こんにちは!
前田裕です。
これから未経験の新人介護職がデビューする事で身につけておく事は多くあります!
ドキドキワクワクが入り混じった感情の中で、新人介護職が最初に学ぶことは何だと思いますか?
介護施設長である私の考えから言うと、1番は「接遇」ですよね!
日本人の文化である礼節がしっかりと出来ていないと、質の高い介護支援なんて出来ませんから!
最初に身につけておく事は「人対人」と言う対人スキルなんですよ。
しかも介護福祉の世界では高齢者さんが相手です。
そうなってくると、適当な挨拶すら許されない事もありますからね!
特に、男性の高齢者は亭主関白な方も多いので注意が必要です。
その辺りは、先輩介護福祉士から利用者・入所者さんの情報を日頃から聞いておく事が大切ですね!
新人介護職時代は、いくら専門学校や福祉系の大学を出た介護福祉士も相当に苦労すると思います。
しかし基礎知識がある分、吸収力は良いはずです!
いくら資格を所持していても最初は大変なのは、どんな職業でも同じなので心配しすぎなくても良いです。
徐々に慣らし運転で介護業務や介護支援を学んでいけば良いです。
これは、例えばベテラン介護福祉士が新人ケアマネとしてデビューする時も同じなんですよ。
以下の記事も合わせてご覧下さい!
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【経験談】新人ケアマネジャーが仕事に慣れる一番の近道について
長い期間の勉強と、研修などを終えて新人ケアマネジャーとなってからが、ケアマネジャーとしては本番です。ここで、出来る限り仕事を早く覚えてスムーズにこなすためのポイントをまとめてみました。初めてケアマネジャーになって困ることケアマネジャーになって初めての仕事の時は右も左もわかりません。特に、仕事が始まったばかりのころに困るであろうポイントをまとめています。
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【実体験】ケアマネージャー(介護支援専門員)を独学で合格するためのアドバイス
ケアマネージャー(介護福祉専門員)を目指したい。と思って、勉強を開始する人はたくさんいるでしょう。中には「どこかで習った方がいいのか」「独学で大丈夫か」「自分には無理なんじゃないか」と不安になる方も多いようです。そんな方の為に、私が独学でケアマネージャーになれた経験談からアドバイスをしていければと思います。「なぜ、ケアマネージャーを目指すのか」を考える一番に大事にして欲しいのは、「なぜ...
焦れば焦るほど、失敗やミスが増えますからね!
私の体験談も踏まえながらご紹介していきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
介護支援は毎日の勤務から覚えていきます
新人介護職は最初は右も左もわからない事自体が「当たり前」なんですよ!
いくら、介護福祉士や社会福祉士・精神保健福祉士と言う3福祉士を所持していたとしてもです。
なかなか3福祉士所持者は新人介護職には居ないと思いますが・・
ただ、それだけ最初は介護現場での接遇を知ると言う事がとても重要です!
何故、そこまで接遇にこだわるかと言うと「そう言う介護職員は好かれやすい」からです。
「なんだよ!そんな事かよ」
と思うかもしれませんが、ここは新人介護職のデビューした時の話です!
とにかく、入所者・利用者さんから「認めてもらう」と言う事が新人介護職員の最初のやる気を見出す事へも繋がるんですよ。
先輩介護職から嫉妬される位に、ニコニコ笑顔で接遇に徹しましょう!
それを続けると、「ありがとう」と言う言葉が徐々に返ってくるようになりますから。
実は、ベテラン介護職ほど接遇が出来ていない事が多いんです!
そこを逆手にとったやり方で、好かれる存在になれるんです。
こう言う、日頃からの勤務から覚えていける訳ですね!
とにかく最初は接遇を先輩介護士より上を行く事です!
そこで、先輩介護職から好かれるんですよ。
「あなた、新人介護職なのに利用者・入所者さんからの信頼が良いね!」
と、幸先良いスタートが出来るんですよ。
それだけ、毎日の勤務で接遇を大切にする事でモチベーションもアップし先輩介護職から好かれるんですよね!
これは、私が新人介護職時代に行った方法です。
そんな、良い接遇を毎日の勤務から行って行く事で、介護支援を覚えていきます!
ここは、要チェックです!
ただ、メモをとるだけの勤務ではそこまでの術はなかなか難しいのが現実です。
それだけ、率先力を新人介護職にも求められる時代なんですよ!
これは、パート介護職・ケアマネジャーも同じです。
以下の記事もご参照下さい!
介護職という仕事が、時代と共に進化していっていることを私は信じます!
介護と言う仕事の先を真髄を知る事
新人介護職の方々は、介護という仕事の真髄を知る事はとても難しいです。
しかし、それは日頃からチームケアを1番に考えている介護職場であれば簡単に介護の真髄を学ぶことは出来ますよ!
ここで重要なのは、新人介護職としてそんな良い介護職場へ出会えることです。
これが、実は相当難関なんですよ。
私自身も、質が良いというレベルには程遠い介護職場で働いた事がありますが、良い思い出は1つもありません!
そう言う、いわゆるブラックな介護事業者で新人介護職としてデビューすることは辞めておいたが良いです。
特に学ぶ介護支援もないですから。
そう言う介護職場は、ただただ業務を遂行すると言うだけの、工場勤務の様な感じです。
正に、介護支援と言う考え方がないんですね!
とにかく、必要な業務を完了するだけが1日の目標と言う感じです。
そんな介護事業者で働いて、やりがいって感じますか?
無いに等しいですよね。
介護支援を大切にしている職場であれば、もっと介護の先が観れる真髄を掴めるんですよ。
ここで言う、介護という仕事の先の真髄は一人一人違います。
何が言いたいかと言うと、「己の得意な介護支援の最高峰なケアが出来る」と言う事です!
そして、それをチームケアとして実践する事に繋がっていきますね。
これは、自分の良さを最大限発揮出来る介護支援と言う事です。
そう言うプロフェッショナルの領域まで介護職として活躍出来る事を、新人介護職の皆さんは意識しなければいけません!
これは、新人介護支援専門員も同じです。
私自身、そうやって介護と言う仕事を毎日勤務する中で見出して来ました。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、介護職としてプロである事が当たり前に求められる時代でもあり、「やりがい」となるからです!
人間味のある介護支援を行うことが基本
長年、介護福祉に携わる方なら直ぐに理解出来るでしょう。
介護とは、人間味のある「助け合いの精神」がそのまま介護職という仕事へなっただけなんです!
ただ、「その人間味とは何なのか?」
ここが難しい部分でもあり、新人介護職の方々にとってはそれを探す旅であると認識してください。
直ぐに見つけられるのか?何十年も掛かるのか?
それは、人それぞれです。
つまり、どれだけ介護職として「介護の真髄とは?」について日頃から意識しているかいないかと言う違いです。
お局さんの言いなりに成り下がるか、自分の介護概念をしっかり忘れない心を忘れないか?
と言う事が、解りやすい表現でしょうか。
介護の現場と言っても、様々な人間関係の中で生きていかなくてはいけません。
それは苦痛でしか無いです。
但し、良い介護支援事業者へ就職や転職が出来る事で介護に対する概念が180℃変わる事があります!
私自身がそうでした。
良い介護職場へ転職出来たからこその介護の真髄が観れた訳ですね!
自分にとって良い介護支援が出来るプロフェッショナルへとなっていく事を切に願います。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な記事を書いておりますので読んで頂けると嬉しいです!