こんにちは！
カイゴのティータイム運営者の前田裕です。
介護現場には、やたらと意識が高すぎる介護士ってどこにでも１人は居ますよね！
良い意味での介護技術や介護支援に優れているなら良いんですが意識が高すぎる介護士・介護福祉士は他の介護職員へ自分の介護観念を押し付けやすい傾向を多く観てきました。
介護保険施設で働いている時にそんな意識が高すぎる系の介護士さんを結構観てきましたね！
良いとは思いますよ！
ただし、良い介護を利用者さんや入所者さんへ提供できること自体だけで言えばですね。
そんな介護士としての介護概念を意地でも他の介護職員や看護師に押し付けるのは完全にアウトです！
何故ならば介護支援は施設だろうが在宅だろうが「チームプレーで初めて成立するから」ということですね。
なのにですよ！
介護士という仕事は専門的な知識や経験が必要不可欠です。
それだけプロの仕事ですからね！
その究極系で意識高すぎる系の介護士が生まれてしまうんでしょうね。
今回は私が２０年以上介護福祉という分野で介護士から介護福祉士・ケアマンジャー・介護施設長という経験をもとに皆さまへお伝えできればと考えます。
それでは、今回もよろしくお願い致します！
介護経験が長いと介護という仕事の虜になりやすい
介護という仕事は介護支援をする高齢者さんの人生も考えなくてはいけませんから無理に介護概念という虜になってしまいやすいんです。
そこは、介護士の人間性が大きく関与してくるんです。
または、介護経験が長くなると介護という仕事の虜になりやすいです。
私も、介護保険施設と単独型ショートステイで介護士として働いている時にそんな感情になったことがありますよ！
そこで、解ったことがあります。
自ら感じた介護はチームケアが出来ないと意味がない
チームケアが出来ないと介護現場は１００％質の高い介護支援は出来ません。
そして、意識高すぎる介護士・介護福祉士も自分が感じる介護概念を他の介護職員や看護師に共感を得れるのかは確かめたが絶対に良いです！
もしかしたら１人で無理に走り過ぎているのかもしれません。
つまり、ここで言いたいのが介護士・介護福祉士として働いているが「ONとOFFが上手く出来ていないのかな」と今まで介護従事者として生きている私からいうと感じる部分でもありますね！
今、考えるとそう感じますね。
こればかりは介護の虜になったものにしか解りませんが。
そして、そういう介護士は基本的に超が何個も付く位の真面目な性格なんですよ。
（私もなんだかんだで意味不明すぎるほど真面目過ぎていたなと感じます）
なので、そうなると介護という仕事に対しても意識が高くなり経験を積んでいけばいく程に「自分がしている介護支援は最適な介護だ！」と言う感じでどこかしら頭の中にインプットされてしまう訳です！
そして、仕事中とプライベートの境界を一緒にしてしまう思考が出来上がってしまい出来ない介護士と自分なりに見定めた方へ自分の介護観念を押し付けやすい傾向になってしまうことがあります。
ここまでくると結構重症です。
私もそうでしたから。
管理者や上司に介護概念はこうだと言わんばかりに反発していましたから。
今思うと恥ずかし過ぎますけどね。
私のブログで散々言っていますが、介護士としての介護概念が高いのは良いけれどもそれを強要してはいけなくてむしろ「チームケアに重点を置くこと」が１番重要です。
なので、相談する相手は上司が間違いなく適切です。
何故ならば介護現場での不満は全て上司へ上がっていきますからね！
介護観念の押し付けを知らないうちにしていたということもありますから。
介護士としてのその素晴らしい介護観念を無駄にしないために相談することが重要です！
つまり１人で走り抜けていては全く意味がありませんから。
そこを、チームケアに持っていける介護士になることが相当良いことですね！
介護概念を１人で考えなくても良いんです！
そもそも介護概念ってなんでしょうか？
基本原則として介護保険制度上では「要支援・要介護者の自立支援」を介護士や介護福祉士がサポートすることです。
超簡単に言いましたが、この意味を介護従事者である読者さん自ら考えてみましょう！
サポートといってもそこには「自立介護支援」ということが前提ですね。
簡単に言うと出来る残存能力があるのに、全介助をしても意味はありませんということです。
これは、介護技術や介護経験が長い意識が高い介護士・介護福祉士が単独でサポートしても意味が無いと言うことは解りますよね？
自分が出勤していない時に、一部介助で良いはずの要介護者さんを全介助でしていては意味が無いと言うことです。
なので、チームプレーとして全介護職員や医療系の他職種とも情報共有して自立介護支援を行わないと意味が無いですよと言うことです！
私が１番言いたいのは「意識が高い介護士は他の介護従事者へ自分の介護観念を押し付けるのではなく共有しましょう！」と言いたいだけなんですよ。
これが良い介護事業者であるか無いかの大きな違いにまで発展するんですね。
介護士は１人で考えなくても良いんです！
他の介護職や上司と一緒によく話し合いましょう。
直ぐに解決出来なくても良いんですいずれ良い方向に流れていきますから。
そうすると、意識が高い介護士もしっかりとONとOFFが出来る様になり良い自立介護支援が出来る様に発展していきますよ！
仕事とプライベートを分けることはとても大切ですから。
そうしないと潰れてしまいますよ。
介護という仕事は、それだけの責任とやりがいが密接に繋がっていますからね。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。
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