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【全パターン】介護福祉士の資格を取得するための道しるべ

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は介護福祉士の資格取得の道のりをあらゆる場合を想定して紹介していきます。

「今年こそは介護福祉士絶対に受かってやる!」

を応援します!

少しばかりでもこのブログが介護福祉士資格取得への情報になれればと思います!

それでは、中学から目指す場合、高校から目指す場合、さらには社会人から介護福祉士の資格を目指す場合とあなたの状況にあう介護福祉士になる方法をお伝えします。

介護福祉士の資格を取るには?

介護福祉士の資格を取るには主に2つの方法があります。

1つ目は2年以上の養成施設や福祉系高校での1850時間程度の過程を履修し、国家試験に合格すること。

2つ目は実務経験を3年以上積んで、実務者研修を受講して、国家試験に合格することです。

養成施設での勉強を中心にするのか、実務経験を積むことを優先するのか、自分の状況に合わせて最適の方法を選ぶことが大切です。

・現在の高校生はどんな道を行くの?

現在は一般的に高校を卒業した後、介護福祉士の養成施設に進みます。

高等学校卒業者を対象にした介護福祉士の養成施設は、2年制、3年制、4年制の3つがあります。

介護福祉士の資格を取るだけなら2年で取ることができますが、独自のカリキュラムを加えて学習の幅を広げて3年または4年の時間をかけてじっくり勉強する学校があります。

このような学校の中には、介護福祉士の資格だけでなく他にも教員免許や社会福祉士国家試験受験資格なども得られるところもあります。

また、養成施設の多くは専門学校となっていますが、中には短大や4年制大学として認可を受けていて卒業すると短大卒や大学卒の資格が取れる学校もあるようです。

・中学生から介護福祉士を目指す人は?

中学生は、福祉系の高等学校へと進学する方法があります。

高校の過程と合わせて介護福祉士養成施設で学ぶのと同様の過程を履修できるので、最短で高校卒業と同時に国家試験を受験して介護福祉士資格を得ることができます。

因みに中卒でも採用されれば、介護福祉士試験に該当する介護経験が3年あると受験できます。

・スピードだけがすべてじゃない

介護は高齢者の方や障害者の方など、さまざまな人を相手にする仕事です。

人の気持ちを理解して臨機応変に対応していく必要があるので、時間をかけて学び人生経験を生むことは全く無駄ではありません。

早く資格を取って就職することがすべてではなく、将来のことをしっかりと見据えて進路を選択することが大切です。

また、卒業後9ヶ月以上の実務経験を積まないと国家試験受験資格を得られない福祉系の高校もあります。

卒業後すぐに国家試験受験資格を得られるのか、実務経験が必要なのかはよく確認しましょう。

途中での路線変更は可能なの?

学歴によっては、もっと短い期間の通学でも介護福祉士の資格を獲得する方法があります。

福祉系の大学で社会福祉士養成のために指定科目を履修した人や社会福祉士養成施設を卒業した人、それに保育士養成施設を卒業した人は、介護福祉士になるために必要な科目の一部を履修済みということで、1年制の介護福祉士養成施設を卒業すれば国家試験受験資格を得ることができます。

このような場合は、同じ1年制でもこれまでの学歴によって入学できる施設が異なるので注意が必要です。

自分が1年制の養成施設に入学可能か分からない時は卒業した学校名や取得した単位を確認して、入学したい学校に問い合わせて確認することがおすすめです。

また4年制大学などでは最初から社会福祉士や精神保健福祉士、保育士と介護福祉士を合わせて目指せる学校もあります。

社会人の方が介護福祉士の資格を得るには?

すでに社会人で社会福祉士にも保育士にも関係がない経歴の場合は国家試験の受験資格を得るには、改めて2年以上の養成施設に入る方法と、3年以上の実務経験を積んで実務経験者研修を受講する方法の2つがあります。

養成施設で知識や技術の基礎をしっかり習得することは、資格取得後に経験を積み専門家としての力を高めていくことに役立つことでしょう。

また、学校で同じ目的を持つ仲間と出会えることも将来的に考えると大きなメリットになりますし、学校ならではの資産となります。

何かの事情で高校を卒業できなかった人でも、高卒認定に合格すれば介護福祉士養成施設に入学できます。

介護福祉士の養成施設には比較的幅広い年代の人が入学しているので年齢が高くて1人だけ浮いてしまうということは、あまりないので年齢に関してはそれほど気にすることがないように感じます。

また夜間通学の3年制の養成施設もわずかですがあります。

しかし介護福祉士の養成施設は必修科目や実習が多く生活費や学費を稼ぎながら通うことは体力的にも金銭的にも困難と感じる人が多いです。

養成施設に通う場合は、家族の援助やまとまった貯金を用意して、在学中の生活費や学費を準備しておいたほうが養成施設の学習に集中できて、より効率がいいでしょう。

また、学校によっては多少の奨学金を得られる場合もあります。

奨学金を受けたい場合は入学前にどのような制度があるのか、学校に問い合わせてみましょう。

働きながら資格取得を目指せるの?

何年も養成施設に通うことは経済的に難しい場合や、ともかく介護の仕事に飛び込んでみたいと考える場合は、3年以上の実務経験を積んで実務者研修を受講する方法もあります。

実務者研修の受講と実務経験を積む順番は自由なので、働いて実務経験を積みながら同時に通信や夜間コースでの研修を受講することもできます。

ただし、働きながら450時間に及ぶ研修カリキュラムを学ぶのはかなり大変です。

覚悟を持って取り組む必要があります。

また資格がなくても介護の仕事をすることはできますが、就職に際しては介護職員初任者研修の修了を求められることが増えています。

初任者研修は130時間、以前のホームヘルパー2級養成研修と同様です。

きちんと仕事をするためにも、できれば初任者研修は修了しておくのがおすすめです。

また、初任者研修を修了すると、実務者研修の研修時間がその分短縮されますので、働きながら実務者研修の受講を考えている場合は、仕事に就く前に初任者研修を修了しておくのがよいでしょう。

最後に、こちらの記事で介護福祉士国家試験についても書いているのでご参照して頂けると嬉しいです。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも様々な情報を掲載しておりますのでよろしくお願いいたします。

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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