こんにちは!
今回は、特養におけるユニットケアと従来型の違いについて考えていきたいと思います。
特養には従来型の施設とユニット型の施設があります。
「何が違うの?」「ユニットケアって何?」
という様な意見について考えていきたいと思います。
今回はそれぞれのメリットについて紹介していきます。
ユニットケアって難しいですが、そんな介護支援の在り方って施設介護に置いて素晴らしいと思いますよ!
これから、介護士や介護福祉士・ケアマネジャーとして転職するか悩んでいる方にも参考になるかと思います。
それでは、今回もよろしくお願いします!
【特養施設】ユニット型と従来型の違いとは?
そもそも、ユニット型と従来型(旧型特養)って何が違うのかと言うところですよね!
それでは、その2点について、いかにご説明していきたいと思います。
結構、大きな違いがあるので介護士・介護福祉士の皆さん、要チェックですよ!
先ず、お伝えしたいのがユニット型特養は29名が定員の「地域密着型施設」になります。
それでは、以下をご参照下さい!
(1)ユニット型特養について
ユニット型特養とは自宅に近い環境の介護施設で他の利用者様や介護スタッフと共同生活しながら介護サービスを受ける仕組みです。
大体、最大29名の個室と、キッチン、リビング、洗濯機、浴室等の共有スペースをひとつの生活単位として、ご自宅での生活に近い日常生活を送っていただけます。
ただし、現実ショートステイの利用者の確保の分、29名全てがユニット型特養の入所ではないユニット型特養の運営の仕方でもあります。
細かくいうと、人間何時に寝て、何時に起きるかは人それぞれですよね。
それを、個別ケアとしてその方の生活習慣に合わせて介護支援をしていくといったイメージです。
もちろん、昼夜逆転する様な介護は避ける方向での介護支援になります。
(2)従来型特等について
従来型は一つの部屋を相部屋として数人で使用する介護形態です。
食堂や浴室、リビングなどの共有部分は大人数で利用します。
2019年の現時点で、従来型の特養は設立できません。
従来型特養は、ユニットケア程の個人ケアにそこまで着目せず、時間的問題で、起床時間や食事・入浴は、従来型特養の決められた時間での介護スタイルがメインです。
もちろん、従来型特養でも個別ケアに積極的に取り組んでいる特養も、もちろんあります。
やはり、認知症ケアの大切さが幅広く周知されている証拠だと感じます。
そこで、ユニット型特養が誕生した訳です。
施設介護は、個別ケアへ重点を重きに置いていくということですね!
ユニット型特養の大変なところ
ユニット型は基本的に一対一のサービスが多くなります。
ユニット職員は基本的に一人です。
勿論、今の時代、時間的な部分で、1人のみは少ないと思います。
もしも1ユニット一人体制の時間があれば、食事介助に5人いたら一人一人起こして介助しないといけません。
これは、今としては極端な例です。
もちろん、人員的にもっと多くの介護職員の勤務時間を幅広く確保し、柔軟にユニットケアへ取り組んでいるユニット型特養は相当数増えています。
そのため、勤務表は時間別の勤務形態が多くあります。
そこで勤務表上、時間と手間もかかってしまいます。
そしてユニット型と従来型はケアの仕方や利用者様との距離感が若干違います。
従来型特養は施設全体の共同生活が基本となります。
そのためスタッフが協力しながらケアすることができます。しかし多人数を対応することになるので一体感がなければ忙しさは増します。
ユニット型特養では個別ケアを行う為に、従来型よりも介護士の確保が従来型特養よりも必要であり、相談員やケアマネ等の関連職種との連携が相当綿密に行われる事が必要になります。
ユニット型のメリットとデメリット
ユニット型は全室個室なので、利用者様のプライバシーを尊重することができます。
この辺りは、グループホームと似てますね。
また、少人数のためにより家庭に近い雰囲気の中で生活ができます。
そして個室のため感染症のリスクが軽減できるのです。
又、他入所者とのトラブルも軽減できます。
デメリットとしては建設コストや介護人材の確保が割高なため利用者様にとって料金の面で負担が大きくなります。
例えば、介護保険料の負担はユニット型特養が高いです。
又、食事についても従来型特養と比べて多少高い傾向にあります。
そして最後に・・・
ユニット型、従来型特養によって職員の働き方も違ってきます。
自分に合う働き方ができる施設を見つけられるといいですね。
そして、就職・転職する際も従来型・ユニット型特養について、自分がどちらに向いているかを考えたが良いでしょう。
それぞれの良さを鑑みて就職・転職をオススメします。
これらは、個人でハローワークでは判断しにくい所があるので、転職サイトの活用は良いと思います。
私自身、介護転職サイトで介護福祉士・ケアマネジャー・施設長と恵まれてきました。
自分自身が勤めたい・やりがいのある介護職場を見つける良い手段だと思います。
ハローワークに絞らず、広い目で自分の介護が楽しく、そしてそれなりの給与を頂ける介護保険事業所や介護保険施設へ就職出来る事を切に願います。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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