ケアマネージャー ケアマネージャーの勉強 介護福祉士 社会福祉士 精神保健福祉士

居宅ケアマネは今から予防プランが増える

こんにちは!

前田裕です。

今回は、居宅ケアマネは今から予防プランが増えるについて考えていきたいと思います!

居宅ケアマネは、ただでさえ今でも予防プランを多く持っています。

私が5年くらい前に担当していた予防プランは5件程度でした。

しかし、私の居宅ケアマネ仲間は地域包括支援センターから大量の予防プランが舞い込んできているとの事でした。

これは、地域包括支援センターがこれからの在宅介護に置いて中枢であるべく、地域包括ケアシステムで大変になるからだと言う事です。

何故、国は居宅ケアマネの事をもっと優遇してくれないんでしょう?

居宅ケアマネには処遇改善もありません。

ケアプランの自費についての議論も消え去りました。

これではケアマネの存在意義は、ただのケアプランナーです。

しかも囲い込みに利用されてしまう始末です。

これでは、ケアマネが不人気資格となってしまう訳ですよ。

正に、貧乏暇なし状態の居宅ケアマネです。

本当にケアマネになりたくて頑張って勉強している介護福祉士もいるのに、現実を知ったら落胆してしまいますよ。

そんな事にならない様に、ケアマネとして誇りを持ち予防プランもせっせと頑張る居宅ケアマネさんにもいずれ光は見えるはずです!

居宅介護支援事業所も、予防プラン専門のケアマネを配置していく所も実はあるんですね!

それでは、そんな居宅ケアマネに予防プランが増えることで業務に滞りが生じてしまい、ケアマネの人材が不足していかない様に仕事が出来るケアマネのこれからの在り方についても考えていきたいと思います!

それでは、今回もよろしくお願いいたします!

何故、予防プランが居宅ケアマネに多く依頼されているの?

まず、地域包括支援センターの定義として「地域における介護相談の最初の窓口である」と言う所です。

これ、簡単に言っていますが「窓口」と言う部分が大きな負担と重責を地域包括支援センターは担っているのです。

どんな相談でも窓口なので、全ての相談に対応します。

こうなると、地域包括支援センターは既に業務量がパンクしているんですね!

そして、以前からかなりの予防プランを担当するケアマネが地域包括支援センターには在籍しています。

予防プランが100件とか当たり前な状態となっています。

そんな中で、地域包括ケアシステムの構築は難しいの一言です。

総合支援事業へ移行するのにもバタバタだったんですよ!

そこで、居宅ケアマネへ予防プランをお願いする事になっているんですね。

地域包括支援センターだけでは、「介護予防ケアマネジメント業務は無理ですよー」となってしまった訳です。

それを居宅介護支援事業所に丸投げされたらたまったもんじゃありません!

しかし、時代の変化は待ってはくれないんですよね。

居宅ケアマネが予防ケアプランを担う時代に変化する

予防プランと言っても、予防介護計画書を作成するだけではないですよね。

介護予防ケアマネジメント業務全てを居宅ケアマネが委託と言う形で担っている訳です。

しかも、月に要支援者1件辺り5,000円位の報酬で居宅ケアマネは予防ケアプランを請け負っているんです。

これって、鬼畜すぎやしませんか?

しかし、これからの時代は予防プランを多く受け持つ居宅ケアマネが間違いなく増えます。

介護予防ケアマネジメント業務は、要介護ケアマネジメントよりも書類が多すぎるのが一番大変な部分です。

 

ここがポイント!

私からすると、この書類関係をもっと簡素化して予防プラン自体を要介護ケアプランと同じ様に書式変更するべきだと、ここは強く願いたいですね!

次に、介護予防ケアマネジメント業務を請け負う報酬体型のアップです。

これに尽きるでしょう。

そうでもしないと、居宅ケアマネはやりがいを失ってしまいますよ!

この様に変化する事で、居宅ケアマネが予防プランを担う時代に変化する事に私自身はそこまで違和感はありません。

居宅ケアマネが地域包括支援センターとも、今まで以上に密接に関わる事も出来ますし、困難事例の相談もしやすくなります。

正直、居宅介護支援事業所も地域包括支援センターに対して結構敷居が高いと感じる居宅ケアマネもいるんですよね。

この辺りの良い融合が出来れば、地域包括支援センターとも仲良く出来る居宅ケアマネも増えます。

そして恐らく、報酬体型等この様に直ぐには変わらないものの、居宅ケアマネはこれから多くの予防プランを担っていくのは間違いありません!

予防プランを専門にする居宅ケアマネが活躍する時代

最近では、居宅介護支援事業所の転職・求人サイトに「予防プラン専門ケアマネジャー募集!」と言う求人を多く見受ける様になってきました。

これは、正にこれからの地域包括ケアシステムを考えての事や、予防プランが普通に居宅介護支援事業所へ流れまくっているかのどちらかです。

しかし、それも時代の流れです。

その様に居宅ケアマネも時代の変化に合わせていくしかないと言う事です。

それが勿論、嫌だというケアマネが大多数かもしれませんが、少子高齢化社会では仕方がありません。

そして、社会保障費の圧迫が大きな問題であると言う所ですね。

医療費の圧迫が原因で、介護保険制度は生まれました。

しかし、それでも医療費の圧迫は抑えれるどころか更に増え続けています。

国は一体、これからどう介護保険制度を改革していくんでしょうね。

しかし、色々言っても仕方がありません!

居宅ケアマネとして、やれるだけの与えられた仕事を全うして予防プランを受け入れる心の余裕を持ちましょう。

それ位しか私には言えませんが、ケアマネが居なくなっては正に介護保険制度は破綻しますから。

ケアマネジャーと言う資格を誇りに、これからの高齢化社会を救う立役者になりましょう!

予防プランの書式もいずれ変わると私は考えています。

そうでもしないと、居宅ケアマネは本当に居なくなりますよ。

未来は明るく考えて行きたいものです。

全国のケアマネの皆さん、予防プランを専門にする居宅ケアマネがこれから続々と活躍する時代が待っていますよ!

最初はきついですが、慣れていく他ありません。

又、業務の効率化の為と地域資源を有効活用出来る居宅ケアマネへ成長できると、素晴らしい在宅介護支援が出来るケアマネへと成長できるはずです!

又、地域包括ケアシステムの魅力を感じて、主任ケアマネや社会福祉士として地域包括支援センターへ転職するケアマネさんも増えるかもしれませんね!

これからの在宅介護の変化や介護保険制度について、常に情報を取り入れながらケアマネ業務を全うしましょう!

そんな質の高い居宅ケアマネが多く生まれる事を切に願います。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも、様々な記事を掲載しておりますのでご参照頂けると嬉しいです。

前田(運営者)

転職は、1日の大半の時間を使う「仕事」にかかわるものであり、給料にも大きくかかわるため『人生の決断』ともいえる大きな転機です。

「適当に決めてしまって後悔した」ということの無いように、納得いくまで相談することが重要。

担当者へ、自分に見合った就職先を伝えましょう!

介護・福祉職対応可能!専任のキャリアアドバイザーへ何なりと希望をお伝え下さい。

介護職としてもう疲れた方へ。

もう人間関係で悩まなくて良いです。

もっと精神的にやりがいを感じれる福祉の職場へ。

悩んだ時は、[マイナビ介護職]がおすすめ!

正社員から派遣社員・パートまで完全対応。

無資格未経験でも大丈夫

やりがいと人間関係を両立したい福祉職の方限定。

(社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・ケアマネジャー)は特に給与アップの可能性大です。

介護資格がなくても、ブランクがあっても大丈夫です。

そして重要な、人間関係や職場環境を他の転職サイトより詳しく知っているという声が多数な状況。

  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

人気の記事

1

介護・看護は転職が多い職業だと言われています。肉体的に大変なことや、精神的に辛くなってしまうことが多く、離職なども多いお職業です。介護という仕事を本気で好きな人が、続けていられるように「転職」について書くことにしました。この記事で少しでも印象が変わってくれれば幸いです。転職という選択肢を持つということ私は、転職という選択肢を持つことでいろいろな利点があると考えています。私自身、一度は介護を離れ...

2

精神保健福祉士で仕事をしていると「転職した方がいいのかな?」と思うこともあるでしょう。 今の給料が適正なのかわからない 職場のギスギスした人間関係が気になる 自分の上司にあたる人と馬が合わない 毎日仕事が始まるのが億劫で嫌こういった悩みを抱えていても、転職経験がなければなかなか踏み出しにくいこともあるでしょう。そういった方のために今回は転職に関する情報をまとめました。精...

3

社会福祉士で仕事をしていると「転職した方がいいのかな?」と思うこともあるでしょう。 今の給料が適正なのかわからない 職場のギスギスした人間関係が気になる 自分の上司にあたる人と馬が合わない 毎日仕事が始まるのが億劫で嫌こういった悩みを抱えていても、転職経験がなければなかなか踏み出しにくいこともあるでしょう。そういった方のために今回は転職に関する情報をまとめました。...

4

介護士として仕事をしていると「他の職場の雰囲気ってどんな感じなんだろう?」「私だけ不当に仕事が多い気がする」と思うことがあるでしょう。実際、そういう小さな疑問からストレスが貯まっていき、精神的にダメになってしまう例などもあります。今は介護施設長をしている私も、一度介護職を離れた経験も転職をした経験もあります。そんな私がおすすめする転職サイトや転職サイトの使い方を今回伝えていこうと思います。なぜ、転職を考え...

5

今回は同じ福祉系の職種である精神保健福祉士のお話をしたいと思います。精神保健福祉士の仕事内容や勤務先、そして何が大変なのか?について本音をお伝えします。精神保健福祉士の仕事内容精神障害者の保険や福祉に関わる専門的知識、および技術を持って、精神科病院、その他の医療施設で働きます。精神障害の医療を受け、または精神障害者の社会復帰を促進を図ることを目的とする施設を利用している方の社会復帰に関...

-ケアマネージャー, ケアマネージャーの勉強, 介護福祉士, 社会福祉士, 精神保健福祉士
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,