社会福祉士

社会福祉士が入退院で忙しすぎることを理解する

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、社会福祉士が入退院で忙しすぎるについて考えていきたいと思います!

ここは私としても理解して欲しい項目です。

社会福祉士の現状

いわゆる病院では、医療ソーシャルワーカー(MSW)と呼ばれています。

医療従事者は勿論、介護関係者やケアマネもお世話になっているのが社会福祉士です。

私もケアマネ時代にとてもお世話になりました。

しかし、社会福祉士は入退院の支援や調整・医師やケアマネジャー等との連携で忙しすぎる状況なんです。

何故かと言えば、それだけのパイプ役のような役割を中間的に担っているのは大変な状況だからですね!

前田(運営者)
因みに、社会福祉士は医療分野や社会的な制度・介護保険制度の活用方法の提案から地域の社会資源の紹介をしたりと普段から忙しすぎる職業です。

それだけのやりがいや責任感が伴う重要な職種が社会福祉士だと言う事です。

そして、入院・退院の調整は勿論、その後の自宅環境整備までをフォローする役割もあります。

そんな中で、特に新人社会福祉士は新規の入退院のフォローが想像以上に気を使う為に、社会福祉士としてのやりがいに悩んでいる方が多いのも現状です。

そんな昨今の社会福祉士について考えていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願いいたします!

社会福祉士は新型コロナのせいで大変

社会福祉士はただでさえ、多くの患者さんの入退院を支援しているだけでも忙しいのにいきなり新型コロナが病院の機能が一気にピリピリモードに変化しました。

感染症病棟に新型コロナ罹患者を受け入れるという重責が乗ってきた訳です。

又は、新型コロナ患者を受け入れしていない病院の社会福祉士も入退院の際に感染していないかを相当気にしながら、入退院のフォローをしている訳です。

こんな状況では、現場の看護師や医師も大変ですが受け入れ窓口である社会福祉士は、いつも以上に医師との連携や入院してくる患者さんが新型コロナに感染しているかもしれないと言う今までに無い情報を知ると言う、相当な仕事内容が生まれてしまったのです。

社会福祉士の現在の苦労とは?

社会福祉士は前述したように、今まで以上のスキルが求められている訳です。

もともと社会福祉士は医療分野の知識や福祉の分野のスキルまで幅広く知識や経験をしてきた医療ソーシャルワーカーです。

しかし、100年に1度訪れるとまで言われている世界基準の大きなウィルスが蔓延している今の世の中では、更に仕事量が増える訳です。

「もしかしたら自分も新型コロナへ感染してしまうんじゃ無いか?」そんな人としての恐怖も隣り合わせで社会福祉士として職務を全うしている訳です。

精神的にもきつい状況下で頑張っているんです。

こう言う事を理解して欲しいですね!

ただの苦労では無く、社会福祉士として現在している仕事と新型コロナとの対応で相当な精神的な苦労をしていると言う事です。

社会福祉士へ今年就職された方は、もっと大変な苦労を虐げられているでしょう。

そこで学ぶ事も大きくなると、自分に言い聞かせて敏腕社会福祉士へなれる事を切に願います。

入退院支援だけでは無い社会福祉士の仕事

社会福祉士は幅広い知識を持ち合わせていなければ、入退院支援は出来ません。

例えば社会資源1つにしても相当な知識と経験がものを言う職業です。

ケアマネですら完璧に介護保険制度と社会資源を100%知っていると言う方はいないでしょう。

時代は待ってくれはしません。

現在進行形で社会資源や医療の進歩はスピード感を持って進んでいる訳です。

その知識を社会福祉士として学び、経験しながら毎日駆け回っているんです。

こんな中で社会福祉士は入院中の患者さんの状況を医師や看護師・リハビリスタッフと共存しながら、仕事をしています。

なので、入退院だけが社会福祉士の仕事では無いと言う事を知って欲しいなと思います。

社会福祉士は障害分野や介護現場での相談員としても活躍している方も多いです。

それだけ、社会福祉士の仕事内容は幅広いと言う事です。

社会福祉士の忙しさを理解しよう!

勿論、介護現場やケアマネも受け入れで大変なのは100も承知です。

しかし、社会福祉士(MSW)と今の時代に合った協力をしながら上手く連携が取れたらいいなと思います。

社会福祉士の忙しさを理解しつつ、わざわざ何度も病院へ面会しなくても良い手段は幾らでも考えられますよね?

今の時代、面会すら無理だと思います。

介護現場や福祉現場の方々は受け入れの際のリスクをよく考えた上で病院側の社会福祉士とコンパクト且つ、内容は濃いやりとりを心がけましょう。

社会福祉士の忙しさを理解しようと言いましたが、介護現場も大変です。

お互いが上手く仕事量の負担を減らしながらやり取りが出来れば良いと言う事です。

毎日毎日、担当の社会福祉士へ電話をしていませんか?

現場の社会福祉士はPHSが毎日鳴りまくっています。

担当者も多く抱えています。

これは、ケアマネ経験者ならよく理解できる内容だと思います。

大変なのはお互い様なんです。

大変な時期ではありますが、医療と福祉がこれまで以上に上手くスムーズに連携が取れる良い機会だと思い、この時代を切り抜きましょう!

社会福祉士も忙しすぎる事で疲弊している方を多く見受けられますから。

本来の社会福祉士として「自分らしく限界を超えない仕事ができる」職場での転職も1つの考え方だと思いますよ。

でないと、潰れてしまいますから。

私は居宅ケアマネで精神的に潰れた過去がありますから。

実は社会福祉士以外にも同じ状況に追い込まれているのは精神保健福祉士も同じです。

精神科の病院もコロナ禍で大変なんです。

同じ状況の中ですから、精神科の精神保健福祉士とも前述した通りに上手く連携をとっていく事は大切ですね!

以下にも、様々な記事を書いていますので読んでいただけると嬉しです!

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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