こんにちは!
カイゴのティータイム運営者の前田裕です。
昔からよく見受ける光景ではありますが、日中車椅子へ座りっぱなしという意味不明な介護支援をしていませんか?
特に介護保険施設で観る光景ですね。
昔よりは減ったかと思いますが未だに入所者さんを「車椅子へ座りっぱなし」へしている介護職場は存在します!
いくら介護人材がいないと言っても、無理やりにでも「日中は起こしておかないと」という感じでテレビの前に車椅子集団が1日中居るというのは介護支援としては大きな間違いです。
車椅子に座ったことがある介護士なら解ると思いますが、1時間も座り続けていると腰が相当痛くなるんですよね!
それを、何時間も車椅子へ座りっぱなしでいると入所者さんは相当な苦痛を毎日味わっているということなんですよ。
しかも臀部から腰部にかけての血流も悪くなり、褥瘡が出来るのは時間の問題な訳ですよ!
そして、車椅子へ座りっぱなしにさせられる入所者の殆どが要介護度重度の入所者さんがメインです。
後は、転倒リスクが多い入所者さんを車椅子に座りっぱなし状態にさせるという抑制または虐待に近いことをしているのも問題ですね。
こういう介護の仕方をするせいで、介護福祉士の活躍が消されていき介護と言う仕事がいい意味でクローズアップされないんですね。
このような車椅子へ座りっぱなしと言う意味不明な介護を未だに行っている介護職場での改善策について考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
介護職員の都合で車椅子へ座りっぱなしにしている
基本的に未だに入所者さんを車椅子へ座りっぱなしにすることは介護職員の都合によることが多いんです!
そんなことをする介護職員の考え方を以下に3つご紹介しますね!
・とりあえず日中は車椅子に長時間でも良いから座らせておく
・転倒リスクが少しでもあるなら車椅子を利用しなくても良いレベルの入所者さんを転倒させない為に車椅子へ座りっぱなしにする
・認知症重度で離設の危険がある為に介護職員の目の届く場所で車椅子座りっぱなしにする
この3つが車椅子座りっぱなしへする理由です。
お気付きの介護士さんも多いと思いますが、介護職員目線で介護をしているんですよね!
こんな間違った介護をすることは逆に悪影響ですし、そんな現状を家族が観たらどう感じるでしょうか?
私なら、「これは介護ではない、自立支援を前提に介護支援するのが介護ではないんですか?」と問いただすでしょうね!
そう言うと、モンスター家族と勝手にブラックリスト入りされてしまうんですよね。
こう言う介護職場へ入所させてしまった事に気付いたらすぐにでも他を探しましょう!
そうでもしないと、自分の親がかわいそうな末路を辿りますから。
良い介護を学ぶことができる介護職場で働くことが重要
介護職場でも車椅子へ座りっぱなしな介護を普通に行っている介護現場で働くことだけは避けましょう!
介護士や介護福祉士にとって1ミリも良いスキルアップにはつながりませんから。
介護と言う仕事はプロの仕事なんです。
介護職員目線での介護を行うことは間違いですから。
入所者さん目線での介護支援を行うことが自立支援介護を学べる訳です!
例えば、自分が車椅子へ座りっぱなしの状態で毎日生活しますのでと言われたらどう感じますか?
嫌ですよね?
しかもお金支払っているんです。
こうなると、意味のない支払いですよ。
そう言う古い体質の介護施設は未だに存在するので気を付けなければいけません!
もっと良い介護事業者へ転職や就職することをおすすめしますよ。
以下の記事も介護士必見な内容となっております。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!