用する事で現実問題として金銭的に安くなるのも良いところです。
そんな在宅介護において今や必須なインフォーマルサービスでもある配食サービスのお弁当について語りたいと思います!
そして、皆さんが知りたい「配食サービスは薄味なお弁当なのはなぜ?」というところを説明していきますね。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
良い配食サービスのメリットをお伝えします
高齢者向けの配食サービスは現在、様々な業者が多数存在します。
そこで良い配食サービスのメリットをお伝えしますね!
・低塩分の健康的な食事を提供してくれる
・安否確認をしてくれる配食サービス事業者
・何かあればケアマネジャーへ報告してくれる配食サービス事業者
この3つが揃っている配食サービスならば在宅介護においてしっかりしている事業者です。
よくある、冷凍カチカチの配食サービスは安否確認もなくただ玄関口に置いていくだけであれば私が考えるに「地域の高齢者をしっかり観ていないな」と考えます。
居宅ケアマネが考えるのは安否確認!
居宅ケアマネジャーが求めるのは「健康的な食事と1番は安否確認」なんですよ!
しかも冷凍カチカチのお弁当を5日分とか冷凍庫に入れとくって、冷凍庫はお弁当だらけになりますよ。
それが良いという方には良いかもしれませんが、「安否確認がない」のには意味あるかなと考えますね。
安否確認を当たり前にする配食サービス事業者の良さを居宅ケアマネにも知って欲しいなと思います。
悪い配食サービスのデメリットをお伝えします
悪い配食サービスとは何なのか?
居宅ケアマネとしての考え方でお伝えしますね!
・安否確認はせずに5日分くらいを玄関口に置いていくだけ
・一括納品なので直ぐにキャンセルが出来ない(食べなくても料金が発生する)
・ケアマネへの報告や相談は一切ない
こんな配食サービスは居宅ケアマネからすると「ただの食の確保」だけになってしまうんですよね!
しかも、案外塩分多めで健康的なお弁当とは言い難いんですね。
そして冷凍カチカチなのでレンジで解凍を毎回行う為にべちゃべちゃなお弁当が完成されてしまうんですよ!
安かろう悪かろうな配食サービス事業者なんですね。
しかも何度も言いますが「安否確認はしない」事が大きなデメリットです。
そして、お待たせしました。
何故、配食サービスのお弁当は何故薄味なのか?について現実を以下にお伝えしますね!
薄味のお弁当だから長続きします
配食サービス事業者の多くが塩分控えめな薄味を提供しています。
何故なら?
1番の理由が「健康的な食生活を送って欲しい」というのが前提だからです。
しかしこれだけではありません。
例えば、濃い味の塩分5g位は使用しているお弁当であれば最初は高齢者も利用に直ぐに繋がります。
何故なら、濃口が好きな方が高齢者さんも多いからです。
しかし、そこには盲点があります!
それは、毎回濃い味の配食サービスのお弁当を食べ続けていると「物足りなくなってしまうんですね!」
高齢者出なく若い世代の方々でも同じ事が言えます。
例えば「毎日濃い味の食事を続けたいと思いますか?」
間違いなく飽きがきます。
しかも健康的にも良くはありません。
飽きてくればたまに1日だけ濃い味の食事を摂取すれば良いわけです。
なので、1日単位の配食サービスを提供している事業者を利用することをおすすめします!
高齢者の方は基本高血圧や塩分制限が必要な場合が多いんです。
そこで、健康的な食事を配食サービスを利用しながら安否確認もしてくれるような生活を送れる時代なんですよ!
薄味のお弁当にはこのような理由があったんですね
つまり、飽きない味わいで長期間配食サービスを利用するという理由です。
以下の記事も合わせてご参照下さい。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。