こんにちは!
前田裕です。
新人ケアマネジャーとして、小規模多機能型居宅介護支援事業所で働くのは大丈夫なのだろうか?
まだケアマネとして働いた事無いのに・・・
そんな不安もある介護士や介護福祉士出身の新人ケアマネさんも多いかと思います!
結論を先に言うと、新人ケアマネとして小規模多機能で働くのは良い事ばかりなので安心してください。
だって、新人ケアマネとして働くのであればどこへ行っても同じだからです!
但し、基本的に小規模多機能で働くケアマネは1人なので介護保険の知識を教えてくれる先輩が居ない事が多いです。
しかし、デメリットはそれ位ですよ!
なので、安心して下さい。
しかも、小規模多機能は介護保険の知識は勿論ですが独特の介護支援を学べる場所ですのでメリットの方が多いかと思いますよ!
私も新人ケアマネの時は、実務者研修とはまるで違った事が起きまくるので必死でしたね。
そして、結局は慣れだと言う結論に至りましたよ。
新人介護士としてデビューした時と同じ様な感じですよ!
調べまくる知識はケアマネの方が多かったですが。
そりゃそうですよ。
介護保険制度を大まかにしか知っていない状況では、担当する利用者さんや家族からの苦情がもろにきますから。
見た事もない書類ばかりに囲まれたり、実績入力・給付管理なんて実務者研修で事細かくは教えてくれませんから。
但し、それは慣れです。
半年もすれば、それなりのケアマネジャーとして小規模多機能で活躍出来ます!
私の経験談を踏まえながら小規模多機能でケアマネとして働くのは良いのか?
そんな悩みについて考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
小規模多機能のケアマネはゆっくりと学ぶ事が出来る
小規模多機能の特色として、介護支援が行われる事業所とケアマネが居る事業所が同一敷地内にあります。
そこが新人ケアマネにとっては、様々な介護保険サービスとのやりとりや給付管理でのミスも大きく減らすメリットがあるんですよ!
小規模多機能型居宅介護支援事業所についての法令についてまとめてある記事があるので、合わせて読んでみて下さい。
上記の記事で、結構な量の小規模多機能の情報が得られたと思います!
結構びっくりしたかもしれません。
ただ、ケアマネとしての基本的な動きは必要な部分だけ抑えておきながら仕事をこなしていけば良いです!
例えば、利用者さんのインテーク〜ケアプランの作成・介護保険者証の更新・区分変更・サービス担当者会議・モニタリングが出来れば大したものです!
これはケアマネジャーとしての基本中の基本ですね!
そんな流れを小規模多機能でのケアマネ業務を行いながらも、存分にケアマネとして利用者さんに見合ったケアプランを作成し目標達成へのニーズを作り上げるんです。
こう言う事がケアマネの真髄です。
なので、ケアマネとしての書類系の様な事務作業よりも「ケアプラン」についてを重点的に実務者研修に置いて長時間学ぶ理由なんです!
これを新人ケアマネは一気に実践で吸収する事は難しいです。
なので、小規模多機能で毎日の様に顔を合わせる利用者さんからダイレクトに悩みや相談を聞く事が出来て、ケアプラン内容の修正や変更へ直ぐに対処出来る所は、居宅ケアマネとはスピード感が大きく変わるんですね!
そこが、小規模多機能の強みでもあり新人ケアマネは訪問を何回もする事なく自分のペースで考える時間が出来るんですよ。
この様に、ゆっくりとケアマネ業務を学ぶ事が出来るので新人ケアマネにとっては良い環境だと思います!
(勿論、急ぐ場面もあります)
小規模多機能のケアマネは介護業務も伴う
多くの小規模多機能ではいくらケアマネだとしても、介護業務も伴う事が多いです。
これを、良いと考えるか悪いと考えるかは、あなた次第です!
ただ、介護現場の介護士や介護福祉士の様にガッツリ毎日の様に入る事は少ないでしょう。
そんな事をしていたら、本来のケアマネ業務が滞りますからね!
但し、この様に介護現場へ入れる事で「モニタリング」へと生きていくんですね。
私も、レクリエーションや送迎・夜勤までしていましたよ!
ケアマネとして、夜間帯を自らの目で観たかったので夜勤もしていました。
小規模多機能でのケアマネ事情について書いた記事があるので合わせてご覧下さい!
上記の記事を読んで頂けると理解出来ます通り、小規模多機能で働くケアマネは、様々な経験と良い研修を修了出来るメリットもあるんです!
新人ケアマネさんも良い経験とやりがいを感じれる場所が小規模多機能だと思います。
「介護現場も大好きだ!」
と言う新人ケアマネさんには小規模多機能は良い環境だと思います!
新人ケアマネはこれからの小規模多機能を動かせる
ここまで、小規模多機能の良い部分を話してきましたが、実は本来の機能を100%発揮できていない事業所がほとんどです。
こんなにも良い居宅介護支援事業所なんですけどね!
何故、そこまで注目されないのか?
1部、訪問看護や福祉用具貸与・居宅療養介護支援は利用できますが、利用不可な問題があるからです。
そんな1番のデメリットが、小規模多機能を利用している限り「他のデイサービスや訪問介護」と言う外部の介護保険サービスが利用出来ないからです。
ここは、もっと柔軟に対応出来ると良いなと考えます。
小規模多機能へ登録するとケアマネジャーが変わると言う事も問題かもしれません。
小規模多機能がこれだけの良さを発揮できているのに、制限が大きすぎると言う事が大きな痛い所です。
しかし、問題ばかり言っても仕方ありません!
新人ケアマネとして、そこで活躍出来る事は大きな財産です。
小規模多機能で頑張り続けるケアマネでも良いですし、居宅ケアマネや施設ケアマネへも転職しても最前線で活躍出来る介護支援専門員となれますから!
これが、小規模多機能で働く新人ケアマネの働き方とメリットです!
居宅ケアマネが忘れがちな、介護現場での介護支援をも担う大きな存在ですから。
これからの時代、小規模多機能が大きく飛躍出来る事を私は理解してますから!
私自身、小規模多機能でケアマネとして働いていた頃を今でも忘れません。
これから、新人ケアマネジャーとなる皆さまが小規模多機能を視野に入れてみる事も良いかと思いますよ!
全然、新人ケアマネでも働く事は良い事ですから。
不安は最初だけです!
今のベテランケアマネも新人時代は同じでしたからね!
勿論、私もです。
ここまで読んで頂きありがとう御座いました。
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります!