こんにちは!
カイゴのティータイム運営者の前田裕です。
介護職の皆さん毎日の勤務お疲れ様です!
今、介護離職者が毎年10万人も出ています。
まさかの衝撃的な数字です。
介護士はもちろん、ケアマネもです。
このまま将来の介護従事者が減っていくことで高齢者介護は成立しなくなってしまいます。
というか介護保険制度自体の存続すら危うい状況です。
国からすれば、介護報酬を大きく捻出せずに済むので財政事情はいいかもしれませんが残された要支援者や要介護者はどうなるでしょう?
家族が仕事と在宅介護の両立を強いられる状況も出てくるでしょう!
そうなることが1番怖いことなんですよね。
現状でも介護と仕事の両立で精神的にも体力的にも限界で生きている若い世代がいるんですよ!
しかもそういう家庭に多いのが貧困世帯が多いということです。
または、介護保険制度を利用したくても出来ない世帯です。
(介護保険料を滞納しているとかです)
そんな現状で1番求められるのはやはり介護職がこれ以上離職していくことを防ぐ手段を考えることが最優先です。
何故ならば、介護離職者がこれ以上増え続けると介護事業所や介護保険施設の人員配置基準を満たすことが出来なくなり介護保険サービスを利用出来ない問題が浮上してくる訳です。
このように介護離職者が毎年10万人も出しているという先を見据えて介護事業者も動かなくてはいけません!
国へおんぶに抱っこ状態を続けていては間に合わないんですよ。
但し、介護離職者がその後どういう形で仕事をしているかが実は鍵でもあります!
そんな介護人材について考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
何故、介護離職が続くのか?
介護離職が続く理由は簡単です。
給与が安いのに身体的・精神的に大変すぎるからです。
簡単に言いましたが、中身は濃いものです。
私も介護施設長として介護の世界から去っていく介護職員を多く見てきましたよ。
「今月いっぱいで退職したいです」と退職願を持ってこられることほど辛いものはありませんからね。
つい先日も、リーダー格の介護福祉士が退職願を持ってきましたよ。
よくよく聞いてみると「人間関係に疲れてしまい精神的に介護という仕事を続ける自信がない」という理由でした。
そう言われると、退職を止めることも出来ないんです。
休職を勧めることくらいしか出来ません。
私も、深く反省する位に落ち込みましたよ。
介護現場へ多く足を運んでは何とか介護職員や看護師さんが働きやすい環境を作りたいと頑張っていたつもりでした。
しかし、これは社会的に難しい問題だと感じましたね!
行政や国が介護職員へもっと待遇をよくするしかありません。
介護現場は大変なんです!
早くお偉いさん方に気付いて欲しいですね。
切実な願いですよ!
介護離職した理由は正解な理由も実はあります
介護離職者が増加しているのは実は表面上であることも知って欲しいですね。
何故ならば、ただ介護職を辞めたという事全てが統計として出ているからです。
介護という仕事で働いて皆さん解ると思いますが、そもそも転職を繰り返すことって多い職種ですよね!
辞めても他の介護事業者へ転職する事が多いんです。
もちろん、本当に介護業界から離れた介護職員もいますけどね。
しかし、そこで辞めた介護職員は正解な理由も実はあります。
それが、介護離職したけれどもその後に派遣介護士として働くことへシフトする介護職が多いということなんですね!
派遣介護士であれば、高時給で自由な時間と変な人間関係から束縛されることが少なくなるからという理由です。
これは、私も目が点になりましたね!
いくら介護離職したからといっても、介護職として「派遣介護士というカテゴリーで稼げる」と気付いた訳ですね。
今からの介護業界ではこういう派遣介護士という動きが活発になってくると思います。
介護業界で高給取りになるにはそれなりの修羅場をくぐった猛者のみだということです。
または、介護転職サイトを有効利用して良い待遇の介護事業者で働けることを掴んだもののみです!
これからの時代、介護離職者が毎年10万人出ても正社員でない働き方がありますよと言うことなんです。
それが、派遣介護士という働き方改革だと思います!
もはや正解と言える介護職員のあり方かなと思いますよ。
人間関係に振り回されていては精神的に辛いだけですので。
正社員介護士がいいと言う方もいれば、派遣介護士がいいと言う選択肢があるので無理のない範囲で介護職員としてこれからも活躍してくれることが大切ですね!
いくら介護離職者が毎年10万人も出ている理由はもはや正解と言える現状が実はあるんですね。
自分の介護スタイルに合わせて仕事に幅を利かせられる時代に突入していると言うことです。
以下の記事も合わせてご参照下さい。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。